2011年3月6日

メールでロープ 10

「直子はお外で裸になって、オナニーしてイっちゃうヘンタイ女です・・・」
小さくつぶやくように声に出して、左腕で乳首の洗濯バサミを激しく揺らします。
「やよい先生に教えてもらったんです・・・」
右手で、子猫ちゃんを咥えているお口のすぐ上のお豆を強くつまみます。
「んんーーーっ!やよい先生、大好きです・・・」
両目を開けて大空にやよい先生のお顔を思い描きます。
「もうイきます・・・イっちゃいますぅ・・・だから、だからぁ・・・」
意味不明なことを口走りつつ、左手で洗濯バサミを揺らし、右手でクリトリス周辺を嬲ります。
子猫ちゃんの震動と同じくらい強く、早く、細かく・・・
最大級の波がやって来ました。

「んぐぅーーーーーーーっ!!!」
からだ中の血液がアソコに向かって急激に流れ込んでくるような収束感から、からだ全体がフワッと青空高く舞い上がるような高揚感と共に快感がからだの隅々にまで飛び散って、一瞬意識がトんで、すぐに戻り、私のからだはデッキチェアの上でビクンビクン跳び跳ねていました。

「はあ、はあ、はあ・・・・」
からだ中の力が抜けてぐったりしているのに、それでも子猫ちゃんだけはまだ、健気に中で震えつづけていました。
もう満足・・・これ以上無理・・・
快感の余韻の中、緩慢に右手を伸ばして子猫ちゃんのスイッチを切ろうとしました。
でも、右手の指先が子猫ちゃんの柄に触れた瞬間、カチリと私の中で新たな被虐のスイッチが入りました。
もっともっとめちゃくちゃになっちゃいたい・・・
気がつくと子猫ちゃんの柄を右手に握り、腰をスライドさせて子猫ちゃんの頭を激しく出し挿れしていました。

「あんっ!あんっ!あんっ!あーーっ!」
押し殺しても洩れてしまう声、止まらない腰と右手・・・
「んーーっ、んーーっ、ぬーーーんっ!」
左手は、洗濯バサミごと右のおっぱいをむちゃくちゃに揉んでいました。
痛いのが気持ちいいっ!
そうはっきり自覚していました。

やがてさっきよりもさらに大きな波がやって来て、私は呆気なく飲み込まれます。
「ぬぐぅーーんっ、んっ!んっ!んーーーんんっ!!!」
私のアソコからすけべな液体がビチャっと大げさに飛び散り、私の右手は震える子猫ちゃんを握ったまま、デッキチェアの外にだらんと垂れ下がりました。

「はあ、はあ、はあ・・・」
気持ち、良かったぁ・・・

からだは、ちょっと動かすのも億劫なくらい疲れきっていました。
でも、頭の中は今までにないくらいスッキリシャッキリしていました。
心地良い疲労感と満足感。
閉じた瞼の裏に、クッキリとやよい先生の魅力的な笑顔が映っていました。
やよい先生と知り合えて、えっちなアソビをご一緒できて、本当に良かったと心の底から思いました。

遠くから夕方5時を告げるチャイムが聞こえてきました。
えっちモードは終了です。
さあ、さっさとお片付けしちゃいましょう。
からだを起こした私は、なんだか新しく生まれ変わったみたいに清々しい気持ちになっていました。

汗まみれのからだをバスタオルで拭い、そのタオルをまたからだに巻きつけてからデッキチェアをかたし、シーツを手早く取り込んでベランダを後にします。
お部屋に戻ってスポーツドリンクを一口飲んでから、今日私を楽しませてくれたお道具たちを元通りにしまいました。
私のえっち液で汚してしまった輪っか付き赤いロープとレインコート、子猫ちゃん、そして新しいバスタオルを片手に持ち、バスルームに向かいます。
リビングに寄ってインターフォンも留守番電話も元に戻します。
もう5時20分になっていました。

シャワーをゆっくり浴びながら、赤いロープとレインコートと子猫ちゃんもついでにキレイに洗いました。
からだも髪も丁寧に洗い、脱衣室に出てからだを拭いていたら、母が帰って来ました。
「あら、なおちゃん。こんな時間にシャワー?」
母が脱衣室のドア越しに問いかけてきます。
「う、うん。ちょっとお部屋でストレッチがんばってたら、はりきりすぎてたくさん汗かいちゃったから・・・」
「あらあら、それじゃあ、お腹も空いてるでしょう?今日は美味しそうなもの、たっくさん買ってきたから、一息ついたら階下へ下りてらっしゃい」
「はーいっ!」

それからしばらくは、憑き物が落ちて頭の中からすべてのえっち的興味が消え失せちゃったみたいに、普通な感じで楽しく過ごしました。
ともちゃんとお庭で遊んだり、高校のお友達とショッピングに行ったり。
やよい先生に最後のお別れを言えなかったあの日の翌日、生理が来ました。

久しぶりにしーちゃんとも会いました。
その日、なおちゃんなら絶対ハマルと思う、っていうコメントと共にしーちゃんが貸してくれたすごく古いゲーム・・・風水師になって、近未来みたいな妖しい感じな香港ぽい町の風水を見立て直す、っていうゲームがすっごく面白くって、何日も徹夜しちゃいました。

やよい先生から最初のメールが来たのは、やよい先生が東京にお引越してから4日後の夜でした。
やっとなんとか落ち着いてきたから、近々最初の課題をメールする、っていう内容でした。
私はすぐに、会えなくて寂しいとか、バレエの新しい先生のこととか、課題が楽しみとか、とりとめのない長文メールを返してしまいました。
送った次の日にちょっと反省・・・

そのまた4日後、やよい先生から携帯電話に短いメールが入りました。
昨夜郵便で小さな荷物を送ったので、受け取ったらメールで教えること、その後にパソコンのほうへ最初の課題のメールをくれる、とのことでした。
昨夜出したのであれば、たぶん明日には届くでしょう。
なんだかどきどきしてきて、私は、自分の中にえっち的興味が復活しつつあることに気がつきました。

その日の夜は、3時過ぎまでかかって、とうとう風水師のゲームをクリアしたので、起きたのは10時過ぎでした。
我が家に郵便屋さんが配達に来るのは、だいたい午後の2時過ぎ。
その日も昼間は誰も家にいなかったので、私は2時近くなるとTシャツにショートパンツ姿でお庭のウッドデッキに出て、冷蔵庫から出してきたカップアイスを食べながら郵便屋さんがくるのを、ワクワクして待ちました。

郵便物がポストに落ちるのと同時に駆け出して、やよい先生からの郵便物を確保します。
20センチ四方くらいで厚さが3センチくらいの小さな荷物でした。
すぐに自分のお部屋に戻り、中身を確かめます。
無地で1から6までの番号が入ったCDロムが6枚と小さなUSBメモリが1本。
それだけでした。
お手紙とかメモ書きとかはまったく入っていません。
何なんだろう?

私は、少し戸惑いながらもとりあえず言われた通りに、荷物を受け取りました、というメールを送りました。


メールでロープ 11

2 件のコメント:

  1. そっか言われて改めて気がついた。
    ここまでオナシーンでどっぷり浸かってワクワクしていましたが、
    そうそうタイトルは『メールでロープ』!!
    今まではタイトルに沿った話じゃなかったんですよね。

    エッチでドえむななおこ。

    やよい先生のメールでもっと恥ずかしい事を・・・
    逝きまくるなおこのあえぎ声を聞きたいですよね。

    返信削除
  2. あおいさま

    そうなんです。私の場合、本題に入る前までがいっつも長くなっちゃうのです・・・
    短かくきりあげようとは思っているんですけど・・・
    ピー(-。-;)アセアセ

    返信削除