2013年7月28日

独り暮らしと私 20

 そんなふうにして私の全裸日常生活は、その後5日間つづきました。
 思いついた日から数えてちょうど一週間。
 5日で途切れてしまった理由は、ムラムラが治まってしまったのでも、飽きてしまったのでもありません。
 夏休みの最後の一週間は、実家で過ごすことを以前から母と約束していたから。
 このお約束が無ければ、もっともっとつづけていたことでしょう。
 そのくらい、すっかり気に入っていました。

 その5日間のあいだに、今までに経験したえっちな遊びのほとんどを復習しました。
 やよい先生から教えていただいた、コブの出来たロープにまたがっての股間責めや、輪っかの器具で秘部を広げたままスースーするお薬を塗ってのまんぐり返し放置。
 シーナさまに教わった、アイスタイマーによるセルフ拘束長時間イカセっぱ責め。
 お久しぶりな本格的お浣腸プレイ、などなど・・・
 普段だと準備が面倒だったり、後片付けが億劫だったりなプレイを、ここぞとばかりにやりまくりました。

 ミイコさま主演の自縛ビデオを見直して、縛り方もひと通りおさらいしましたし、今まで撮っていただいたり課題でセルフ撮りした、自分の恥ずかしい写真や映像もすべて見直しました。
 それらの合間にも、洗濯機さまに犯され、強力シャワーにつらぬかれ、赤いローソクで彩られ・・・
 世の中が朝だろうが真昼間だろうがおかまいなしに、ひたすら本能の赴くままに自分のからだへの快感を追求しつづけました。

 ただ、3日目くらいから、全裸でいること、に慣れてきちゃったようにも思い始めていました。
 お部屋で、自分の裸が鏡やガラスに映っても、最初の頃に感じたような恥ずかしさやコーフンを、さほど感じなくなっている自分に気づいたのです。
 裸でいるのが普通な日常となり、非日常、と感じられなくなってきたのでしょう。
 常に全裸でいなければならないのは、妄想の女主さまからのご命令で、その妄想に埋没しているあいだは、裸を強制されているという被虐感に羞恥も覚えるのですが、素の状態になったとき、裸がただのラクな格好になりつつあったのだと思います。

 全裸での日常生活は、性的刺激の意味合いをオミットしたとしても、なんて言うか、開放的で気楽で、過ごしやすいと感じ始めていました。
 それまでずっと、お部屋でもそれなりにきちんとした格好で過ごしてきた私にとって、一日中、下着のゴムやカップやワイヤーに束縛されない乳房や下腹部が、下着を着けているときよりも自然でのびのびしているようで、からだにも心にも良い影響があるように思えました。
 でも一方では、裸でいることに慣れ過ぎて羞恥心が薄れてしまったり、気楽過ぎてだらしなくなっちゃうのは良くないな、とも思っていました。

 3日目の夕方。
 全裸、にこだわることをいったん置いて、薄れてきた恥ずかしさを取り戻すためにも、自分にとっての、全裸よりもっとはしたなく恥ずかしい格好、を真剣に考えてみることにしました。
 私の大好きな、非日常、を常に感じさせてくれるような、そんな普遍的にいやらしい格好。

 たとえば、ロープでぎっちりと亀甲縛りのまま暮らせば、これはどう見てもヘンタイさんそのものな信じられない格好ですが、ずっと縛ったままだと、絶対からだを悪くしちゃうでしょう。
 下着だけ、とか、レオタードや水着、えっちぽいコスプレなんかで過ごしても、遅かれ早かれ、いずれ慣れちゃうだろうし。
 ゆうこ先生が着ていたような、ピンポイントに隠せるだけの超大胆なマイクロビキニなら、かなり理想に近い、非日常的着衣、な気がしますが、生憎持っていないし・・・

 いろいろごちゃごちゃ考えた末、何か身に着けるなら上半身だけ、っていうのが、一番非日常的かな、っていう結論になりました。
 ブラだけ、Tシャツだけ、ブラウスだけ、何を着ても、いいえ、着ているのに、下半身は常にすっぽんぽんの丸出し状態。
 
 どうしてこんな結論になったのか、というと・・・
 普段暮らしていて、そんな姿になるのは?・・・そう、トイレのときだけなんです。
 全裸なら、誰かと一緒にお風呂に入ったりして見られることはあるけれど、トイレでの姿って、私みたいな見せたがりーのヘンタイさんは除いて、普通の人なら、第三者に見せることはまず無いでしょう。

 そんなトイレのときそのままの格好で日常生活をしている人。
 これはすっごくいやらしく非日常的だなと思ったんです。
 だって常に性器が剥き出しなんですから。
 
 全裸っていうのは、ある意味、人として自然な姿。
 でも、お洋服は着ているのに下半身だけ裸となると、途端にヘンタイじみてきます。
 ノーパンにスカートというのとも違う、ソコを隠すことを最初からまったく放棄している丸出しの下半身。
 トップレスはありえるけど、ボトムレスってありえないです。

 早速、短めのひらひら半袖ブラウスに袖を通して、ボタンを上まできっちり嵌めてみました。
 ブラウスにしたのは、たぶん上半身の服装がきっちりしていればしているほど、いやらしさが増すと思ったから。
 胸元のリボンもちゃんと結びました。

 鏡に映すと、上半身はリボンがカワイイよそいきブラウスに身を包んだ、普通の女の子。
 でも、視線を下に落とすと、おへその少し下から下腹部、そしてパイパン性器まで剥き出しの裸。
 思った通り、言いようも無い恥ずかしさが全身を駆け抜けました。
 この格好ってつまり、ソコを視てもらいたい、っていう願望があからさまに出ている気がしました。

 その格好でリビングに掃除機をかけました。
 ガラスや鏡に自分の姿が映ります。
 上半身はいたって普通なのに、お尻とアソコは丸出し。

「あなた、なんでそんな格好で掃除しているの?」
「いっそ丸裸になっちゃえばいいのに。中途半端なとこがかえっていやらしい」
「つまり、それを見せびらかしたいのね?」
「そんなに、そのいやらしいパイパンオマンコやお尻の穴を、視て欲しいいんだ?」
 頭の中で妄想が広がり、誰かの蔑み声が響き渡ります。

 ブラウスの布を乳首が突き上げ、急激にぬるんできたアソコがムズムズ疼いてきます。
 掃除機の先端を床に滑らせながら、ホースをまたぎ、細かい段々でジャバラになったホースにアソコを擦りつけます。
「ああん」
 両脚の間から伸びているホースを両腿で挟み込むようにしつつ、前へ前へと移動するホースの動きに合わせて腰が前後にクイクイ揺れてしまいます。
「ううー。私はヘンタイなんですぅ。いつでもここを弄れるように、下は穿かないことにしているんですぅ」
 実際に声に出して言ったら、もうがまん出来なくなってしまいました。

 掃除機オナニーは、実家にいる頃からたまにしていました。
 だって、あんなに勢い良く吸い込む力を見たら、ちょっといろいろ吸い込まれてみたくもなるじゃないですか。
 アダプター、っていうのかな?
 吸い込み口の先っちょに付けるやつ。
 狭い隙間のお掃除用の細長くなってるやつを、わざわざホームセンターで買って、それ専用に自分の机の抽斗にキープしていました。

 掃除機をいったん止めて、先っちょを細いのに交換します。
 今使っている掃除機は、実家のよりも断然吸引力が強いので、最初は戸惑いました。
 強、で肌に当てたら、痛いほどの吸引力で太股のお肉がズズズッと吸い込まれてしまいました。
 内出血みたくうっすら痣になるほど。
 それからいろいろ慎重に試して、中、が一番いい感じなことがわかりました。
 あと、吸い込み口をぴったり塞ぐように当ててしまうと、掃除機の吸い込んでいる空気の逃げ場がなくなり、本体がガタガタ暴れだしちゃうんです。
 だから、吸い込み口を全部塞がないようにギリギリに近づけて吸ってもらうようにするのがコツです。

 ホースにまたがって立ったまま、掃除機のスイッチを入れ直します。
 ブオーっていう音がして、手のひらを吸い込み口に近づけるとスゴイ勢いで吸いついてきます。
 そうそう、掃除機ってけっこう音がうるさいんですよね。
 だから実家にいるときは、家族が留守のときにしかやらなかったっけ。
 そんなことを思い出しつつ、そろそろと胸に近づけます。

 べべべっと音がして、ブラウスの布ごと左の乳首が吸い込まれました。
「ああーっ」
 乳首の先は吸い込み口に入り込み、根元の皮膚もグイグイ引っ張られます。
「ああー、ちぎれちゃうー」
 固く敏感になっている乳首にジンジンと電流みたいのが走ります。
「いやーいやー」
 すごい力で吸いついてくる吸い込み口を強引に引き剥がし、今度は右乳首へ。
「あーーん、だめぇー」
 乳首を吸われながら、股の間を通るホースにアソコをグイグイ押し付けてしまいます。
 この時点でもう、アソコはグショグショ。

 しばらくそうしてからスイッチを切り、荒くなった呼吸を整えます。
 膝を曲げて腰を落とすと、ちょうど掃除機の本体に腰を下ろすような形になりました。
 熱を持った掃除機が私の裸のお尻を生温く包み、その温度さえ妙に艶かしい。

 私はすでに、この掃除機さまの威力を充分に知っています。
 アソコに近づけたら最後、おそらく私は一分ももたないでしょう。
 暴力的なまでの吸引力で陰唇を吸われ、蜜をすすられ、そして肉の芽が飲み込まれて・・・

 ほんの数十秒後にやってくるであろう、めくるめく快楽に想いを馳せ、ゆっくりと掃除機のスイッチを押しました。

 と、そんな具合で、この、下半身のみ裸、を思いついてからは、全裸にこだわるのはやめて、状況に応じたよりいやらしい格好、を心がけるようになりました。
 全裸に慣れてきたな、と思ったら上に何か着て、そして再び全裸になると、恥ずかしさも復活するようでした。

 もうひとつ、すっごく気に入っちゃった格好が、いわゆる裸エプロン。
 かんたんなお料理やお掃除をするとき、気分転換にやってみたらハマってしまいました。
 もちろん、普通にしてても面白くないので、よりマゾっぽくアレンジしました。

 薄くて軽めエプロンを普通にした後、胸当て布地の上から大きめ強めの洗濯バサミで、左右の勃起した乳首を布地ごと挟みます。
 それから首とウエストの紐をほどいてしまうのです。
 エプロンを支えているのは乳首の洗濯バサミ2つだけ。
 乳首に噛みついて、エプロンを落とすまいと必死にぶら下がる洗濯バサミ。
 軽めとは言えエプロンの重さも加わり、私の敏感になっている大きな乳首を容赦なく下へと引っ張りつづけます。
 痛い・・・でも、気持ちいい・・・
 このみじめな格好で洗い物や窓拭きをしていると、自分が本当に可哀相な奴隷家政婦になったみたいな気になって、キュンキュン感じてきちゃうんです。

 そんなこんなだった7日間の全裸家政婦生活、あっ、正確に言えば、後半3日くらいは必ずしも常時全裸ではありませんでしたが、下半身だけはずーっと剥き出しのままでしたから、許してくださいね、は、私にとって、やって良かったと思える、とっても充実した日々でしたし、その後の私の私生活にもいろいろとえっちなお土産を残してくれました。

 ムラムラ期に大学へ行くときは、ノーパンジーンズで出かけるようになりました。
 自宅では下着をほとんど着けないようになり、ムラムラ期になれば、玄関先で裸になるルールが今でも採用されています。
 お洗濯もお掃除も、めんどくさいと思わなくなり、むしろ愉しみにするようになりました。
 洗濯バサミ付き裸エプロンも、ずっと愛用しています。

 その他に、この期間中に思いついて、その後、お部屋の中をあれこれえっちに改造したお話もあるのですが、それは追ってまたお話し出来る機会もあると思います。

 全裸家政婦生活をひとまず終えた8日目の朝。
 私は、ところどころに赤黒い小さな痣や縄目の痕が残る自分のからだを、丸一週間ぶりに清潔な下着の上下で包みました。
 二の腕にかすかに残る2日前の縄目痕を隠すため、いまだ残暑が居座る晴天のお日様の下、七分袖のフラウスを上半身に纏い、生理の予感がする下半身をスリムジーンズで覆って、久しぶりの外気にクラクラしながら、ボストンバッグを手に駅への道を急いだのでした。


コートを脱いで昼食を 01


2013年7月22日

独り暮らしと私 19

 自分の両手で左右のおっぱいをロウもろともぎゅーっと掴み、揺さぶるように荒々しく揉みしだきます。
 両手の動きに合わせて、乳房に貼りついていたロウがボロボロ剥がれていきます。
「ああんーっ」
 
 この、ロウが肌から剥がれていく感触、も気持ちいいものでした。
 子供の頃によくやった、日焼けしてシワシワに剥けかけの皮膚を剥いたり、怪我して出来たカサブタを剥がすときの感覚に、よく似ている気がします。
 それまで肌に感じていた違和感が解消されていく快感。
 おっぱいからお腹の辺りまで、両手をむちゃくちゃに滑らせました。

 やよい先生たちとしたときは、からだについたロウに鞭を浴びせられて、剥がされました。
 あれもすっごく、気持ちよかった。
 四つん這いになった私のお尻を、バラ鞭っていう、柄の先端の鞭の部分が何本にも分かれている、お掃除で使うハタキが派手になったみたいな形の鞭で叩かれました。
 
 鞭がヒュンと鳴って、私のお尻にバラバラっと複数の鞭が当たる感触。
 痛いっ、て感じると同時に、お尻に貼りついていたロウが鞭に弾かれて剥がれていくのがわかりました。
 鞭自体の効果は、普通の一本鞭に比べたら、それほど痛くないソフトめな感じ。
 それでも、何発も叩かれていると、ロウがどんどん剥がれて鞭が直接お尻の皮膚に当たるようになり、お尻全体がジンジンと熱くなってきました。
 何よりも、四つん這いという、マゾらしいみじめな格好でお尻を突き出して鞭をいただいている、ひとり遊びでは絶対に出来ないその被虐的なシチュエーションが嬉しくて、盛大にアンアン喘いでしまいました。

 おっぱいもバラ鞭でキレイにしていただきました。
 このときはマゾの服従ポーズ。
 鞭が当たるたびにおっぱいがプルプル揺れて、剥がれたロウがあたり一面に飛び散っていました。
 私はゾクゾク感じながらも、確かにこんなに飛び散ったら後片付けが大変そうだなー、なんて、現実的なことも考えていました。
 出来れば今日も、自分で鞭をふるってロウを落としたかったのですが、生憎バラ鞭は持っていなかったのであきらめました。

 一度ゴム手袋を取り、ロウがあらかた剥がれた自分のからだにもう一度ボディローションを塗り直します。
 今回はとくに下半身に入念に。

 レジャーシートにお尻をペタンとついて体育座り。
 ローションをおへその下、下腹部に直接トロリと垂らし、土手からアソコへと手のひらで伸ばします。
「あふんっ」
 手のひらがヌルッとアソコを撫ぜ、その淫靡な感触に思わず声が洩れちゃいます。
 少し両脚を開くと唇が割れ、私のえっちなおツユとローションが交じり合ってもうトロトロのテラテラ。
 手のひらに尖った突起が当たり、中指が難なく中に潜り込んじゃいますが、掻き回すのはがまんがまん。
「もっとスゴイ刺激をあげるから、ちょっとだけ待っててね・・・」
 自分のアソコにそう語りかけながら、お尻の穴のほうまで満遍なくローションまみれにしました。

 初めて、アソコに直接ロウを垂らされたときの、あのスゴイ快感はたぶん一生忘れられません。
 あのときは、ホテルに備え付けの拘束具付き椅子に座らされていました。
 背もたれは120度くらいに倒され、手首と足首を拘束具で固められたほぼ大の字の仰向け磔状態。
 ミイコさまが私のおっぱいを赤く染めている間、やよい先生は私の下半身をローションまみれにしていました。
 ミイコさまのローソク責めとやよい先生のやさしい愛撫に、動かない手足をビクビクさせて悶えまくる私。
 やがてミイコさまがローソクをやよい先生に渡しました。

 最初の一滴は、左の内腿。
「あんっ!」
 他の人からローソク責めをされる場合、ロウをいつ、どこへ落とされるのかがわからない、その不安と期待のゾクゾク感が、いっそうマゾな被虐心を煽ってくれます。
 それから、土手にボタボタと5、6滴。
「ああーんっ」
 ぎりぎり、裂け始めには届いていません。
 その痛熱い刺激にアソコの奥がキュンキュン感じています。
 そして右内腿。
「うう、ううんっ」
 腰がモゾモゾ淫らに動いてしまいます。

「なお子、毛が無くてよかったねー。マン毛あると、後でロウ剥がすの大変なんだよー」
 やよい先生が一呼吸置いて、嬉しそうに笑いながら私の顔を覗き込んできます。
「ああんっ、いやん」
「いやんて、じゃあもうやめようか?」
 やよい先生のイジワルなお顔。
「あっ、いいえ、やめないでくださいぃ、もっと、もっと虐めてくださいぃ」
「オマンコに直接、垂らしてもいいのね?なお子、怖くないの?」
「怖いけど・・・やって欲しいんです・・・きっと、きっと気持ちいいから・・・」
「そっか、後で後悔しても知らないよ?」
 言いながらまた、土手のところにポタポタとロウを垂らしてきます。
「ああんっ」

 ロウの痛熱い刺激がだんだんと陰の唇のほうに近づいてきます。
 外周をなぞるようにロウを垂らされ、落ちるたびにピクピクからだを震わせる私。
 中にも早く垂らして欲しいような、でもやっぱり怖いような、その言いようのないもどかしさに性的興奮がぐんぐん高まり、アソコの奥からジワジワジワジワ、とめどなくおツユが滲み出ているのが自分で分かるほど。

「なお子のパイパンオマンコがだんだん赤く染まってきたねー」
「ああ・・・もっと、もっと、中に、中にもくださいぃ」
 イヤイヤするように首を振って懇願する私・・・

 あの日のやよい先生のやりかたを思い出しつつ、自分の手で忠実に再現して今、私の性器の周りは真っ赤に染まっていました。
 ここまでで、全身汗みずく。
 ローションと汗とで、からだ中がヌラヌラ。
 ハアハアハアと肩で息をしています。
 ローソクプレイって、ロウが落ちるたびにギュッとからだを強張らせちゃうので、かなり体力を使うんです。
 でも愉しい、気持ちいい。

 そして、いよいよメインイベント。
 頭の中に、やよい先生よりイジワルな女主さまを呼び出します。

「さてと、それじゃあそろそろ、そのふしだらな穴を塞いじゃいましょうか?」
 女主さまがニヤリと笑います。
「あ、でもその前に、こっちのもう一つの穴も塞いどきましょう」
「オマンコにロウを垂らし始めたら、スケベなあなたがうるさいくらいアンアン悦んじゃうのは、わかりきってることだからね」
「ご近所迷惑になるといけないから、あらかじめそっちの口も塞いでおくことにするわ」
 そう言うなり、私の口に末細りの赤いローソクを突っ込んできました。
「んぐぅっ!」
 間髪を入れずライターで芯に着火。

「しっかり咥えてなさいよ?落っこどしたりしたら火事になっちゃうからね」
 すぐにポタポタと赤いロウが垂れ始めました。
 ローソクの長さは20センチくらい。
 顎を引くと、ちょうど乳首の上辺りにロウが垂れてきます。
「むぅぅ!」
「そのローソクを咥えている限り、あなたのおっぱいは絶えず熱いロウ責めに苛まれるってわけ、どう?気に入った?」
 これも、やよい先生とのときにしていただいたプレイでした。
「ほら、自分で首振って、垂らしたいとこに垂らしなさい。右のおっぱいも虐めて欲しがってるわよ?」

 ローソクの芯と肌の間は、最大で20センチくらい。
 首を手前に傾けると、もっと近くなってしまいます。
 近い位置からのロウは、さっきより幾分熱く、それもひっきりなしに垂れてくるので、どんどん狂おしい気持ちになってきました。
 首を振って左右の乳房に満遍なく垂らします。
 ローソクを咥えた唇の端からは、よだれもダラダラ垂れ始めました。

 その状態で、右手に持ったローソクをアソコに近づけていきます。
 背中を少し後ろに反らし、開き気味の股の間にロウを垂らします。
 アソコの周りは、すでに冷えて固まったロウで守られているので、新たにロウが垂れてもあまり感じません。
 無防備なのはその内側。
 ローションと愛液とでテラテラぬめるピンク色の部分。
 思い切って、ローソクを少し内側に移動します。
 その途端に・・・

「んんんんむううぅうーーーっ!」
 ポタポタポタポタと、永遠につづくかのような熱いローソクの雨だれが粘膜部分に付着しては固まっていきました。
 ローソクを咥えた喉の奥から歓喜の嗚咽がほとばしります。
 
 私のアソコがみるみる真っ赤に染まっていきます。
「むぅう、むぅう、むぅうーーん」
 ローソクで塞がれた口の代わりに、荒々しく呼吸する鼻息の音が響き、お腹が激しく上下しています。
 ああん、いやいやいや、だめだめだめーっ!
 声に出来ない心の叫び。
 そうしている間も、咥えたローソクが執拗に乳房を虐め、手に持ったローソクで性器が塗り固められていきます。
 少し腰を浮かせ、お尻の穴周辺にも集中砲火。
 お尻の穴も、あっという間にロウで塞がりました。

 ただし、一番敏感な肉の芽周辺だけは、わざと避けて垂らしていました。
 そこに垂らせばその瞬間に、この遊びは終わってしまうから。
 アソコを中心に内腿やお腹にロウを垂らし、ぐんぐん昂ぶりながらタイミングを見計らっていました。
 ううう、イきたいぃ・・・でももっと愉しみたい、でもイきたい、ううう・・・
 私のアソコの中は、得体の知れない異物感に満たされ、やんわり蹂躙されていました。
 からだ中がどうしようもなく疼いて、更なる刺激を強烈に求めていました。
 もう、もうがまん出来ない・・・

 手に持ったローソクを垂直に立て、少しの間を置きます。
 炎が揺れる芯の周りに、半透明な赤い液体状のロウが溜まっていきます。
 頃合を見計らって、ツヤツヤと膨らんでいる肉の芽をめがけて、ローソクを一気に傾けました。
「んぅんぅんふぅんふぅぐぅぬぅーーーーーっ!!!」
 
 頭の中で火花が何発もスパークし、腰がガクンガクンと何度も跳ねました。
 鼻息で咥えていたローソクの火が消えました。
「むぅぅぅ・・・」
 すさまじい快感で腰が抜けちゃったみたい。

 手に持ったローソクを息で消したのは覚えているのですが、その後は放心状態。
 ハアハア肩を震わせたまま、しばらくその場を動けませんでした。

 十数分くらい経ってからでしょうか、やっと我に返り、のろのろと後片付けを始めました。
 咥えていたローソクには、かなり深めにクッキリと、私の歯型がついていました。
 からだについたロウをちまちまと剥がしていきます。
 さっきみたいに荒々しくでは無く、なるべく崩さず大きく、形が残るように。

 右おっぱいのを剥がすと、尖った乳首もそのままな流線型で、立体的な型が取れました。
 これに粘土でも流し込めば、私の右おっぱいのレプリカが作れるはず。
 お尻の穴の部分のも、よく見るとシワシワまで刻まれたリアルな型。
 アソコも私のの形そのまんま。
 こういうのをしげしげと見ていると、たまらない恥ずかしさがこみ上げて来ます。

 本当に気持ち良かったなー・・・
 快感を反芻するように思い出しつつ、剥がしたロウをコンビニ袋に回収していたら、またもやすっごく眠たくなってきちゃいました。
 
 からだにはまだ、ところどころにロウがついていますし汗とローションも残っていますが、これは明日、丁寧に洗うことにしましょう。
 レジャーシートも明日、キレイに片付けよう。
 今さっき味わったすさまじいオーガズムに満足しきったのか、心からもからだからも、一気にすべての力が抜けて、欠伸ばかりが出るようになっていました。
 時計はまだ10時前。
 でももう、今日はこれで充分満足です。
 
 フラつく足取りでベッドルームに入り、そのままシーツに倒れ込みました。


独り暮らしと私 20


2013年7月15日

独り暮らしと私 18

 その遊びを心地よく愉しむためには、いろいろとややこしい準備をしなければならないことは、やよい先生から聞かされていました。
 5月にやよい先生のお宅へお泊りで伺ったとき、私のために特別に、その遊びをしてくださることになりました。
 そのときは、やよい先生とパートナーのミイコさま、あ、今までずっとミーチャンさんて呼んでいた人と同じ人ですが、お会いして遊んでいただいたのを機会に、こう呼ばせていただくことにしました、と、ご一緒して、やよい先生の愛車でわざわざホテルまで行ったのでした。

「やっているときは愉しいんだけどさ、後片付けとかいろいろ面倒なのよね」
「エネマプレイと同じくらい、後始末で萎えちゃう」
「フローリングに垂れちゃったりすると剥がすの一苦労だし、掃除機で吸い込んでも飛び散った数が多いと詰まっちゃうしね」
 やよい先生が運転中に笑いながらおっしゃっていました。
「だから、お金かかっちゃうけれど、ホテル使ったほうが気がラクなのよ」

 そういうホテルに入ったのは、私にとってその日が生まれて初めてでした。
 そういうホテルにもいろいろ種類があるらしく、その日に入ったのはSM専用のお部屋のようでした。
 壁に磔に出来るような拘束具があったり、両脚が大きく広げられちゃう椅子があったり、鎖が天井からぶら下がっていたり。
 なんともおどろおどろしい雰囲気で、そのお部屋に入って器具を見た瞬間に、ゾクゾク感じてしまいました。

「慣れていない人は、うっかりお風呂場でシャワーとかで流しちゃうのよね、終わった後に」
「でもあれって、水に溶けるもんじゃないからさ。詰まっちゃうのはあたりまえよね」
「あたしの知り合いのカップルが、自宅のお風呂でそれやって、詰まらせちゃってさ。排水口」
「あわてて業者呼んだら、排水パイプから溶けた赤色のロウがびっしり出てきて」
「今アロマキャンドル作りに凝っていて、なんて苦しい言い訳したらしいけれど、バレバレよね?かなり恥ずかしかったらしいわ」
 フロントでお借りしたらしいシートを敷きながらの、やよい先生の愉快そうなお声を思い出します。

 あのホテルのお部屋で味わった、狂おしいほどの苦痛の果ての快楽は、私に強烈なインパクトを残しました。
 やよい先生とミイコさまの責め方がお上手だったのはもちろんなのでしょうけれど、私は本当にあられもなく身悶えしまくっちゃいました。
 あんな刺激をもう一回、味わいたい。
「うーん・・・ひとりでやるのは、けっこう危険だよね。つまりは火遊びだしさ」
 そう言って渋いお顔をされるやよい先生に頼み込んで、注意点を細かくお聞きして絶対守ることをお約束して、ようやくひとり遊びをするお許しをいただいたのでした。

 すでにお片付け済みのリビングルーム中央に、三帖分くらいの大きなレジャーシートを敷きます。
「普通のビニールのだと、やっぱ燃えやすいからさ。表面がアルミの銀色のやつなら、万が一のときでも幾分燃え移りにくいと思うよ」
 そう教えてくださったやよい先生が、そのお泊りの2週間位後に、わざわざ宅配便で送ってきてくれたものでした。
 その他には、太くて赤いローソクが3本と、お皿に釘が突き出ているようなキャンドル立て3つ。
 ローソクは、2本が直径5センチくらいの寸胴、もう1本は先細り、じゃなくて先太りな形で、細いほうの直径が3センチくらい。
 これらのローソクは、そういう遊び用に作られたもので、低い温度でロウが溶けやすくなっているのだそうです。

 そう。
 私はこれから、このローソクを自分の肌に垂らして愉しむつもりなんです。

 深めのバスボウル二つにお水を張り、レジャーシートの端に置きました。
 もちろんこれは、万が一のため。
 花火のときにバケツにお水を汲んでおくのと同じ備えです。
「あんまり悶えすぎて足で蹴ったりして、床にこぼさないようにね」
 って、やよい先生が笑いながら忠告してくれました。

 リビングの電気を薄暗く調整します。
 これからキャンドルを灯すのですから、雰囲気が大事。
 銀色にピカピカしているレジャーシートの中央付近にお尻ペッタリで座り込んで、裸の全身にボディローションを塗りつけます。
 こうしておくと後で、肌についたロウが剝がしやすいのだそうです。
 ヌルヌルのローションを素肌になすりつけていると、それだけでいやらしい気持ちがどんどん高ぶってきます。
 首から下に満遍なくローションを垂らし、自分のからだをサワサワ撫ぜ回します。
 髪はじゃまにならないよう、アップにして上にまとめています。

 薄暗い照明にローションがテラテラ反射している全身ヌルヌルな私の姿が、レジャーシートの端に置いた大きな姿見にぼんやり映っています。
 銀色のシートが何かのステージのようで、なんだか艶かしいショーの一場面みたい。
 低く流れているサティのオジーブの厳かな旋律とも相俟って、何か妖しい儀式が始まりそうな雰囲気でもあります。
 私はこれから、耐え難い苦痛と恥辱を浴びせられる哀れな生贄、可哀相な人身御供。
 アソコの中は充分にぬるみ、乳首の先が痛いくらいに尖ってきています。

 ひとりローソクプレイをするにあたって、どんな格好でするか、については、ずいぶん悩みました。
 希望としては、両手両脚をぎっちり縛られての、逃げ出しようの無い拘束姿で、に勝るものはありません。
 やよい先生たちにされたときも、そういう感じでした。
 両手を後ろ手に縛られ、おっぱいは絞り出すように縛られ、両膝もM字に固定され、まず四つん這いにさせられてお尻に垂らされ、それから仰向けにされておっぱいからだんだんと下へ・・・
 今思い出しただけでも、からだの奥から疼いてきてしまいます。

 だけど、これからするのはひとり遊び。
 両手を拘束してしまったら、自分のからだにロウを垂らすことが出来ません。
 それに火を扱うわけですから、もしもの事態になったとき身動きしづらい状態だと大変なことになってしまいます。
 いろいろ考えた末、今回は、ひとりでやるのが初めてでもあるし、まったく拘束しないことにしました。
 胸を縛ったりローターとかを挿れたりもなし。
 純粋にローソクの刺激だけで、どのくらい気持ち良くなれるかを試してみることにしました。

 手のひらについたローションをタオルで拭ってから、お医者さまがするような凄く薄いゴム手袋だけ、両手に嵌めました。
 この手袋をして自分のからだをまさぐると、触れる手も触れられる肌も、なんだか他の人のもののように感じられ、その違和感みたいなのが、実家にいた頃からの私のお気に入りなんです。
 午前中のお洗濯のとき、全裸にピンクのゴム手袋だけ嵌めた自分の姿のフェチなエロさを見て、ローソクのときは絶対こうしようと決めていました。

 太くて赤いローソクを1本左手に持ちます。
 右手のライターで火を点けるとすぐに、ローソク独特の懐かしいような匂いがかすかに漂い始めます。
 薄暗闇の中で一際明るく、ゆらゆら揺れる悩ましげな炎。
 ローソクを右手に持ち替えました。
 火を点けて10秒も経たないうちに、半透明な赤い液体がローソクの芯のまわりに溜まり始めています。
 体育座りのまま左腕を前に出し、右手のローソクをそっと傾けました。

「んっ!」
 手首と肘の間、真ん中あたりに最初の一滴がポタリと垂れました。
 すごく鋭い針でツンと刺されたような刺激。
 痛い、熱い、と思う間もなくロウが冷めて固まり、その部分の肌をかすかにひきつらせます。
「あんっ」
 最初の一滴の後は、あとからあとからポタポタと、最初に着地した周辺に溶けたロウが重なっていきます。
「あん、あんっ」
 そのたびにチクチク肌を刺す熱さの刺激。
「いやんっ」
 からだをひねった拍子にローソクを持った右手が少し揺れ、左腕をすり抜けたロウが左内腿に着地しました。
 このあたりは肌が薄いので、刺激も倍増。
「あ、あん、あ、あんっ」
 腿にポタポタ垂れるロウに、いちいちいやらしい声が出てしまいます。

 そのままゆっくり右腕を右側に引いていきます。
 左手は後ろに突いて上半身を少し後ろにのけぞらし、太腿からお腹のあたり、そして、もっと上のほうへとロウを垂らしていきます。
「ん、ぅうんっ、はぁーんっ」
 白い肌に転々と飛び散る赤い斑点。

「あぁっ、いやんっ!」
 近い距離から熱いロウが左の乳首を直撃しました。
 精一杯敏感になっている乳首の先に、喩えようの無い甘美な熱刺激が走り、全身がビクンと震えてしまいました。
「うっうーんっ」
 快感の余韻に浸る暇も無く、ポタポタポタポタ、熱い愛撫が肌を染めていきます。
 右腕を上下に動かして、ローソクをおっぱいに近づけては離し、自分の乳房を真っ赤に染め上げます。
「ああんっ、だめぇっ」
 ローソクを右に移動して、今度は右おっぱい。
 乳房のカーブがどんどん赤い飛沫に覆われていきます。
「あっ、あっ、ゆるして、ゆるしてぇ」
 薄闇に浮かぶ炎と白手袋。
 許しを乞いながらも、その先から垂れる雫の行方を真剣に目で追ってしまいます。

 ローソクの刺激って本当に不思議です。
 ポタポタ次から次へと垂れている最中は、いや、いや、もうだめ、やめてやめて、って泣きそうなくらいに身悶えして逃れようとしてしまうのに、垂れてこなくなると、なんで?はやく、もっとください、お願いです、って心の底からその刺激を渇望してしまうのです。
 一度ロウが垂れたところに重なって落ちるロウは、熱さの刺激は弱まっていますが、幾重ものロウの層が固まりながら肌をひきつらせる範囲をジワジワと広げていって、その部分を誰かに掴まれているような感触になってきます。
 おっぱい全体をまーるく赤く染め上げていくうちに、おっぱいの皮膚全体がロウで固められあちこちでひきつり、まるでおっぱいを誰かの手のひらでやんわり包まれているような感覚になってくるのです。

 左右のおっぱいからおへそあたりまでを一通り真っ赤に染めてから、一度ローソクを消しました。
 ローソクの消えたリビングは再び薄暗がり。
 消したとき、ローソク独特のあの匂いがいっそう強くなり、それと競うように手に嵌めているゴム手袋のケミカルな匂いも際立って、両方が混じり合いながら鼻腔をくすぐりました。
 薄暗闇に非日常的な匂い。
 本当に妖しい儀式の最中みたい。
 赤いロウに染まった自分の上半身が、遠くの鏡にぼんやり幻想的に映っています。
 ここまで下半身は、左太腿以外まだ無傷です。

 可哀相な生贄の直子。
 このまま、下半身が白いまま、儀式が終わるはずはありません。
 マゾな被虐心が急激にムラムラ昂ぶってきていました。

「さて、それじゃあ、そろそろ本格的に、お仕置きを始めましょうか」
 頭の中に、冷たい声が投げつけられました。
 女主の設定は、そのまんま、やよい先生。
 やっぱりこの遊びだと、春にお相手をしてくれたやよい先生の印象が強烈なので、迷わずそうなりました。
 だけどこの女主は、実際のやよい先生よりもっとイジワルで冷酷でサディストです。

「あたしの言いつけは覚えてるでしょ?あたしが戻るまでオナニーは禁止のはずだったわよね?」
「それなのに、今日一日であなた、何十回イったのよ?」
「まったくどうしようもないドスケベ淫乱女なんだから」
 呆れたようなお声とは裏腹に、女主さまがニヤリと笑って傍らのローソクに目をやりました。

「そんなオマンコは、もう使えなくしちゃいましょう」
「いやらしい穴は塞いで固めて一生使用不可。言いつけを破ったんだから、それくらい当然よね?」
 これから何をされるのか、一瞬のうちに理解した私は、怖くて声も出せません

「覚悟はいい?」
 女主さまがそう言いながら、赤いロウでコーティングされた私の乳房を両手でむんずと掴みました。


独り暮らしと私 19


2013年7月7日

独り暮らしと私 17

 現実の私は、四つん這いでバスルームに入った後、脳内で進行するストーリーに従い、可哀想なマゾ子を忠実に演じていました。
 
 自分のからだをまさぐっては寸止めで焦らし、お尻を自分の手で何度もたたき、恥ずかしい言葉をあけすけに声に出し、鏡の前で秘部を大きく広げて見せつけ、おっぱいをペチペチたたいて真っ赤にし、乳首をちぎれるほど引っ張りながら放尿し、シャワーを頭から浴びてびしょ濡れになり、そして今、スコートだけ脱いで最後の準備を始めました

 シャワーを使った水圧オナニーは、以前にもやったことがありました。
 お家のバスルームのシャワーが水圧調整出来ることに偶然気がついたのは、梅雨が始まる頃だったかな。
 本当にびっくりするくらい勢いのある水流が飛び出すんです。
 そのときの私は恐々、50センチくらい手前からアソコに当て、ほんの数分でイってしまいました。
 すっごく気持ち良かった。
 今回は出来る限りアソコに近づけて、イキそうになったらはずしてをくりかえし、脳内のヨシノさまたちに罵られながらイクつもりです。

 シャワーヘッドをひねって水圧を最強まで上げます。
 凄い勢いの水流が一直線にほとばしりました。
 試しに30センチくらい間を空けて、太股に当ててみます。
「ううううう・・・」
 強烈なマッサージ器を当てているような激しい振動が間断無く太股を揺らし、水しぶきが派手に飛び散ります。
 その水圧は、一点に当てているだけで、太股全体のお肉が広範囲にプルプル震えてしまうほど。
 ああん、やっぱり気持ちいい。

 いったんシャワーを止めて、シャワーヘッドを床に置き、上向きにお水が出るよう固定します。
 もちろん鏡の前。
 水量や温度を調節する装置とオン/オフのコックが鏡脇にあるので、これなら行為中もお水の温度や水圧をコントロール出来そう。
 水流の振動で床に置いたシャワーヘッドが暴れないよう、お水を入れた2リットルのペットボトルを重石にしました。

 そんな作業をしている間も、鏡に映っている自分の姿にチラチラ視線がいってしまいます。
 ずぶ濡れの乱れ髪で上半身だけ白いウェアを素肌に貼りつかせ、下半身はスッポンポンな姿は、妙に扇情的。
 オールヌードより、だらしなくて卑猥な感じです。

 用意を整えて、試しにシャワーのコックをひねってみました。
 ピューっと勢い良く飛び出したお水がズズンバシャンとすごい音をたて、瞬く間も無くバスルームの高めな天井を直撃しました。
 遊園地とかでよくある噴水のショーみたい。
 すごいスピード、すごい勢い。
 この水流が私のアソコを下からつらぬくのです。
 ちょっぴり尻込みしてしまう心とは裏腹、ずぶ濡れなのにからだ全体がカッと熱くなり、コーフンでゾクゾクしてきました。

 シャワーヘッドに跨るようにしゃがみ込みます。
 鏡に映った私は、ヨシノさまに言われた通り、まさに和式トイレでオシッコする姿。
 両膝を120度くらい開くとワレメのスジが少し開きました。
 手始めにシャワーのコックを半分くらいひねってみます。

「ああんっ!」
 勢いのある水流がお尻の穴を直撃しました。
 おトイレのお尻洗浄装置の強力版という感じ。
 腰を少し引いて、もう少し前に当たるように調節します。
「あああーっ」
 少し開いたワレメへ潜り込むように、冷たいお水が浸入してきました。
 一直線となったお水の束が、中で重なり合う唇をプルプル洗い、尖った剥き出しのおマメをジョロジョロくすぐってきます。
「うっうぅーん」
 当たり具合は、これでいい感じです。

 いったんコックをひねってお水を止めました。
 次にひねるときは全開です。
 私のアソコはこれから、お水の束に奥まで陵辱されるのです。
 怖い・・・でも、やってみたい・・・

 よしっ!
 覚悟を決めました。
 これから味わえるであろう未知の快感に思いを馳せて目をつぶり、シャワーのコックにかけた右手を思い切りひねりました。

「あーーんっ!」
 さっきまでとは比べものにならないほど強烈な水圧が私の中に侵入してきました。
「いやーっ、だめだめーっ!」
 ワレメを強引に押し開き、中の唇と粘膜を激しく蹂躙してくる凶暴なお水。
 思わず腰をくねらせると、水流が腰からはずれ、真下から私の喉元を叩いてきました。
 顔面に激しい水しぶきが炸裂します。
「あああーいやーっ!」
 あわてて腰を前に出すとクリトリスを直撃、出し過ぎるとお尻の穴までこじ開けてきます。
「いや、いやん、だめだめぇーーっ!」
 しゃがんだ格好から膝を伸ばして中腰になってまたしゃがみ、水圧に緩急をつけてみます。
 腰を前後左右に動かして、アソコ、お尻の穴、クリトリスと満遍なく虐めてもらいます。
「あっ、あっ、あーんっ!」

 それからはもう無我夢中。
 クネクネと腰をくねらせ、中腰になったり、シャワー口を塞ぐようにベッタリしゃがみ込んだり。
 ウェアの上からおっぱいを両手でめちゃくちゃに揉みしだきながら、盛大に身悶えてしまいました。

「ほらほら、自分の気持ちいいところに当たるように腰を振るんだよ」
「うわー、いやらしい腰つき。悶えまくりじゃん」
「あたしがイっていい、って言うまでイクんじゃないよ?無断でイったら、素っ裸のまま縛ってみんなの見世物にするからね」
「こんだけ洗い流しても、まだマンコからはスケベ汁が滲み出てるんだろうね、この淫乱女は」
 ヨシノさまたちの蔑みのお声が頭の中に響きます。

「ああんっ、お願いですぅ、イカせてくださいぃ」
「もうだめ、もうだめ、イっちゃう、イっちゃうーんっ!」
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・」

 一番気持ちいいのは、どうやら中とクリちゃんを交互に虐めてもらうことみたい。
 もはや、シャワーヘッドの上にべったり尻餅を突いて塞いでいるような状態で、腰を前後に動かします。
 一瞬で天井にまで届くほどの水圧が、ほんの3センチくらいの至近距離から、私のアソコを襲っていました。
「ああんっ、いいっ、いいっ、いいのーっ!」

 上半身が身悶え過ぎて前屈みになり、からだを支えようと鏡のほうに手を伸ばしたら、シャワーの温度調節のダイアルに片手が触れて、ダイアルが動いてしまったようでした。
 私の中を暴力的に陵辱している冷たいお水が、勢いはそのまま、だんだんと生温かくなってきました。
「あああああーっ!」
 お水の温度が人肌くらいになったとき不意に、今まで私の中に指を潜り込ませたことのある人たち、相原さんややよい先生、シ-ナさまやゆうこ先生たちのお顔が頭に浮かび、彼女たちとしたえっちな思い出と共に、めまぐるしいフラッシュバックが始まりました。
「あーっ、いい、いい、いい、---っ!」
 懐かしさと、幸福感と、喪失感と、あとは何だか分からないじれったい感情と共に、全身にすさまじい快感が駆け抜けました。
「あっあー、いいいーーーっくぅううっっ、うーっ!!!」
 私のアソコに無数の指が突っ込まれているイメージの中で、私は幸せに果てました。

「ハァハァ・・・ああ、気持ち良かったぁ・・・」
 バスルームの床にだらしなくうつぶせに這いつくばって、しばし休憩。
 イった後、最後の力を振り絞って手を伸ばし、緩めたシャワーのコック。
 さっきの勢いが嘘だったかのような、力ない水流がまだチョロチョロとシャワーヘッドから漏れて、内腿を愛撫してくれています。

 よろよろと上半身を起こすと、びしょ濡れのテニスウェアがまたいつの間にか、おっぱいの上までまくれ上がっていました。
 まくれたウェアの裾が乳首にひっかっかっている姿が鏡に映っています。
 あらあら、だらしない、はしたない・・・
 そう思うのですが、からだ全体がものすごくだるくて、そこで思考が止まってしまいます。
 さすがの私も、かなり疲れちゃったみたい。
 それはそうでしょう。
 今日起きてから、これでイったの何度目?
 そう考えるだけで、とても数える気にはなれません。

 これではいけない。
 よいしょっ、と立ち上がり、ウェアを脱いで全裸になり、もう一度ぬるめのシャワーを浴びました。
 手と足の指先が満遍なくふやけてフニャフニャ。
 髪をオールバックにして上を向き、しばらく無心でゆるーいシャワーに身を委ねました。

 今何時頃だろう?
 お洗濯物を取り込んで、リビングもざっとお掃除しとかなきゃ。
 あと、お夕食の支度も・・・

 濡れた髪に乾いたタオルを巻き、バスタオルでからだを拭きながらいろいろ考えるのですが、それらを覆い隠す勢いで、強烈な睡魔が襲ってきていました。
 ふわぁーっ。
 大きな欠伸がひとつ。
 もうだめ。
 ちょっと一瞬、横になろう。
 寝て起きたら、きっとまた元気が戻っているはず。
 全裸のままフラフラと自分のお部屋に戻り、エアコンをおやすみタイマーにしてからタオルケットをからだに巻きつけ、崩れるようにベッドに倒れ込みました。

 あまりの暑さに目が覚めました。
 覚めた瞬間、自分が今どこにいるのかわからなくなっていました。
 なぜ頭にタオルを巻いているのか、なぜ全裸なのかも。
 そのくらいふかーい眠りについていたみたいです。
 夢もまったく見なかったし。
 だんだんと覚醒してきた意識が、寝る前の状況を徐々に思い出させてくれました。

 からだに巻いていたはずのタオルケットは床に落ち、シーツの上に全裸のからだを横向きにして丸まっていました。
 それにしても暑すぎ。
 からだ中汗びっしょり。
 シーツが私のからだの形に湿っています。
 急いでエアコンを点けました。

 どのくらい眠ったのだろう?
 エアコンのおやすみタイマーは一時間のはずだから、この汗の感じだとその後も暑さに負けずがんばって、けっこう長く眠っていたのかな?
 でもまだ窓の外は少し薄暗くなったかな、っていうくらい。
 時計を見たら、夕方の6時ちょっと前でした。
 2時間ちょっと、寝てたみたいです。

 仮眠をとったおかげで、眠気は跡形も無く消え去っていました。
 からだの疲れも、ほぼ抜けたみたい。
 喉が渇いたので、ダイニングに冷たい飲み物を取りに行こうとしたとき、普段の習慣で何か羽織るものを探している自分に、だめよ、あなたは全裸家政婦なんだから、と、眠る前のことを完全に思い出したもうひとりの自分が嗜めました。
 そんな自分の脳内お芝居に、機敏に反応して性懲りも無く尖ってくる私の乳首。
 ムラムラ期の私の性欲は、枯れることの無い泉のようです。

 昨夜考えた予定では、今夜は、私がひとりで本格的にするのは初めてな、とある遊びを実行することになっていました。
 主さまがお仕置きのひとつとして私に施す、ある強烈なプレイ。
 さっき眠りに落ちる前、この感じだと、このままぐっすり寝入ってしまって、今夜はあの遊び、出来ないかな?なんて頭の片隅で思っていたのですが、私のからだはやっぱりどうしても今夜、それをやりたいようです。

 それから夜までは、比較的健全に過ごしました。
 もう一度軽くシャワーを浴びて、髪をゆっくり乾かし、ボディケアも念入りにやりました。
 お洗濯物を取り込んで、しまうものはしまい、アイロンをかけるべきものを分けました。
 お夕食は、パスタにレトルトのミートソース、それとサラダで簡単に済ませました。
 リビングに軽く掃除機をかけて、ソファーを移動、中央に広いスペースを作りました。

 そうこうしているうちに時計は7時を過ぎ、今夜私がやるべきことは、ひとつしか残っていない状況になりました。


独り暮らしと私 18