2010年12月23日

図書室で待ちぼうけ 12

「森下さんのからだ、なんだかすごく熱くなってる・・・えっちな写真見てコーフンしちゃったの?うふっ、カワイイな」
耳元で、低い声でささやかれました。
相原さんの右腕は、私の右二の腕の上を通ってバストを覆うように回され、手のひらがブラウスの上から、私の左おっぱいを包み込むようにやんわりと置かれました。
左腕は、私の左腋をくぐって、私のウエストのあたりを抱えるようにからみついています。
「森下さんの心臓がすごくドキドキしているのが、はっきりわかる・・・」
私の左おっぱいを包む右手に少し力が入って、揉みしだくように2、3度掴んできます。

私は、背中に押し付けられた相原さんの二つのふくらみのやわらかさを感じながら、どう反応していいのかわからず、黙って、されるがままになっていました。
「森下さんの髪の毛、サラサラでいい匂い・・・」
相原さんが私の後頭部に自分の顔をスリスリしながらつづけます。
「こうしていると、すごくいい気持ち・・・」

それは私も同じでした。
相原さんに背後から素肌を密着されて、抱きしめるように両腕をからめられて、どんどん、えっちな気分メーターのゲージが上がってきています。

「ねえ森下さん、このままゆっくり、立ち上がってみて」
相原さんは、少しだけ私を抱く腕の力を緩め、耳元に唇を寄せてささやいてきます。
私の耳にかかる吐息に艶っぽい湿度を感じて、ゾクゾクっと気持ちのいい波が全身に押し寄せてきます。
私は、言われた通りに、おずおずと椅子から腰を浮かせ始めます。
私の腰が伸びるにつれて、背後の相原さんも姿勢を起こしているようです。
私の膝の上にいたカエルさんのぬいぐるみが、ゆっくりと床の絨毯に滑り落ちていきました。

二人は完全に立ち上がり、相原さんは背後から、一層からだを押し付けてきました。
私のふくらはぎにまで、自分の脛をピッタリ密着させてきます。
少しふらつく私たち。
相原さんの生足と私の生足が、内へ外へとからまります。
しばらくそうして密着した後、少しだけからだが離されて、私のウエストを押さえていた相原さんの左腕がはずれました。
相原さんが私の右肩に自分の顎を乗せてきます。
右耳に吹きかけられた吐息にハっとして顔を右に向けると、相原さんの端正なお顔が、間1センチも無い至近距離にありました。
相原さんが唇の両端を少し上げて、ニって笑います。

そうしている間に、私の左手は相原さんの左手に掴まれて、背後に誘導されました。
私の左手の指先が相原さんの素肌に触れます。
位置関係から言って、私の左手が触れたのは、相原さんの両太腿の付け根付近のはずです。
私の全身がますます熱くなってきてしまいます。

「昨夜お風呂に入ったら、すこーしだけどまた生え始めていて、すこーしだけザラザラチクチクしてたの」
「それもそれでなんだかすごくえっちな感じだったんだけど、森下さんにはやっぱり、ツルツルな感触を味わってもらいたくて」
「だから昨夜もう一度、丁寧にキレイに剃り落としたの、森下さんのために」
「どう?さわった感じは?・・・」
相原さんは、私の肩に顎を乗せたまま、耳元に湿った熱い息を吹きかけてきます。

「・・・ツルツルで・・・スベスベで、気持ちいい・・・」
「ねえ、もっとその手を動かして。わたしのココ、たくさん撫ぜてみて」
私の左手を誘導していた自分の左手をはずして、再び左腕を私のウエストにからめ、からだを密着させてきました。
私のお尻のちょっと上あたりと、相原さんのツルツルな土手とに、私の左手が挟まれました。
私は、遠慮して閉じ気味だった左手の指に力を入れて開き、手のひらを相原さんの土手に密着させます。
中指の先がちょうど相原さんのアソコの割れ始めに届きました。
汗ばんだ感じに湿っています。
「あはんっ!」
相原さんが小さくため息を洩らします。
それと同時に、相原さんの右手が私の左おっぱいを強く掴みました。
「ああんっ!やんっ!」
私も思わず声をあげてしまいます。
「やんっ、だって。カワイイー、森下さん!」
相原さんは、頬ずりするように顔を私に寄せてきて、私の左おっぱいを掴んだ右手をゆっくりと動かし、やさしく揉み始めました。
「あ、相原さんっ・・・だっ、だめえぇ・・」
私は、肩を左右に振って身悶えしてしまいますが、相原さんの左腕がしっかりと私のウエストをホールドしていて、逃がしてくれません。
仕方がないので、私も左手のひらをサワサワと動かして、相原さんの無毛な土手をくすぐります。
左腕を少し下へ伸ばすと、中指が相原さんの亀裂までラクに届きました。
汗とはまったく違うヌルっとした液体の感触を中指に感じながら、私は、無意識のうちに相原さんの一番敏感なはずな突起部分を探していました。

「はあーんっ!」
私の中指の先がソコを強く押した瞬間、私の左胸を揉んでいた手の動きが止まり、相原さんのからだが後ろに大きくのけぞって、悩ましい啼き声をあげました。

「あーんっ・・・もうがまんできないぃ・・・」
相原さんが小さく言って私のからだを離し、私の両肩を軽く持って体勢を変えさせ、至近距離で向き合う格好になりました。
「森下さん、ひとりえっち、まだちゃんとしたことない、って言ってた、よね?」
うわずった色っぽい声で聞いてきます。
「う、うん・・・」
私は、若干の罪の意識を感じながらも、うなずきます。
「うふっ。これから、わたしがやりかた、教えてあげる」

相原さんが私の顔をじっと見つめます。
相原さんのワンピースは、両肩がだらしなく落ちて、かろうじて両肘のところで止まっています。
前がすっかりはだけてウエストから下の部分は盛大にねじれて、お尻のほうに回ってしまい、もはや服としての役目をまったく放棄しています。
薄暗がりの中で、全身が露になっている細身な相原さんの白い素肌は、ところどころが上気してるせいなのか、はたまた私に抱きついていて擦れたせいなのか、赤くまだらになっていて、すごくえっちな感じです。
呼吸を乱して上下している薄っすら汗ばんだ肌の艶かしい動き。
私は、相原さんの全身を上から下へ、舐めるように見入ってしまいました。

私の視線の動きを追うように見ていた相原さんは、ふいに顎を引いて、私の顔から視線を少し下に下げて、私の胸の谷間あたりを凝視してきました。

「あっ!」
私のブラウスもいつのまにか、上から三番目までボタンがはずされていました。
相原さんの仕業でしょう。
水色レースのブラジャーがほとんど見えてしまっています。
ブラジャーの形に沿って、しっとり汗ばんでいます。
私は、あわててブラウスの前をかき合わせた後、恥ずかしさにどきどきしながら、相原さんの顔を見つめました。
相原さんがニッコリ微笑みます。
私は、ボタンをはめ直さずに、このままの格好でいることにしました。

「わたしがいつもやっているように、やってみせてあげるから、森下さん、よーく見てて、ね?」
私がかすかにうなずくと、相原さんは私の右手を取って、大股でベッドのほうへ連れていきました。

さっき見ていたパソコンの置いてある机から、対角線上の反対の壁際に置いてあるベッドの上には、柔らかそうな羽毛らしきお布団を包む、薄いピンクでカワイらしいお花柄のベッドカバーがまっ平らに掛けてあって、まるでホテルのベッドメイクのよう。
枕元には、見るからにふかふかしてそうな大きな白い枕が置いてあります。
一人で寝るには、ちょっと広すぎるくらいの大きなお姫様ベッドです。

相原さんは、ワンピースの布を両腕から抜いて足元に落とし、完全に、一糸まとわぬ姿になりました。
それから大股でベッドの上に上がり、枕元にあった枕を壁際にどかして、細かい装飾が施されたロココ調の背もたれに背中をあずけ、両脚を揃えてまっすぐ前に投げ出して座ってから、私に手招きしました。
「森下さんは、ベッドの縁にでも腰掛けてて。あ、もちろん、上がって来ちゃってもいいけど」
私は、相原さんが投げ出している足先から50センチくらい離れたベッドの縁に、相原さんのほうを向いて、浅く横座りしました。
ベッドの羽毛は、フカフカです。
「もっと近くに来て、ね?足のすぐ横くらい」
言われて私は、少し枕側にお尻を移動します。
薄闇に浮かぶ相原さんの白い裸身がまぶしくて視線を落とすと、すぐ横に相原さんの白くてしなやかな両脛が投げ出されています。

「まず、自分の頭の中をえっちなことでいっぱいにするの」
相原さんは、私の顔をじっと見ながら、微笑を含んだ表情で低く言いました。
「わたしは、今日は、森下さんとわたしでえっちなことをしているのを想像する。ちょうど森下さん、そこにいるし」
そんなことを言いながらイタズラっぽくニコっと笑います。

それから、相原さんは両目を軽くつぶり、少し顎を上に上げて、何かを夢想するような表情になりました。
私は、相原さんの視線から解放されて、相原さんの胸と下半身を交互にしげしげと、思う存分見比べます。
相原さんの乳首は、ピンク色で、小さめで、今はツンと上を向いて背伸びしています。
両脚は、まだぴったりと閉じたままです。
毛がまったくない土手は、本当に小学生のようでカワイイのに、なぜだかかえっていやらしい感じがしてきます。
この両脚も、やがて大きく開かれるはずです。
そしたら・・・
私はうつむいて、自分のからだに視線をやりました。

私の乳首も、相原さんのお部屋に入ってから、ずーーっとブラの下で尖りっぱなしです。
もちろん、ショーツの中も、後から後から湧き出てきていて、クロッチ部分はヌルヌルになって布の色も変わっているはずです。
相原さんに見られたら、感じていることが一発でバレバレでしょう。
何て言い訳すればいいのかな・・・

「あんっ!」
「うーふーんっ」
「ん、んーんっ・・・」
目を伏せて、そんなことを考えていたら、相原さんの小さな喘ぎ声が聞こえてきました。
私は、あわてて視線を相原さんの全身に戻します。
相原さんは、いつのまにか両手を自分の胸のところにあてがって、まさぐり始めていました。
右手の指先で自分の右の乳首をつまんで軽くひっぱっています。
左手は左の乳房をゆっくり、揉みしだいています。
両脚が内股になって、右膝が左膝の上に乗っています。

「ああんっ!そう、そう・・・森下さん、もっと、もっと強く・・・」
目をつぶったまま悩ましい顔をしている相原さんの歪んだ唇から、そんな言葉が洩れてきて、私の心臓が激しくドキンと高鳴りました。


図書室で待ちぼうけ 13

2 件のコメント:

  1. こんにちは、直子さん
    今日は12月24日
    サンタさんのキャップが画面に降りそそいでいますね。
    とても可愛いと思います。
    直子さんところにサンタさんが来るといいですね。
    (ひょっとしてもう来たかな?)

    小説の方は始まっちゃいました。
    この後の展開はどうなるのか、年内楽しみにお待ちしてます。

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  2. あおいさま
    メリークリスマスです。
    いつもコメントありがとうございます。

    サンタさんキャップは、海外のBloggerさんのとこでみつけ
    て、可愛かったのでやってみました。
    でも、これJava使ってるから、ちょっとページが重くなって
    若干読むのにはうっとーしーかも・・・
    クリスマス過ぎたらスグはずしますので、もうちょっとがま
    んしてくださいね。(≧∀≦)ノ 

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