2010年7月10日

グノシエンヌなトルコ石 12

「やっぱり自然光のほうが、鮮明に撮れそうね」
そう言いいながら、やよい先生が私のほうへ近づき、私の背後のカーテンをバサっと全開にしました。
快晴の夏の日差しが飛び込んできて、部屋が一段と明るくなります。
もう一つの窓のカーテンも全開にされ、電気は消されました。
さっきよりも部屋全体が健康的に明るくなりました。

「本当に今日はいい天気ねえ」
やよい先生は窓辺に立ってのんきに外を眺めているようです。
「あっ、あそこで誰かこっちを見上げてるわ」
「あら、ごめんごめん、なお子には、お外見えないわね?」
言いいながら、椅子の背もたれを持って椅子ごと90度曲げて、私を窓に対して横向きにしました。
両乳首のトルコ石が激しくぶらぶら揺れます。
「あんっ、あ~んっ!」
乳首をひっぱる痛みに絶えながら私は、首を真横に曲げて窓の外を見ます。

素通しの大きなガラス窓です。
見える範囲にここより高い建物はありません。
窓ガラスの外は、一段下がって狭いベランダになっています。
1メートルくらい向こうに、今私が座っている膝の高さくらいまでの柵があります。
遠くには緑の木々がたくさん生い茂った大きな森が見えます。
これなら、下から見上げられても私の姿が見られる心配はなさそうですが・・・

そんなことを考えてる間に、やよい先生が私の右手だけロープを解いてくれました。
手首を見るとロープが食い込んだ跡がくっきりへこんでいます。
遮られていた血液が手の指に向かって流れ出し、ジーンとしびれてきます。
そんな私の手首をやよい先生がやさしく丹念にマッサージしてくれています。
そして、子猫ちゃんを固定していたリングをはずして抜き、その子猫ちゃんを私の右手に握らせました。
「さ、今度は自分の手でそれを使って、イきなさい」
私の正面にしゃがんでまたカメラを構えながら言いました。

「子猫ちゃんをしゃぶって」
カシャっ、ジーーっ。
「おっぱいにあてて」
カシャっ、ジーーっ。
「もっと悶えなさい」
カシャっ、ジーーっ。
「目線はずっとこっちを見てるのよっ!」
カシャっ、ジーーっ。
「オマンコに突っ込んで」
カシャっ、ジーーっ。
「入れたり出したりして」
カシャっ、ジーーっ。

私は言われた通りにしながら、シャッターの音にもどんどん興奮してきました。
「ああーん、もっと、もっと撮ってくださいー」
カシャっ、ジーーっ。
「あん、あん、あん、あん」
大きなよがり声が部屋に響きます。
カシャっ、ジーーっ。

「あ。フィルムなくなっちゃった」
やよい先生は、そう言うと私に近づいて来て、更に椅子を90度曲げました。
私のからだ正面が窓の外に向けられます。
「えっー!?」
もう少しでイきそうだった私の右手が止まります。
やよい先生は、まだ上に縛られたまま全開の私の左腋の下をくすぐりながら言います。
「なんだかこの部屋、すごくいやらしい臭いが充満してる気がするわね。換気をしましょう」

ガラス窓がガラガラっと開け放されました。
快晴の夏の熱気がムーっと私の無防備な全身を包みます。
住宅街なので、あまり物音は聞こえてきません。
セミの声と、ときどき下の道路を走る車の音。
照りつける直射日光に私の全身から、たちまち汗が噴出します。
ときどき弱い風が吹いて、私の髪と薄い陰毛を揺らします。

やよい先生が背後から私の顔にサングラスをかけて、耳元で言いました。
「いいわねえ。真夏の昼下がりに全裸にロープ姿で日光浴。なんならベランダに出してあげようか?」
私はぶんぶん顔を横に振ります。
「手が動いてないわよ。さっさと早くイっちゃいなさい。ぐずぐずしてるとロープの跡つけて日焼けしちゃうわよ?」
私は、子猫ちゃんをゆっくり動かし始めながら、窓の外を恐る恐る見渡しました。
まわりには、ここより背の低いマンションがいくつか建っています。
そこの窓からなら、私の上半身くらいは確実に見えるでしょう。
私はどきどきしながら、早くイかなくちゃ、と行為に集中します。

「あたしはフィルムとか、ちょっと用意することがあるから、一人でがんばっててね。ちゃんとイクのよ。イってないのにイったって嘘ついたら、その格好でベランダに閉め出すからね」
あまりの恥ずかしさと、どこかの窓が開いたらどうしよう、というスリルで私の右手の動きが激しくなります。
「あ~~んっ!」
「ぁぁぁぁぁ・・・」
つい大きな声が出てしまい、必死に声を飲み込みます。
いつもの調子で声を出したら、私の恥ずかしいえっち声が町中に響いてしまいます。

「あら、声が出なくなったわね。いいのよ遠慮しないで」
遠くからやよい先生の笑ってるような声が聞こえます。
私は無視して目をつぶり、行為に集中します。
「左のほうの向かいに5階建てのマンションがあるでしょう?」
また、やよい先生が声をかけてきます。
「そこの5階の角の部屋、見える?大学生くらいの子が住んでて、ときどきベランダで日光浴してるのよ」
私は、目を開けて言われたほうの場所を見ます。
確かに20メートルくらい向こうにそれらしいマンションがあります。
あそこのベランダからだと、私のおへそのあたりまでは、バッチリ見えちゃいます。
「どう?今日は出てきてない?」
「は、はい・・・」
「今出てくればいいもの見れるのにね。カーテンは?」
「あ、開いてます」
「じゃあ、部屋にはいるのね。出てきてくれるといいわねえ?ヘンタイ露出狂なお子さんっ」
私はまた無視して目をつぶり、声を押し殺して行為に集中します。

「ぁーぁぅぁぅぁぅ」
だんだん登りつめてきました。
ふと何かの気配を感じて目を開けると、ベランダの柵に一羽の大きなカラスが止まっていました。
ちょっと首をかしげて、私の裸をじーっと見ています。
「きゃっー!せ、先生、カ、カラスがーっ!!」
大きな声が出てしまいました。
私は手を止めて首だけ思い切り振り返り、やよい先生に助けを求めます。
やよい先生の姿は見えません。
カラスは光るものが好きって言うから、乳首のトルコ石を狙っているのかもしれません。
あの鋭いくちばしで、おっぱい突っつかれたら・・・
ジーンといやらしい妄想が広がってしまいます。

「あらー、カラスに見てもらってるの。良かったわねえ。なお子があんまり、あーっ、あーっ、言ってるから仲間だと思ったんじゃない。くちばしでオマンコつついてもらえばー?」
遠くから、やよい先生のやけにのんびりした声が聞こえました。
顔を戻すと、もうカラスはいませんでした。
もう目は開けないで、とにかくイくことだけに専念しよう。
私は右手に持った子猫ちゃんを激しく動かします。

「んんーっ、んんんんーーーーーーっ!!!」

またイきました。
からだ全体の力が抜けて、だらしなくクッションに背中を預けています。
今日何回目だろう?
ぼんやりとそんなことを考えていると、やよい先生の手でガラス窓がピシャッと締められ、内側のレースのカーテンも引かれました。
エアコンの冷気が戻ってきて、汗びっしょりのからだを心地よく癒してくれます。


グノシエンヌなトルコ石 13

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