2011年1月9日

図書室で待ちぼうけ 18

「どうだった?気持ち良かった?森下さん?」
ずいぶん時間が経ってから、相原さんがポツンと聞いてきました。

私と相原さんは、ほぼ同時にからだをのけぞらせてイった後、お互いのからだから離れて仰向けになり、しばらくベッドの上でハアハア言っていました。
二人のからだは、胸からお腹にかけてだけが、せわしなくリズミカルに上下していました。

「なんだかスゴかった。からだが浮き上がるような・・・なんだかちょっと怖いような・・・」
「でも、すっごく気持ち良かったでしょ?」
「うん・・・」
「すっごい汗、かいちゃった、ねえ?」
相原さんは、ゆっくり上半身を起こすと何かを探すようにベッドの上をあちこち見た後、おもむろにベッドから下りてクロゼットのほうへ歩いて行きました。
寝たままそれを見ていた私も上半身を起こします。

相原さんは、黄色とキミドリ色のバスタオルを右脇に抱えて戻ってきました。
ベッドの縁に腰掛けて、黄色のほうのバスタオルを私に差し出してくれます。
「ありがとう」
受け取った私は、からだを拭こうと座り直します。
ちょうどお尻の下になったピンク色のベッドカバーがグッショリ濡れていて、ヒヤッとした感触がありました。
相原さんは、黙ったまま、自分のからだをキミドリ色のバスタオルで丁寧に拭いています。

「相原さん。ごめんね。お布団をずいぶん汚しちゃったみたい・・・あっちこっちが濡れちゃってる・・・」
私は、自分のからだを拭きながら、おずおずと謝りました。
「いいの。気にしないで。どうせベッドカバー洗うのも布団干すのもわたしだから。それに森下さんとわたしのおツユだもん、全然気にしない」
私のほうを見てニッコリ笑います。
汗で額やほっぺに貼りついて乱れた髪の毛と、上気した顔、潤んだような目元にゾクっとするほど色気があって、あらためて、相原さんて綺麗な顔立ちだなあ、って見蕩れてしまいました。

「一応、汗拭いたけど、やっぱりなんだかベトベトして気持ち悪いな」
相原さんが立ち上がり、バスタオルを首に掛けながら言いました。
「そう言えば今、何時なんだろう?」
独り言みたく言いながら、パソコンの机のほうへ歩いて行きます。
「まだ4時20分。だいじょうぶそう」
独り言にしては大きな声で言って、またベッドまで戻ってきました。
私は、一応からだを拭き終え、黄色いバスタオルをからだに巻いたところでした。

「ねえ、森下さん。からだ、ベトベトしてるでしょ?シャワー浴びよう」
「えっ?」
「そのまま家に帰るの、気持ち悪いでしょ?汗流しちゃおうよ」
「ほら、早く早く」
相原さんが私の右手を掴んで少し強引にひっぱりました。
「う、うん・・・」
私もちょっとはそう思っていたので、相原さんにされるがままにベッドを下り、お部屋のドアのところまでついていきます。

相原さんがドアを開けると、まぶしい光が目に飛び込んできました。
相原さんのお部屋がカーテンもピッタリ閉じた薄暗がりだったので、すっかり忘れていましたが、今日は気持ちのいい晴天でした。
廊下は電気が点いていなくてもまだ充分明るくて、その廊下を相原さんの白いお尻が小さく左右に揺れながら進んで行きます。
そうか!
シャワーを二人で浴びるとなると、今度は明るいところで私の裸を隅々まで見られてしまうんだ・・・
さっきまでは薄闇だったので、裸でいることの恥ずかしさもあまり感じなくなっていたのですが、明るいところで、と気がついた途端、薄れていた恥ずかしさが一気に甦りました。
またまたからだがカーッと熱くなってきます。
それは、私にとって心地良い種類の恥ずかしさではあるのですが・・・
相原さんは、そんな風に動揺している私を振り向きもせず、私の右手をひっぱっています。

バスルームは、廊下を一度リビングの入口まで戻り、その対面にある、まわり廊下を少し奥に入ったところにありました。
広めの洗面所兼脱衣所の奥にある浴室は、広いバスタブを埋め込んだ6帖くらいのゆったりした造り。
もちろん、明るい電気が煌々と点いています。

「とりあえず、からだの汗だけ流しちゃおう。髪の毛は濡らさないようにしたほうが、後がめんどくさくないと思う」
脱衣所に二人で入って、相原さんが私のほうを向きました。
明るいところで見る相原さんの裸身は、全体に白い肌のところどころに、からだを擦りつけ合ってちょっと赤くなってる部分、おっぱいの裾野とか、脇腹とか、太腿とか、があって、なんだか艶かしい感じでした。
情事の後、みたいな。

相原さんは、自分の後ろ髪を束ねてゴムで留めてから、やってあげる、と私の背後にまわり、私の髪を全体的に上にまとめてヘアピンで留めてくれました。
「うわー。森下さん、髪アップにしてもイイ感じ。ちょっと大人びた感じになって、これはこれでキレイ。顔ちっちゃいからなー」
「うそー。相原さんのほうがちっちゃいよー」
「はい。できた」
言いながら私の右肩を軽くポンと叩き、ついでに私が巻いていたバスタオルもスルッと背後からはずしてしまいました。
「あっ!やんっ!」
バスタオルがパサっと足元に落ち、反射的に右腕で胸、左手で股間を隠してしまいます。

「今さら隠してもしょうがないでしょ?」
相原さんは、嬉しそうな顔で私の正面に回り、私の両腕を力ずくではがします。
「明るいところで見ると、森下さん、ほんと白いねー。スベスベのツヤツヤ」
「おっぱいは、森下さんのほうがちょっと大きいかな。乳首も」
「ソコの毛、本当に薄いんだ。ムダ毛も少なそうー、いいなあー」
私の裸をマジマジと身ながら、いろんなことを言ってきます。
「あーん、そんなに見ないで・・・恥ずかしい・・・」
私は、両手をアソコの前に垂らして、モジモジうつむいてしまいます。
「ううん。すっごく綺麗だって。もっと自信持って」
相原さんがやさしく肩を抱いてくれました。
「それじゃあ、シャワー浴びよう、ね?」

浴室に入り、シャワーが肩口くらいからあたるようにセットして、二人寄り添ってその下に立ちました。
ぬるま湯くらいの温度。
勢いのある水流が私たちのからだを叩き始めます。
しばらくは、お互い自分のからだを撫でていましたが、やがて、相原さんが両腕を伸ばして私のからだをやさしく撫で始めました。
私も真似して、相原さんのからだに両腕を伸ばします。

相原さんがいったんシャワーを止めて、いい香りのするボディソープを手に取り、私のおっぱいにピュッとかけました。
手でそこを撫ぜるとたちまち泡立ちます。
相原さんも自分のおっぱいにつけて泡立たせた後、またお互いで撫でっこが始まりました。

「あーーっ。気持ちいいっ!」
相原さんは、首から下泡まみれな私のいろんな場所に手を滑らせながら、本当に気持ち良さそうにつぶやきました。
私だって同じです。
相原さんのからだは、なめらかで、スベスベで、余計なお肉がどこにも付いてなくて、泡の感触ともあいまって、いつまででも撫でていたい、と思うほどの気持ちの良さでした。

「ネットの告白文とか読んでいるとー」
泡まみれの私をやさしく撫でている泡まみれの相原さんが、突然切り出しました。
「セックスのときって、オマンコ舐められるらしいの」
「えっ!?」
相原さんがオマ・・って口に出すことには、それほど驚かなくなっていましたが、今は、その内容に仰天して思わず相原さんを撫でる手が止まりました。
「なんだか汚くない?オシッコが出るとこのすぐそばだよ?」
相原さんも私を撫でる手を止めて、私をじっと見つめて言います。
「わたし、あんまりそんなことされたくない」
「私も・・・」

「それで、お返しってわけじゃないけど、男のアレを咥えなきゃいけないらしいの」
「えーーっ!?」
「冗談じゃないよねえ。男のって言ったら、オシッコ出すとこ、そのまんまじゃない?汚すぎ」
私は、驚きすぎて声も出せません。
さっきまでの気持ち良さが全部どこかへ消えてしまいそうです。
「フェラチオっていうらしいんだけど、わたし、絶対やりたくない。って言うか、絶対噛んじゃう。噛み切っちゃう」
相原さんが冗談めかして笑ってから、シャワーのレバーをひねりました。

私の頭の中に、久しぶりにトラウマなフラッシュバックが甦りました。
ただ、幸いなことに頭の中を一瞬、横切っただけで、すぐに消えてくれました。
ちょっとの間ボーッとしてしまった私は、目の前にいる相原さんに気づいて、心底ホッとします。

ザーッという音とともに、見る見る二人のからだに付いた泡が洗い流されていきます。
相原さんの両手がまた、私のからだを這いまわり始めました。
私もゆっくりと相原さんのからだに両腕を伸ばしました。


図書室で待ちぼうけ 19

2011年1月8日

図書室で待ちぼうけ 17

「あんっ!」
相原さんの右手が、濡れたショーツ越しに私のアソコを包みます。
「森下さんのココ、ブーンってえっちに震えてる。それにパンティ、ビッショビショ」
右手のひらを強く押し付けてきて、やんわり掴んできます。
「あーんっ!」
「気持ちいいの?」
私は、すぐ目の前にある相原さんの顔をじっと見つめ、顎をちょっと引いてから目を閉じます。
すかさず、相原さんがくちづけをくれます。

私の右手も、相原さんのツルツルなアソコを同じように包み込んで、同じようにやんわりニギニギしています。
手のひらに相原さんのえっちなおツユがべったり。
お互いに上体だけ少し起こして、お互いの左手をお互いの背中に回して、ぴったり寄り添います。
「そろそろ、もっともっと気持ち良くしてあげよっかなあ?」
唇を離した相原さんが小さく笑い、私のアソコを包む右手の動きが早くなりました。
「あーーんっ!」

「あれ?」
相原さんがふいに、私のアソコをニギニギする手を止めました。
私も、なんだかおかしいな、ってさっきから思っていました。
「振動がゆるくなってきちゃってる」
相原さんは、私のショーツに挟んだピンクローターのスイッチ箱を抜いて、確かめます。
「あらら。電池切れみたい・・・」

私の中で震えているローターの振動が、ほとんど感じられないくらいゆるくなっていました。
それに伴って、さっきまで感じていた心地良い腰のシビレもどんどん遠のいてしまい、もどかしさを感じていたところでした。
「ずーっとつけっぱなしだったからかなあ」
「おっぱいのときに、せっかくスイッチ握らせてあげてたのに一度も切らないんだもの」
「そんなにブルブルが気に入っちゃった?森下さん?」
「わたしだって、こんなに長時間、点けっぱなしでしたことなかった」
「残念だけど、予備の電池は無いし・・・」

「やだ、森下さん。そんなに悲しそうな顔、しないのっ」
相原さんがすごく可笑しそうに笑いながら、私の頬に軽くキスをします。
「安心して。わたしの指で、森下さんをちゃーんと気持ち良くしてあげる」
「ひょっとしたら、ピンクローターなんかより、わたしの指のほうが断然気持ちいいかもよ?」
言いながら、相原さんが膝立ちで私の下半身のほうに移動します。
私は、また仰向けに横たわる格好になりました。

相原さんが私のショーツに両手をかけて、スルスルスルッと腿のところまで下ろしました。
「森下さんの生オマンコ、全米初公開っ!」
「いやーんっ!」
「ちょっと両膝、立ててくれる?」
素直に従うと、ショーツがどんどん股間を離れていき、両足首から抜かれました。
ついに相原さんのお部屋で全裸です。
「このパンティ、ビショビショのヌルヌルだから、帰るときもう穿けないよ?どうする森下さん?ノーパンで帰る?」
相原さんは、イタズラっ子みたいな顔つきで、両手でショーツの両端をつまんで広げ、私の目の前にショーツのクロッチ部分を突きつけてきました。
広範囲に濡れて、濃いブルーに変色してしまっています。
「やんっ!」
今さらながらの恥ずかしさに、私は両手で顔を覆ってしまいます。
でも、心の中では、そっかー、いい機会だから思い切ってノーパンで帰ってみよっかなー?なんて思ってもいました。

相原さんは、私のショーツを丁寧にたたみ、からだを伸ばしてベッドの枕元の飾り棚に置きました。
相原さんのおっぱいが、寝ている私の顔に軽く押し付けられて気持ちいい。
「あは。うそうそ。帰るときにわたしのパンティ、一枚貸してあげるから」
笑ってそう言うと、相原さんは私の両膝に手をかけてグイッと押し広げてから、自分のからだを割り込ませてきました。
「ああんっ、やあんっ!」
「止まっちゃったローターは、抜かなきゃ、ねー?」

相原さんがローターの手前のコードをつまんで、ゆっくりひっぱり始めます。
私の中に居る、今はもう完全に止まってしまったローターが、徐々に入口までひっぱられます。
コードにつながった楕円の先が、私の閉じたアソコを中からゆっくりとこじ開けていきます。
「ああんっ!」
今までに無い感触に思わず声が洩れます。
ローターの真ん中の一番太い部分までがお外に出たとき、相原さんがコードをひっぱるのを止めました。
私のアソコに何かが挟まっているのが自分でもよくわかります。
私のアソコが何か異物を咥え込んでいる、っていう感触です。
「いやっ、だめっ、恥ずかしい・・・」

相原さんは、ぐいっと顔を近づけてしばらく、私のその部分をじーっと凝視していました。
「森下さんのオマンコ、何て言うか、控えめで、こっそりしてて、カワイイ感じ」
相原さんがそんなことを言いながら、おもむろにコードをクイッとひっぱりました。
ローターがツルンとお外に飛び出ます。

間髪を置かず、相原さんの右手人差し指がヌルッと、私のアソコに挿し込まれました。
「あーあんっ!」
「森下さんの中、すごく熱い。それになんだか全体にピクピク動いてる」
相原さんは、右手をそのまま置き去りにして上半身を滑らせ、私に寄り添うように寝そべってきました。
相原さんの指が私の中でクネクネと蠢いています。
「あっ、あっ、あーんっ!」

「森下さん、上半身だけ起きてくれる?」
言われた通りにすると、相原さんもからだを起こし、二人で向き合いました。
二人がお布団の上にだらしなく投げ出している両脚が、心地よく折り重なっています。
相原さんの指はずっと私の中を掻き回しています。
「ほら、森下さんの指も私の中に、挿れて」
相原さんの左手が私の右手首を掴み、自身の下腹部へ誘導します。
私の右手は、また相原さんの無毛なアソコにピッタリ貼りつきました。
中指だけクイッと曲げて、相原さんの中に潜り込ませます。
「あはんっ!」
相原さんの可愛らしい声が聞こえて、からだがピクンって震えます。
相原さんの中も熱くて、ヌルヌルで、ヒクヒク蠢いていました。
私は、おそるおそる中指を動かし始めます。

私たちは、お互いの右手でお互いのアソコに指を一本ずつ挿れて、クニクニ動かしています。
お互いの左手はお互いの上半身をせわしなくまさぐり合っています。
私の右乳首がつままれます。
私も相原さんの右乳首をギュッとつまみます。
「あーんっ!」
「あっ、あっ、あっ!」
「はあはあはあはあ・・・」
「そこ、そこ、そこーっ」
「あんあんあんあん・・・」
唇を合わせていないときだけ、二人の喘ぎ声と荒い息遣いが聞こえてきます。
お互いの下半身からもクチュクチュクチュって、いやらしい音が聞こえています。

お互いの指の動きがスピードアップしてきました。
私は、中指でかき回しながら、親指で相原さんのお豆ちゃんのあたりをずーっとさすっていました。
左腕は、相原さんの背中に回して、ぎゅっと抱きつき、上半身をぴったり密着させてお互いのおっぱいをクネクネ擦りつけています。
「も、森下さん・・・あんっ、き、気持ち、いいっ、いい?」
私の左肩に顎を乗せた相原さんが、耳元で喘ぎ喘ぎ聞いてきます。
「う、うんっ。あんっ、あんっ、あ、相原さん、さん、も?」
「う、うん。もっと、もっと早く、うっんんー動かし、てっ」
「あーあーーっ、うーんっ、わかった、わかったーっ、ああーーーっ」

相原さんがわたしの中に侵入させた指は、いつの間にか二本になっているみたいです。
私の中の上下左右をグリグリグリと掻き回してきます。
相原さんの親指も、私のプックリ膨らんだクリトリスを押しつぶすみたいにグイグイ押してきます。
私も負けじと、人差し指も挿れて、相原さんの中をピアノを弾くみたいに二本の指先でパタパタ叩きながら掻き混ぜます。
「あーーーっ!すごいっ、すごい、すごーいーーっ!」

脈絡も無くキスをして、脈絡も無く背中に爪を立て、脈絡も無くおっぱいを擦り付け合い、その間、二人の右手は片時も休まず中を嬲り合い、熱い全身が汗みずくになって、チュプチュプという音と共に二人一緒にどんどんどんどんたかまっていきました。

「あーーーっんんんんんんーーーーーっ!!!」


図書室で待ちぼうけ 18

2011年1月3日

図書室で待ちぼうけ 16

ベッドの上で膝立ちになって、私がスカートを脱ぐのを見つめていた相原さんが、私に向かって右手をまっすぐに伸ばしてきました。
私は、左腕で胸を隠したまま右手を差し出し、相原さんの手を握ります。

すると、急にその手をグイっとひっぱられ、そのまま相原さんに抱きつくようにベッドの上に転げ上がりました。
私が仰向けになり、相原さんは私の右横に、裸のからだを横向きにしてピッタリと寄り添いました。
「うふっ。いよいよ、ね?覚悟はいい?」

相原さんは、左手をベッドについて上体を起こし、私に覆いかぶさるようにしながら、右手で、まだ胸を隠している私の左手首を掴み、ちょっと強引にひき剥がします。
それと同時に、相原さんの右脚が私の右脚に絡みつきました。
相原さんの両脚で私の右太腿を挟むような形になったので、私の右太腿に相原さんのツルツルのアソコがじかにあたりました。
ヌルヌルと熱くなっているその素肌の熱を太腿に感じて、私もカーッと熱くなってしまいます。

相原さんは、そのまま顔を下げてきて、唇を重ねてきました。
相原さんの右手が私の左おっぱいをやさしく揉みしだき、ときどき乳首をつまんできます。
両腿の間を私の右太腿に押し付け、腰全体を小さくゆっくりと前後にスリスリしています。
「んんーふぅー」
私は、おっぱいへの愛撫の気持ち良さと太腿のヌルヌルな感触にどんどん発情して、がまんしきれずに塞がれた唇から、くぐもった声が漏れてしまいます。
相原さんに弄ばれているので右脚は動かせませんが、その分、左脚がクネクネ動いて、はしたなく開いてしまいます。

相原さんが唇を離して、上体を起こしました。
「森下さんの肌、脚もお腹も背中もみんなスベスベで気持ちいいっ!それに乳首がすっごく固くなってる。コリコリ」
「あ、相原さんにさわられていると、すごく気持ちいいから・・・」
私は、正直に言いました。
「それなら、もっと気持ち良くなろう、ね?」
相原さんが右手にピンクローターのコードを持ちました。
スイッチのほうの箱を私の右手に握らせます。
「ここを親指でカチっと回せば、動き出すから」
私の右手に自分の左手を重ねて、手探りで教えてくれました。

相原さんは、右手でローター側のコードをつまんでぶら下げ、私の左おっぱいの乳首横あたりにそっとあてました。
「ほら、森下さん。スイッチ入れて」
私は、教えられた通りに、右手の親指でスイッチを入れます。
ブーンっていう振動音が聞こえてきて、私の左おっぱいを今までに無いこそばゆい感覚が襲います。
「あんあん、あーーんっ!」
思わず上半身がのけぞりそうになりますが、私の首の後ろから抱くように回された相原さんの左腕と、右おっぱいに押し付けるように重ねられた左半身に押さえつけられます。
相原さんの熱くなっている体温が、私のえっちな炎にますます油を注ぎます。
相変わらず股間をスリスリ擦りつけてくる相原さんの腰に右脚も押さえられているので、私の感じている気持ち良さを自由に表現出来るのは、左脚だけです。
その左脚は、膝を大きく曲げてだらしなく横向きに倒れ、恥ずかしい大股開きの状態になってピクピクしています。

やがて相原さんは、私の精一杯尖った左乳首の先端に、さわるかさわらないかのあたりにローターをぶら下げました。
「ほらー、そんなにクネクネ動くと、一番気持ちいいところに振動があたらないよ?」
相原さんが、からかうように言ってきます。
「ああんっ!」
乳首の先にローターの振動があたるたびに、あまりの気持ち良さにからだをよじってしまいます。
今の相原さんはイジワルですから、ローターの位置を動かしてはくれません。
なので私は、その振動が欲しければ、自分からおっぱいごと乳首を突き出して、ぶら下がっているローターにあてなければなりません。
「あんっ!あんっ!」
からだをよじるのをがまんして、しばらく振動を楽しみますが、やっぱり、からだが動いてしまいます。
もう一度乳首を突き出します。
「あんっ!あんっ!あんっ!」
私のアソコから、とめどなくおシルが溢れ出てきてるのが自分でわかります。

「森下さん、感じやすいんだ。カワイイー。それに自分からおっぱい突き出してるし」
相原さんは、そう言って笑うと、ローターを右手のひらに包み込んで、ローターごと私の左おっぱいを鷲掴んできました。
「あーーんんっ!」
ギューッと掴まれたおっぱいの軽い痛みと、おっぱいにめり込んで肌をブルブル震わせているローターの継続的な振動が新鮮で、私はビクンビクンとからだを震わせます。
「あーーんっ、いい、いい、いいいーっ」
相原さんの右手が左おっぱいを離れ、右おっぱいに移動しました。
私の右おっぱいに初めての振動の洗礼です。
「あっ、あっ、あはんっ!」
相原さんは、右乳首を指先でつまみつつ、右おっぱいにローターを押し付けて強く、弱く揉みしだいてきます。
「やんっ!やんっ!やんっ!」

相原さんの手は、やがて私のおっぱいを離れ、腋の下や脇腹、おへそあたりをローターごと撫ぜてきました。
私は軽く目をつぶって、相原さんにされるがままです。
さわられる場所が移動するたびに小さく、声をあげています。
「森下さん、本当に感じやすいんだ。ローター、からだのどこにあててもその度に、あんあん、啼いてる。すっごく気持ち良さそうに」
そんな声に目を開けると、相原さんは、いつの間にか絡めていた腕も脚もほどき、大きく開いた私の両脚の間に膝立ちになって上半身を屈め、真正面から私のからだを見下ろしていました。

私は、もはやからだを大きくのけぞらせることもなく、半ばぐったりと身を横たえています。
ローターの振動がくれる蕩けるような、シビれるような感触も、もちろんでしたが、生まれて初めて、他人の手で自分のからだをやさしく、ときには激しく、愛撫してもらう感触があまりに気持ち良すぎて、一々反応できないほどの快感が、からだ中に延々と渦巻いていました。

私を気持ち良くさせようと、からだをまさぐってくる、しなやかな手。
自分でするのとは、全然違うさわりかた、どこをさわられるか予測できないスリル。
相原さんの発情している熱いからだ。
相原さんもときどき発する、気持ち良さそうな吐息、ため息、喘ぎ声。

それらに、完全に身を委ねきっていました。
まだ下半身はさわられていないのに、二度も三度も小さくイっていました。
私のからだ、もうどうにでも好きなようにしてください、っていう気分でした。

突然、私の股間をシビれるような強烈な快感がつらぬきました。
「あーーーっ、いやーーんっ!」
相原さんは、唐突に私のショーツの上から、右手ごとローターをもろに私の敏感な場所に押しあててきました。
やっぱり、ここは特別です。
「あーああーーんっっ!んっ、んっ、んーーーーんっ!!!」
押しあてられた途端に、強烈な刺激が私の股間を蹂躙し、ぐったりしていたからだが大きくビクビクンとのけぞって、あっけなくイってしまいました。

それでも相原さんは、そのままローターを押しあてつづけます。
「森下さんのここ、すごいビショビショ。後から後から蜜があふれ出てる。えっちなからだー」
嬉しそうに言いながら、ローターをグイグイ押し付けてきます。
「あん、あん、あーーん、だめ、だめ、だめーっ!」
イったばかりだというのに、休むヒマもなく、第二、第三の波が押し寄せてきます。
「ほら、ここをこうすると、もっといいでしょ?」
相原さんは、右手を押し当てたまま、左手で私のショーツの股際の上のほうを持って上に引っぱり上げます。
ショーツのクロッチ部分のところの布がひっばり上げられて細い紐のようになり、私のワレメに食い込んできます。
「あーんっ、いやいやーっ、そんなことっ、そんなことしたらぁーーっ」
その部分を覆う布が無くなってしまったため、ローターがじかに肌にあてられ、振動に肌が震えます。
「あーんっ、あーんっ、そこっそこっ、そこだめーっ、そこーーーっ!」
私は仰向けのまま、右手にピンクローターのスイッチ箱をギューッと握りしめ、左手はお布団の布を、これまたギューッと掴んで、からだ全体を強ばらせて快感に耐えています。

「森下さんのここの毛、薄いのねえ。少ししかない。それも髪の毛みたいにサラサラな直毛。いいなあ。うらやましい」
相原さんは、ローターを包んだ右手の小指と薬指でその毛を軽くひっぱりつつ、紐状になったショーツをさらにグイグイとワレメに食い込ませてきます。
紐状ショーツを小刻みに左右に振って、お豆を嬲ってきます。
クリトリスにじかに押し付けられたローターの震えと、ワレメに擦れる紐状ショーツの感触に頭の中が真っ白になってきました。
「そこだめーーーっ、そこそこそこーーーっ」
「あーー、いいーーー、いいいーーっ、いいいいーーーっ!!!」
再び、私のからだが激しくビクビクビクンと震えて、今日何度めかの絶頂に達しました。

そこで、相原さんの右手がやっと、私の股間から離れました。

「ね、すごかったでしょ?でも、せっかくだからやっぱり、こっちも経験しとかなくちゃ」
相原さんは、手を休めることなく、私のショーツに手をかけてスルスルと脱がせ始めました。
私は、ハアハア大きく息をしながら、仰向けのまま、ぐんにゃりしています。
朦朧とした頭で、やっとショーツを脱がせてくれるんだ、これでとうとう全裸だなあ、なんて考えていたら、両膝のちょっと手前でショーツが止まりました。

あれ?って思う間も無く、相原さんの指がズブリとアソコの中に突き挿さりました。
乱暴にグルグル中を掻き混ぜてきます。
「あぁーんっ!」
「うわーっ、中もビショビショ、大洪水」
相原さんが歌うように言ってから、あっさり指を抜き、代わりに震えているローターをヌプッと突っ込みました。
「あーーーーんんんんっ!」
今日これで何種類目なのか、もはやわからない未体験の感覚がまたもや下半身を襲います。
少しの異物感とともに膣全体がブルブル震えて、気持ち良さの波がお腹のほうへせり上がってきます。
「あーっ!、だめ、だめ、だめ、だめーっ!」
相原さんは、さっき膝まで下げた私のショーツを再び上に上げて穿き直させ、私が右手にギューッと握っているスイッチの箱を、手をこじ開けさせてもぎ取ると、私のショーツの左腰のゴム部分に挿しました。
「これで森下さんも、両手を自由に使えるでしょ?」
私の股間からコードが生えて、左腿の上をたわんで、ショーツと左腰の隙間に挟んだスイッチ箱につながっています。
「さあ、今度は、お互いのからだをさわり合って、楽しみましょう、ね?」

相原さんが私を見下ろしてニッコリ笑いながらつづけます。
「森下さんたら今、すっごくえっちな顔してる」
それはそうです。
私のアソコの中でローターがブルブル震えて、私を刺激しつづけているのですから。
私は、終わらない快感に身悶えして顔を歪ませています。
さぞかしえっちな顔になっていることでしょう。

「あ、相原さん・・・」
私は、仰向けに寝そべったまま両手を上に上げ、相原さんを迎え入れる準備をします。
相原さんも、当然のように上体を倒してきて、私の仰向けのからだにぴったりからだを重ねてきました。
おっぱいとおっぱい、お腹とお腹。
両脚を大きく開いたショーツ越しの私のアソコの上に、相原さんの裸のアソコが重なります。
私の奥で震えている振動が、相原さんのアソコにも伝わっているでしょうか。
私は、両手を相原さんの背中に回し、ギューーッと抱きしめます。
相原さんがやさしいくちづけをくれます。
二人とも目を閉じています。

しばらくそうしてから、お互い横向きになって向かい合い、腕を伸ばしてお互いのからだをまさぐり始めました。
「森下さんのからだ、柔らかくて、スベスベで、だーい好きっ」
「私も相原さんのからだ、しなやかで、大好きっ」
「森下さん、いっぱい、さわって」
「相原さんも」
相原さんが私のおっぱいを両手でやんわり揉んできます。
私も相原さんのおっぱいに片手を伸ばしながら、もう一方の手を相原さんの下半身に滑らせます。

私のアソコの中は、振動に麻痺してきたみたいで、下半身全体が感覚を失なったように心地よくシビレてきていました。
このシビレは、ちょっとした刺激で、今までに無い大きな快感に変わる予感がします。
私は、相原さんの無毛なアソコに左の手のひらをそっとあてて、相原さんの手が追って来るのを待ちました。


図書室で待ちぼうけ 17