2010年7月25日

グノシエンヌなトルコ石 29

自分でさわりたいところをさわれないもどかしさに、気がヘンになってきた頃、やよい先生が戻って来ました。
それも、全裸で。

あのイジワルそうなメガネも取って、キレイにお化粧し直しています。
すごく綺麗です。
クラス内がおおーーっとざわめきました。

「はい。休憩は終わりです」
やよい先生は、教壇の前に胸を張るようにまっすぐ立ち、私の目を見ながらつづけます。
「みなさんは、セックスは男性と女性でやるものだと思い込んでいるでしょうけど、女性と女性でも、いいんです」
「先生は、実はもりしたさんのことが大好きなんです。だから、これから先生はもりしたさんとセックスをします。みんなもよく見ていてくださいね」

やよい先生は、私のそばに来て、まずアソコを広げている洗濯バサミのおもちゃをはずしてくれました。
理不尽な張力から開放されたラビアに、ジーンと疼痛が残ります。
「あはん、あふーんっ」

そのついで、という感じで、やよい先生が自分の指二本を私のやっと閉じたアソコに無造作に突っ込み、中を掻き回しながらクリトリスをつまみ上げ、あっさりと私をイかせてくれました。
「あーーーーーっんーーーーーーーーっ!!!」
たまりにたまっていた欲求が見事に満たされて、すごい快感の渦に巻き込まれました。

ぐったりして、それでもかろうじて意識だけは保っている私をやわらかく抱きながら、腕と脚を拘束しているテープをハサミで注意深くジョキジョキ切り離していきます。
言っていた通り、肌にテープ跡も何も残らず、少しも痛くありませんでした。

腕と脚が伸ばせるようになった途端、起き上がって抱きつこうとする私をやさしく制してうつぶせにし、胸の荒縄を解き始めます。
背中の結び目を解くと、私を仰向けにして上半身を起こさせ、ゆっくりと縄を解いてくれます。
滞っていた血流が動き始めて、私は両方のおっぱい周辺にジンジンした痛みを感じています。

「急に動いちゃだめよ」
そう言いながら、私の唇を唇で塞ぎ、舌をやさしくからめながら、おっぱいと縄の跡をもみほぐすようにマッサージしてくれます。
今のやよい先生の唇は、ルージュの甘い味がします。
私は、すっかりやよい先生にからだを預けて、雨の日の猫のようにぐんにゃりしています。
しばらくそうした後、
「腕、上げられる?」
と聞かれて、ゆっくりと両手を上に上げてみます。

やよい先生は、穴あきタンクトップの裾を持って、そろそろとまくり上げ、私の両腕と頭から抜いてくれました。
全裸になった私は、やんわりとやよい先生に抱きつきました。
やよい先生も私の背中に手を回し、私の腕や肩にくちづけをくれます。
赤い口紅の跡が私の肌に残ります。

「ねえ、なお子。あたしとセックス、する?それとも、もう疲れちゃった?」
やよい先生が、私の耳元で甘く囁きます。
私は、やよい先生を抱く腕に力を込めて、唇を激しく奪い、押し倒そうとしました。
やよい先生がやんわりと顔をそむけて、笑いながら言います。
「わかった、わかった。するのね。じゃあもう、ごっこ遊びは終わり。これからは恋人同士の時間」
「なお子はそこに仰向けに寝て、目をつぶってて」

私は言われた通りに、パイプベッドに横たわって目をつぶりました。
背中と膝のところに腕が差し込まれて、からだが浮きました。

「目を開けて」
目を開けると私はやよい先生に抱え上げられていました。
「ほら。お姫様抱っこ。あたしの肩に腕をかけて」
やよい先生の顔が近づき、そのままの姿勢で唇を合わせます。
「なお子がお姫様で、あたしは女王様ね」
ゆっくりと、昨夜一緒に寝た大きなベッドのほうに歩いて行きます。
私は、やよい先生の首に両手でしがみついています。

白いシーツの上におろされると、やよい先生もベッドに上がってきて、仰向けの私のからだの上にからだを重ねてきます。
「恋人同士だから、やさしい愛撫で、しばらくまったりしましょう」
お互いのからだを撫でまわして、顔にキスをくりかえしました。

「あーーん。なお子は本当にさわるの上手ねー。さすがに毎晩オナニーで研究してるだけあるわ~」
「いじわるー。先生だって苛めるのうますぎですー」
「このおっぱいのとこの縄の跡は、2、3日消えないわね」
その跡を指でスリスリなぞりながら、やよい先生がまた私の耳元で囁きます。

私の胸に縄がじかにあたっていたところ、おっぱいの裾野と下乳のところだけ、キレイに荒縄の跡が残っています。
「タンクトップを着せたのは、そういう意図だったの。まさか腕とか縄の跡だらけでお家に帰すわけにはいかないもんね」
「本当は、裸にして二の腕ごとキツーク縛ったほうが、被虐感が出ていいんだけどねー」
そう言いながら、やよい先生は縄の跡に唇をつけて、舌でサワサワと舐めてくれます。
唇を離すと、うっすらと口紅の赤が肌に残りました。

「あ、キスマークだー!」
私が喜ぶと、やよい先生がニコっと笑って私を見ます。
「なお子は、とってもいやらしい子だけど、やっぱりまだまだ子供ねえ。本当のキスマークっていうのは、こうやって付けるのよ」
そう言いながら、私の右のおっぱい脇の肌に唇をつけて、チューっと長い間吸っています。
唇を離すと、白い肌にアザのような赤くて青っぽい内出血の跡みたいなのが残りました。
「これが大人のキスマーク。あなたはあたしのもの、っていうシルシ。あっ、あたしに付けるなら人から見えないところにしてね。首筋とかダメよ」

私は、やよい先生が私にしてくれたのと同じ位置をチューっと吸って練習してから、やよい先生の細い首の右寄りのうなじに唇をあてました。
「あーんっ、ダメよー」
やよい先生は、そう言いながらもうっとりと目を閉じて、されるがままでした。

「じゃあ、そろそろ女性同士のセックスをしようか?」
「はい。お願いします。すっごく楽しみです」
「まあ、いろんなやりかたがあるんだけど、たいていは、お互いにバイブの入れっこしたり、一本の長いディルドでつながったり・・・」
「バイブみたいなおもちゃを使うのは、結局男性のアレの代用品って感じで、なんか癪にさわるのよね。ま、確かに気持ちはいいんだけどさ」
「あたしが一番好きのは、やっぱりお互いのオマンコを擦り合わせる、通称『貝合わせ』 。せっかくオンナ同士でスルんだから。ねっ?」
「なお子は、愛液多いしクリも大きいから、絶対気持ちいいと思う」

やよい先生は、枕元に小さな麻の巾着袋を置きながら、私をじっと見つめます。
私は、どんどんどんどんワクワクしてきます。


グノシエンヌなトルコ石 30

0 件のコメント:

コメントを投稿