2011年1月22日

図書室で待ちぼうけ 21

スカートの裾を気にしつつ、早足で家路を急ぎました。
夜7時前の駅前通りは、通勤やお買い物帰りらしい人たちがたくさん歩いていました。
こんなところで転んでスカートがまくれたりしたら・・・
交通事故に巻き込まれて倒れてしまったら・・・
そんなことを想像するだけで、カーッと頭に血が上ってしまいます。

家に着いて、母への挨拶もそこそこに自分のお部屋に飛び込みます。
スカートをまくり上げて、自分のアソコに手をやります。
溢れ出すほどではありませんが、ジットリと濡れていました。
相原さんのお部屋やお風呂場で、あんなに何回も何回もイったのに、また、です。
アソコを少し広げてティッシュで丁寧に拭きとってから、新しいショーツを穿きました。

その夜。
ベッドに寝転がって今日の出来事を思い出しました。
初めて、な体験ばかりでした。

初めてインターネットのえっちなページを見ました。
初めて他の人がオナニーしているところを見ました。
初めて唇と唇のキスをしました。
初めて他の人の裸のからだをあちこちさわりました。
初めて他の人に裸のからだをあちこちさわられました。
初めてのピンクローター。
初めて他の人の指でイかされました。
初めて他の人の前でオナニーをしました。
初めてノーパンで町に出ました。

こんなにたくさんの、初めて、をくれた相原さんのことが大好きになっていました。
相原さんとキスをして、お互いのからだをまさぐりあって、相原さんのアソコに指を入れて、相原さんにも指を入れてもらって、お互いに気持ち良くなって・・・
からだのあちこちにまだ残っている相原さんからの愛撫の感触をたまらなく愛おしく感じていました。

でもその夜は、さすがに頭もからだも疲れてきっていたようで、オナニーがしたいと思いながらもまもなくグッスリ眠ってしまいました。
翌日曜日、母がお昼からお出かけでお家に誰もいないのをいいことに、午後中ずっと、お部屋の姿見の前で裸になって思う存分、相原さんとのあれこれで思い出しオナニーをしました。
妄想の中の相原さんは、本当の相原さんよりもっとイジワルでした。
私のお尻をぶったり、イきそうになると焦らしていやらしい言葉を投げつけたりもしました。
すっごく気持ち良くって、何回も何回もイきました。

次の週の火曜日。
湿度高めな蒸し暑い一日。
その日も相変わらずヒマな図書室でした。

相原さんが図書室に現われたのは、退室時間間近でした。
私は、相原さんに早く会いたいと思っていたので、なかなか姿を現わさない相原さんにヤキモキしていました。
補佐の後輩の子にも早く上がってもらっていたので、相原さんが来たときには、図書室には私しかいませんでした。
相原さんは、まっすぐにカウンターまで来てニッコリ笑ってから、
「先に教室で待ってる、ね」
って告げるとすぐ図書室を出て行きました。
閉室時間までまだ5分くらいあったのですが、私は手早く片付けをして図書室を閉め、相原さんが待つ教室へと急ぎました。

「この間は、お疲れさま。すっごく楽しかった、ね?」
なんだか照れ臭そうに笑いながら、相原さんが手招きをします。
いつもの時間のいつもの教室、いつもの席。
相原さんは、今日は上着は着てなくて、半袖ブラウス姿でした。
ブラジャーもちゃんと着けているようです。

「こう蒸し暑いと、さすがにブレザーはカンベンして、って感じ。で、上着着てないとノーブラもマズイっしょ?」
私の視線を追っていたらしい相原さんが弁解するみたいに言いました。
「でも、ノーパンにはなってるんだ。自分で設定したお約束だし。ほら」
そう言って立ち上がると、私の目の前でスカートをバサッっとまくり上げました。
相原さんの無毛なアソコが目に飛び込んできます。
私は、思わず顔がほころんでしまいます。

「でも、どうもあの日森下さんと遊んだことで、わたしのえっち心が大いに満足しちゃったみたいで、発情期が去ってっちゃったみたいなんだ」
「今は、あんましえっちな気分になれない、って言うか・・・興味が向かないって言うか・・・」
相原さんは、すぐにスカートを戻して席に座り直しました。

私は、ひそかにがっがりです。
私は、あれからずーっとえっちモード全開でした。
ふっと気がつくと、いつも相原さんとのことばかりを考えていました。
相原さんとこんなことをしてみたい、あんなことをしてみたい、って妄想ばっかりしていました。

「だから、今日は森下さんと普通におしゃべりしようと思って」
相原さんにその気が無いのであれば仕方ありません。
私たちは、好きなマンガや音楽、お洋服やお化粧のこと、学校でのあれこれや進路のことなんかをたくさんおしゃべりしました。
やっぱり相原さんと私は波長が合うみたいで、えっちなことじゃなくても、とっても楽しくおしゃべりできました。
私は、進路をまだはっきり決めていなくて、とりあえず共学じゃなくて女子高へ行く、くらいしか考えていなかったのですが、相原さんも同じらしく、一緒の高校に行けるようにがんばろうね、なんて誓い合ったりもしました。

「そう言えば今週末だよね?パーティ」
「うん。あの翌日、母親と繁華街のブティックに車で行って、綺麗なドレス買ってもらったんだ。オトナっぽいブルー系でツヤツヤした生地の肩が出ちゃうやつ。もちろんショールもするんだけど」
「へー。いいなあ」
「もしもパーティがつまらなくても、あのドレス買ってもらえただけでおっけー、って感じ。キレイなアクセサリーとかも買ってもらったし。写真撮ったら見せてあげる」
「うんっ!」

「あ、そうだった!また忘れるとこだった」
あと15分くらいで最終下校時刻、ってなった頃、相原さんが自分のバッグをガサゴソして何かを取り出しました。
「これ」
相原さんが見せてくれたのは、学校に持って来ることは禁止されている携帯電話でした。
「せっかく森下さんていうパートナーが出来たのだから、えっちな写真撮ってもらおうって思ってて、いつも忘れちゃってたの」
「今はえっち気分薄れてるけど、せっかくだから撮ってくれる?」

相原さんが私の手を取って、そのケータイでの写真の撮りかたを教えてくれました。
二人で黒板の前の陽が当たる明るめな場所に移動します。
「一人でセルフ撮りしても、なかなかいい感じに撮れなくてさ」
相原さんが黒板をバックにして、私の前に立ちました。
パサッとスカートをまくり上げます。
「撮って」
私は、ケータイのレンズを相原さんの下半身に向けてシャッターを押しました。
カシャーッって音がして、ケータイの画面に相原さんの無毛なアソコが固定されました。
毛穴のプツプツや割れ始めのスジまでクッキリ画面に残されています。

「全身も」
そう言われて私は後ずさりし、画面に相原さんの全身が入るように調整します。
「ねえ?お顔も写しちゃって、いいの?それとも首から下?」
私は、どきどきが早くなるのを感じながら尋ねます。
「あ、うん。別にいいよ。別に誰に見せるワケでもないから」
相原さんは、スカートの裾を両手で胸の下あたりに上げて掴んだまま、なんでもなさそうにそう言って笑います。
「それじゃーいきまーす」
私が言うと、急に笑顔をひっこめて、なんとも言えない恥ずかしそうなお顔を作りました。
カシャーッ!
ケータイ画面に映し出された相原さんの姿は、いたいけな女子中学生がイジメかなんかで誰かに命令されて無理矢理お教室でスカートをまくらされているようにも見えて、私はゾクゾクっと感じてしまいます。
「もう一枚」
カシャーッ!
「もう一枚」
カシャーッ!
相原さんは、教壇にもたれたりお尻を出したり、さざまなポーズを作りました。
それを私はどきどきしながら夢中でカシャカシャ撮影しました。

「シャッターのカシャカシャっていう音を聞いていたらなんだか、からだがだんだんコーフンしてきちゃった・・・」
その言葉通りに紅潮した頬の相原さんは、
「ちょっと待ってて」
と言うと、うつむいてブラウスのボタンをはずし始めました。
私は、ケータイを片手にじーっとそんな相原さんをワクワク見つめます。

ブラウスのボタンをすっかりはずした相原さんのはだけた胸に、白いレースのブラジャーが見えています。
どうするつもりなのかなー、って見ていると、相原さんはブラを着けたまま両方のカップをお腹のほうにグイッとズリ下げました。
カップから解放された二つの乳房のふくらみがプルッと現われて、ツンとしたピンクの乳首も露になりました。
ズリ下げられたブラの二つのカップ上縁がそれぞれ左右の下乳を持ち上げているので、尖った両乳首がなおさら上を向いて伸び上がっているように見えます。
「こういうのって、なんだか無理矢理脱がされた感があって、よくない?」
相原さんがニッと笑います。
私は、ゴクンとツバを飲み込んでからケータイを構えました。


図書室で待ちぼうけ 22

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