2010年10月2日

また雨の日にカクレガで 18

涙をぐっとこらえて、頭の中をからっぽにして、足元に神経を集中して歩いていると、やがて生い茂る木々の葉っぱのアーケードが終わり、柵の入口のところまで、ようやくたどり着きました。
雨は、カクレガを出たときより、いくぶん雨粒が小さくなって小降りになっています。
林の中にいたときよりも、表はまだずいぶん明るいです。

カズキくんは、懐中電灯を消して、内鍵をはずしてから鉄の扉を開け、私を先に表へ出してくれました。
カズキくんも表に出て、ウエストバッグから鍵を取り出し、扉の鍵をカチャンとかけます。
ずいぶん注意深くしていたつもりでしたが、やっぱりブラウスの胸元はしっとりと濡れてしまい、ノーブラのおっぱいに貼りついて、両乳首を露骨に浮き上がらせてしまっています。

幸い、まわりには相変わらず人っ子一人いないみたいですが、このノーブラ濡れスケは、かなり恥ずかしいです。
カズキくんもまた、そこをじーっと見ています。
私は、バッグを胸元まで上げて隠しつつ、ちょっと足早に歩き始めました。
カズキくんは、自分の傘をさして、黙って後ろから着いてきます。

「カズキくん、私また、ちょっとおトイレに寄るね」
「ボクも」
二人でトイレまでやって来ました。
私は、トイレで下着を着けて、駅まで着てきたワンピースに着替えるつもりでした。
トイレの入口で二人、傘をたたみます。

「なお子お姉さん・・・」
カズキくんがぽつりと言います。
「ボクのオチンチンは、見なくていいの?」
「えっ?」
「今日は、ボクが見てばっかりだったから、悪いでしょ?ボクがオシッコするとこ、見てもいいよ」
「・・・うーんとねえ・・・」
別に見たくはなかったのですが、うまい断りの言葉がみつからずにいると、カズキくんが私の手をひいて、男子トイレに連れ込まれてしまいました。

そこは、小便器が並んでいるのではなくて、溝みたいになったところをベニヤ板みたいなもので4箇所に仕切っただけのトイレでした。
あまりキレイではない内部が明るい電気に煌々と照らされています。
カズキくんは、床から一段上がったとこに立つと、半ズボンのベルトをゆるめてズボンを足元まで下ろし、パンツも下ろして、下半身裸になってから小さなサオに手を副えました。
「なお子お姉さん、見える?」

私は、カズキくんの肩越しに、カズキくんの放尿姿を見ていました。
男の子のオチンチンを見たのは、最初が小学校3年のときのお医者さんごっこ。
そして、次は・・・

今回が3回目ですが、カズキくんのカワイラシイものさえ、もはや、あまり見たくはありませんでした。
「あー恥ずかしかった」
カズキくんは、オシッコし終えるとサオをピッピっと軽く振って、雫を切ってからパンツをずり上げました。
「次は、なお子お姉さんの番ね」
「えっ?」

「わ、私がオシッコ、してるとこ、見せるの?」
「うん。ボク、女の人がオシッコしてるとこ、見たことないんだ。なお子お姉さん、見せて」
カズキくんは、あくまで無邪気に私の顔を覗き込んできます。
当然、私なら見せてくれるだろうと信じきっている顔です。
オチンチンを見て、沈み気味だった私の気持ちが、羞恥色にじんわりと染まってきます。

「で、でも、どこで?」
「確かここだけ、洋式だったんだ」
手を洗い終えたカズキくんが私の手を引きながら言います。
男子トイレの二つある個室のうち、入口のそばにあるほうの一つが、ハンディキャップのある人用に洋式で若干広く作られていました。
おそらく最近増設されたのでしょう。
新らしめの便器で、内装もオシッコのところに較べると格段にキレイです。
私は、そこに連れ込まれました。

「・・・うん、わ、わかった。カズキくんになら、見せてあげる。よ、よーく、見ててね」
私は、顔を火照らせながらバッグからウエットティッシュを取り出し、便座をキレイに拭きました。
それから、さっき穿いたばかりのラップスカートをまたはずし、下半身裸になります。
蛍光灯の明るい光の下で、恥ずかしさは倍増しています。
おまけに上半身は、濡れブラウスにノープラ。
この放尿姿晒し責めに、またムクムクと起き上がってきた左右の乳首がスケスケ・・・
もう一つおまけにカズキくん、個室のドア、閉めてくれないんです。
外には猫の子一匹、姿がありませんでしたから、たぶんおそらく、誰かがこのトイレに入ってくることはないでしょうが、それも絶対ではありません。
私は、ドキドキ震えながら、裸のお尻を便座に置きました。

私の横に立って、私の一挙一動をじーっと見ていたカズキくんは、私が便座に座ると、私の正面に来て、中腰になりました。
真上から覗き込んでいます。
「カ、カズキくん・・・そんなに見つめちゃ、は、恥ずかしい・・・」
私は、本気で恥ずかしく思っています。
下半身に力を入れるのですが、奥がムズムズするばかりで、なかなかオシッコが始まりません。
カズキくんは、しゃがみ込んで頬に両手をあてて、私のアソコを好奇心丸出しの目で真正面からじーっと見つめています。
「なかなか出てこないね?なお子お姉さん?」

やっとオシッコが始まると、今度はなかなか終わりません。
いつまでもジョロジョロと音を立てて、放出されていきます。
その間私は、顔を真っ赤にさせてうつむいて、ときどきカズキくんをチラチラうかがっていました。
カズキくんは、微動だにせず一点を見つめていました。

長い長いオシッコが終わって顔を上げると、カズキくんは、まだそのままの姿勢で動きません。
流そうと思い、便器の横に付いているパネルを見ると、男子トイレなのになぜだか、ビデ、のスイッチもありました。
良かった、と思いながらスイッチを押すと、勢いの良い水流が今の恥ずかしさでまた疼き始めた私のクリトリスを直撃しました。
「あーんっ!」
思わず声が出てしまいます。
「なお子お姉さん、また気持ちいいの?」
カズキくんの声は、なんとなく呆れているように聞こえました。
「なお子お姉さんて、本当にえっちなんだね?」
カズキくんは、ようやく立ち上がって、私の顔を見つめてニコっと笑いました。

私は、またえっちな心に火が点いてしまいます。
ここでまた、ちょっとカズキくんに弄ってもらおうか?
いえいえ、そんなことをしていたら、いつまでたっても終わりません。
私は、心を鬼にしてその欲望を振り払い、切り替えることにしました。

「あー恥ずかしかった。カズキくん、女の人のオシッコ見て、どう思った?」
「うーんとね、なんか不思議だった。男の子のほうが、やりやすいみたいだよね。持ってコントロールできるし」
「そうかな?うーんと、そうかもね」
私は、上の空で返事しながら立ち上がりました。

「カズキくん、お姉さんはここでお洋服お着替えしてから帰るけど、カズキくんは、もう遅いから、先にお家に帰っていいよ」
カズキくんは、うつむいてしまいます。
「ううん、ボク待ってる。それで途中までお姉さんと一緒に帰る」
「そんなこと言って、カズキくん、なお子のお着替え見たいだけでしょ?」
「えへへー」
カズキくんが顔を上げて笑います。
「カズキくんも本当に、えっち、だね」
私は、カズキくんの顔を見つめてニコっと笑いました。

濡れたブラウスを脱いで、また全裸になりました。
バッグから半乾きのブラを取り出して、肩紐を両腕に通します。
明るい蛍光灯の下で、カズキくんに見せつけるように、ゆっくりとおっぱいをカップに包みます。
便器のふたを閉めて、その上に裸のお尻で腰掛けました。
ブラのホックははめないまま、立っているカズキくんの目を見て問いかけます。

「カズキくん?」
「はい?」
「この後、お家に帰ったら、なるべくオネーチャンにカズキくんの濡れちゃった姿を見られないよーに、すぐお風呂場に行って、お風呂用意してなかったら、シャワーだけでも、浴びなさい。一人でもできるよね?」
「うん」
「そのときに、今着ているお洋服も全部持って入って、シャワーで濡らして軽く洗っちゃいなさい。石鹸は使わなくていいから」
「はい」
「それで、出るとき、洗濯のところに絞って入れておきなさい」
「はーい」

「それじゃあ、このホックをはめてくれる?」
私は、便器からお尻を上げて中腰になり、カップにゆるく包まれたおっぱいをカズキくんに突き出します。
「このホックのコレにココを差し込んでパチンてして」
カズキくんの小さな指が私のブラのフロントホックをはめてくれました。


また雨の日にカクレガで 19

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