2017年11月12日

夏休み自由研究観察会 15

 シンデレラとガラスの靴みたいにピッタリ嵌まり込んだ電マのヘッド部分が、絶え間なく満遍なく、膣壁を震わせています。
 振動は内側から下腹部全体を揺らし、快感の渦に全身が巻き込まれています。

 もう何度イッたかわからない・・・
 て言うより、ずっとイキッ放し状態。

「ああああ、はあはあはあ、あうっぅぅぅ・・・・」
 だらしなく半開きになった唇からは、淫ら声が洩れつづけ、腰全体がヒクヒク痙攣しっ放し。
 ただ呼吸だけを荒くしつつ、圧倒的な快感にすべてを委ねた私の頭の中は真っ白。

 そんな状態で、どのくらい時間が過ぎたのでしょうか。
「・・・くなっちゃいそうだからさ・・・」
 どなたかのそんなお声が近くに聞こえ、唐突に私の股間から、震えつづけている電マをズブリと抜かれました。

「あうっ、いやーっ!!!」
 ヘッドが膣壁を名残惜しそうに擦り、真っ白な頭の中で盛大に火花が飛び散り・・・
 同時に私の股間から大量の水分が流れ出して、足元の水溜りがピチャピチャ音をたて、面積を一気に広げました。

 それから右手、左手と縄跳びロープの戒めを解かれ、そのたびにガクンガクンと上体が崩れ落ちる私。
 両手首が開放されるともはや立ってはいられず、ストンと落ちたお尻が愛液の水溜りにベッタリ浸っていました。

 マゾマンコから電マが去っても、未だ震えている感覚は収まらず、未だ快感の真っ只中。
 水溜りの中で体育座りとなった自分の手が、自分の皮膚、そこがお腹でも脇腹でも、にコソッと触れるたびに、ビクンビクンとイッてしまいます。

「・・・あーあ、これは完全に入り込んじゃったね。こうなっちゃうとこの子、当分のあいだスケベなまんまなんだ・・・」
 さっきよりハッキリと、どなたかのお声が聞こえます。
 このお声は・・・えっと、そう、凛子さま。
 顔を上げると私を取り囲むように、幾人かの方々が私を見下ろしているのが見えました。

 この方々が、私をこんなに物凄い快感に導いてくださったみなさまなんだ・・・
 凛子さま、そして、えっと、ユタカさま、シンイチさま、ミツルさま、一番背の小さいマサヒデさま・・・
 ようやく思考が戻った私の脳内は完全な欲情マゾ人格と化し、私を見下ろすみなさまに対して、恭順と服従の下僕と成り果てています。

「奥とGスポットを電マで同時にやられちゃって、ポルチオってやつだな。しばらくはどこ触ってもアンアン喘いじゃうはず」
「じーすぽっと?ぽるちお?」
 凛子さまのご説明にマサヒデさまがオウム返しでお尋ねになっています。

「ああ、悪い悪い。あんたたちはまだ、そんな言葉覚えなくていいから。とにかくこうなっちゃうと、ミコトさんはしばらくずっとえっちな気持ちのまま、ってこと」
 取り繕うようにおっしゃった凛子さま。

「ただし、大人の女がみんなこんなになっちゃうわけじゃないからな?イヤがる人だっているんだから、マッサージ器持ってそこら辺の女性に片っ端からイタズラとか、絶対するなよ」
 怖いお声で男の子たちに釘を刺される凛子さま。

「そういう意味でも、ミコトさんは特別なんだ。特別にスケベな大人の女性っていうこと。だから、あんたたちが今日、ミコトさんと遊べたのは、オトコとして超ラッキーだったとも言えるな」
 素肌に両手を盛んに滑らせて小さくあんあん喘いでいる私を、ご愉快そうに眺める凛子さまのニヤニヤ笑い。

「ねえ?ミコトお姉さんは、今度こそお漏らししちゃった?」
 マサヒデさまが、私が浸かっている水溜りを指差してお尋ねされます。

「ああ、ずいぶん盛大に溢れ出したけど、あれも女性が本当に気持ちいいときに湧き出る液体なんだ。潮っていってね。ちょっとはオシッコも混ざっていたかもしれないけれどな」
「電マで蓋されてたのが抜いたときに一気にジャバーって出ちゃったんだ。失敗したな、前もって犬のオシッコシートを敷いておくべきだった」
 笑いながらご説明される凛子さま。

「へー、アクメって凄いんだねー」
「ミコトさんって、特別にえっちな女の人だったんだー」
「ハダカを簡単に見せてくれるし、マンコまで開いて見せてくれたもんね」
「今も自分でさわって、まだ悶えてる」
 感心しきりな男の子たち。

「ありゃー、もうこんな時間なのか?」
 凛子さまの視線を辿って振り向くと、時計のデジタル表示は20:10。
 私が再び磔にされたのが19時半頃で、されてすぐイッてしまいましたから、それから30分以上、イキつづけていたことになります。

「あんたたちを10時までに送り届けるのには9時がタイムリミットだし、こりゃあもう新しいゲームは無理かな。ミコトさんは、一度スイッチ入っちゃうと、えっちが止まらなくなっちゃう人だから」
「ツイスターゲームとか面白そうなの、準備しておいたんだけどなー」
 からかうようにおっしゃった凛子さまへ、男の子たちが一斉のブーイング。

「えーっ!?じゃあもうこれで終わりなのーっ?」
「せっかくミコトさんをアクメにしてセーフクしたのに?」
「ミコトお姉さんをセーフクしたら、ドレイになって何でも言うことをきく、って言ったじゃん」
「捕虜だから命令していいんでしょ?オレもミコトさんのおっぱい、しゃぶってみたいー」

「わかったわかった。じゃあ、すぐに出掛けられるように今、帰り支度しちゃって。そしたら時間ギリギリまで、ミコトさんを好きにしていいから」
 愉しそうな苦笑いでお応えになる凛子さま。

「とりあえずミコトさんが汚しちゃった床も拭かなきゃいけないし、アタシの出掛ける準備もあるし。ほら、自分の荷物とか上着とか、玄関まで持って行っておきな。忘れもんすんなよ」
 凛子さまの号令で、お部屋の隅に積んだご自分のお荷物に群がる男の子たち。

「ほら、ミコトさんも立って。床を拭いちゃうからバスルームまでつきあって」
 凛子さまに手を引かれ、ヨロヨロとバスルームに連れ込まれました。
 
 脱衣所で冷たいスポーツドリンクのペットボトルを差し出され、半分まで一気に飲み干す私。
 あーーっ、美味しいーっ!

「軽くシャワー使って、汗やらよだれやら流しちゃいなさい。そのあいだにアタシは床を拭いてきちゃうから」
 浴室に私を放り込み、ご自分はお水の入ったお風呂桶とモップを持たれ、そそくさとリビングへ戻られました。

「あ、ありがとうございますぅ・・・」
 遠ざかるお背中にお礼の言葉を投げかけつつドアを閉じ、シャワーの栓を捻ります。
「あんっ!!!」
 火照った素肌に無数の水滴が当たり、途端に鎮まりかけていた快感の渦が蘇りました。

「あぁっーん!」
 全身の皮膚のどこもかしこも、すっごく敏感になってる・・・
 さすがに膣内を震わされる感覚は去っていましたが、その忘れ難い快感を切望するあまり、からだ表面の皮膚の感覚が異様に感じやすくなっているみたい。
 まさに全身性感帯。

 ピチャピチャと素肌を叩く水音が、バラ鞭で軽く叩かれているように感じて、クネクネ身悶えてしまいます。
 全身にヌルヌルと両手を滑らせていると、自然ともっとも敏感な部位に行き着き、そうなるともう、そこをまさぐらずにはいられません。

 左手で両方の乳房を揉みしだき、右手でマゾマンコの肉芽と洞窟をさすり、我を忘れて昇り詰めます。
「あーーっ、んぅーっ、いいぃひぃーーーーーーっ!!!」

 シャワーの音が大きいのをいいことに、声も押し殺さずな奔放イキ。
 昇り詰めた余韻に浸っていると、ガタッと浴室のドアが開き、ピタッとシャワーの音が止まりました。

「何?ちょっと目を離した隙にまたシャワーでイッちゃったんだ?ほんとド淫乱なマゾメスだねえ」
 凛子さまにお尻をパチンとはたかれ、脱衣所に戻されます。

「ほら、からだ拭いたら、ガキンチョたちに最後のご奉仕だよっ」
 真っ白なバスタオルを渡され、股間以外すっかりヌルヌルが洗い流されたからだを拭き始めます。

「あっ!んっ!」
 タオル地のザラザラにさえ、ビクンと反応してしまうほど敏感なままの裸身。
 タオル地が擦れるたびにアンアン喘ぎつつ、何とか拭き終えました。

「あーあ。目をトロンとさせちゃって、マゾっぽく振る舞うなって言っても、もう到底無理みたいね」
 凛子さまが呆れたようにおっしゃいます。
「ま、いいか。ユタカたちも夏休みのいい思い出になっただろうし」
 私の顔をニヤニヤ見つめる凛子さま。

「そう言えば直子、今日も薄化粧だったけれど、今は汗やら涙やらよだれやらで、完全にスッピンになっちゃってるんだ?」
 からかうようにおっしゃった凛子さまが、イタズラっ子のお顔になりました。

「いいこと思いついた。最後にあいつらに女の凄さを見せつけて、強烈なインパクトを刻みつけてやろう」
 おっしゃるなり脱衣所のチェストをがさごそされ、何やら取り出されました。

「直子は、どちらかというと童顔だからさ、スッピンだとあいつらも、歳が近いと錯覚して馴れ馴れしくなるじゃない?だから、直子はあくまでもオトナの女なんだ、ってことをダメ押ししておくの」
 おっしゃりながら私を洗面鏡の前に座らせ、顔だけを凛子さまのほうに向くように指示されました。

「もらいもんでアタシが絶対使わないようなやつを抽斗に放り込んでたんだ。ちょっと古いけど毒じゃないし、輸入もんでメーカーもしっかりしたところのだから」
 凛子さまが取り出されたのは、どうやらメイクのお道具のよう。

 唇を突き出すように指示され、リップティックが私の唇を滑ります。
 テカテカした光沢のある明るめなまっ赤。
 つづいて瞼を閉じると、鬱血のような紫色のアイシャドウにクッキリ黒々アイライン。
 あっと言う間にメイクは終わり、鏡に向くようご命令。

 妖艶とかセクシーとエロティックとか様々な形容詞が浮かびますが、私が真っ先に浮かべたのは、ふしだら、若しくは、いやらしい・・・
 どぎついほど真っ赤に濡れたようなルージュに、お下品なほどのラメ入りキラキラアイシャドウ。
 白のチョーカーと剥き出しのおっぱいまでが鏡に映り、どう見てもド淫乱なメス犬露出狂マゾビッチ、という感じ。
 そして確かに、鏡の中の全裸マゾビッチの姿は、4、5歳老けて見えました。

「うん。いい感じになった。淫靡にエロいニンフォマニアックビッチ。これはあいつらも悦ぶよ。あいつらはまだガキンチョだけど、特撮モノの悪役女幹部って、こんな感じが多いんだ」
「年令問わず全般的にオトコって、こういう性的に媚びた女の化粧、大好物だからね」
 凛子さまがご愉快そうにおっしゃり、私を立たせます。

「リビングに行くまで、からだにバスタオル巻いてていいよ。そのほうがあいつらも、脱がせる楽しさが味わえるだろうから」
 凛子さまに促され、腋の下からタオルを巻き付けます。
 でも今の私は、裸を視られるよりも自分の顔のほうが恥ずかしくて仕方ありません。

「あ、それから・・・」
 バスルームを出ようと歩き出された凛子さまが不意に立ち止まり、私を振り向きました。

「あいつらを家まで送ってくるあいだは、ミサミサに直子を預けることにしたから」
「えっ?」
 一瞬、何をおっしゃっているのか、わかりませんでした。

「だから、本当はあいつら送りがてら、直子も一緒に乗っけて池袋で解放する予定だったんだけど、あいつら4人で来ちゃったじゃん?」
「アタシの車、軽で4人乗りだから6人は乗れないんだ。法律的に子供は3人で2人分なんだけど後部座席に子供4人はダメ。だから直子は乗せられない、ってこと」
 少し焦れたように凛子さまがおっしゃいます。

 急に現実的なお話になって、頭の中の理性がすこしづつ働き始めました。
 そう言えば、子供たちが帰ったら私はお役御免なはずでした。
 帰りも家まで送ってくださる、というお話もした気がします。

「たぶん往復で2時間近くかかると思うけれど、そのあいだ直子ひとりだけでこの部屋に待たせるのもアレだからさ」
「明日は仮縫いのお披露目があるから車で出勤するつもりだったし、ミサミサと3人で車で行けばいいじゃん?早めに出てあげるから」
 つまり私は今夜、ここにお泊り、っていうこと、なのかな?

「明日の出勤も今日着てきたやつでいいでしょ?どうせオフィスに着いたらすぐに脱がされちゃうんだし。いっそもっとキワドイ服で出社してみる?ミサミサの部屋にたくさんあるよ?そういうの」
 イジワルっぽく半笑いなお声でおっしゃる凛子さま。

 結局、男の子たちがお帰りになった後も引きつづき私は、このお部屋で美咲さまと凛子さまの慰み者にされちゃうみたいです。
 もし家に帰れても、今日のあれこれの思い出しオナニーを思いっ切りするだけでしょうから、私に異存はありません。
 それに美沙さまと凛子さまがお相手なら、マゾ性をストレートにさらけ出せますし。

「あ、はい、わかりました。いかようにもご命令の通りに従います・・・」
 鏡に映るド淫乱顔の自分を横目で見つつ、しおらしくお答えする私。

「やれやれ、完全にマゾ語になっちゃってるんだ。ユタカたちに、マゾ、っていう性癖の人種がいることも、教えちゃったほうがいいのかなあ・・・」
 お独り言のようにつぶやかれつつ、私の手を引いてリビングに戻られる凛子さま。

「おせーよ、リンねーちゃんっ!もう9時まで30分もなくなっちゃった・・・じゃん?」
 最初こそ威勢良く突っ掛かってこられたユタカさまでしたが、私の姿を見た途端に、お声がお尻すぼみになっていかれました。

「うわーっ、ミコトお姉さん、すっごく綺麗になってるー。お化粧したんだ」
 マサヒデさまの無邪気なお声。
「うん。えっちさが増したって言うか、なんかいやらしい感じ」
 私と同意見なミツルさま。
「ますますえっちぽくなって、オトナーって雰囲気」
 ポカンと見惚れてくださるシンイチさま。

「でしょ?あんたたちがミコトさんのこと、ただのえっちな少し歳上の女の子、としか思っていないんじゃないかと思ってさ。女性はみんなミコトさんみたいなんだ、って勘違いされても困るから」
「ミコトさんは、れっきとしたオトナで、その中でも格別にいやらしいスケベオンナだってことを忘れないように、それっぽくメイクしてみたんだ」
 なぜだかご自慢気な凛子さま。

「だから今日したようなことは絶対、他の女性にはしちゃダメだからな?あくまでもミコトさんが特別スケベで、今日出会えたあんたたちが超ラッキーだった、ってだけなんだから、そこんとこ忘れんなよ?」
 凛子さまが学校の先生口調で、物々しく釘を刺されます。

「はーいっ!」
「うんっ!」
「赤い口紅ってすごくえっちだよねー」
「早くタオル取っちゃおうよ。オレもう我慢できねー」

 少しのインターバルを置き、残り時間が少なくなっていることに加え、私が扇情的なメイクをした上にタオルで裸をいったん隠したことで、男の子たちの興奮度合いが、ヒートアップしているようです。

 みなさまにあらためて顔をまじまじと見つめられます。
 バスタオルの巻き際から覗くおっぱいの膨らみ始めと、股下2センチくらいのミニスカ状態なバスタオルの裾も、食い入るように見つめられます。
 どなたの瞳も、その忌々しいバスタオルが邪魔で仕方ない、と訴えてきています。

 ダイニングテーブル上は綺麗サッパリ片付けられ、男の子たちのバックパックなどのお荷物も玄関にスタンバイされているみたい。
 さっき私が水溜りを作った床はキレイに拭き取られ、その場にオシッコシートを敷き詰めた例のお風呂桶が用意周到に置かれています。
 これからその周辺で、裸身をイタズラされることになるのでしょう。

「よーし。じゃあ今夜最後のミコトさんドレイタイムな。さっきも言ったように、キス以外なら何でも言うことをきいてくれるから」
「時間は、8時55分まで。今34分だから、あと約20分間。で、ミコトさんはあそこに立たせればいいのか?」
 凛子さまが黄色いお風呂桶を指さされます。

「うん。それを跨ぐみたいに立って。そうすればもう、床は汚れないでしょ?オシッコだって出来るし」
 マサヒデさまがお得意気にお答えされます。

 凛子さまに並ぶ形で立っていた私は、その場を離れ、かつて磔にされていた場所にあらためて立ちます。
「手首を縛っている暇は無いから・・・」

 凛子さまのお言葉が終わらないうちに、私の両手は自分の後頭部へと動いていました。
 両足はお風呂桶を跨いで、休め、よりも気持ち大きく開きます。
 ラビアが開いた途端に愛液がひとしずく、ポタリとオシッコシートにしたたります。

「うふふ、ほら、ミコトさん、ドレイらしく観念して、あんたたちに一切逆らいません、てさ。あれは、アメリカでおまわりさんに拳銃を向けられたときの無抵抗のポーズ」
 私のマゾの服従ポーズを、そんなふうにご説明される凛子さま。

「ねえ大先生?ボク、さっき思い出したんだけど・・・」
 マサヒデさまが無邪気なお声で凛子さまに問い掛けます。

「ん?」
「今日、お父さんからケータイ電話を持たされてたんだ。何かあったら連絡しなさいって」
 ハーフパンツのポケットからガラケーを取り出されるマサヒデさま。

「これのカメラでミコトお姉さんのハダカ、撮ってもいい?」
 おおおっ、とどよめく他のお三かた。
 私は、えっ!?という顔になり、凛子さまも想定外のお困り顔。

「持たされた、ってことは、そのケータイは、マサヒデ専用、のじゃないんだろ?」
 慎重にお言葉を選ぶように尋ねられる凛子さま。

「うん。お母さんが入院中だから、子供だけで学校以外にお出掛けするときだけ、持たされるの。だから家族全員用」
「シンイチにーちゃんは、一回持ってて誰かんちに忘れちゃったことがあるから、それからはふたりのときは、ボクが持つことになったの」
 マサヒデさまの屈託ないお答え。
 余計なことを、というお顔でマサヒデさまを睨むシンイチさま。

「うーん、それはマズイよ。それだったら、その写真をお父さんやお母さんにも見られちゃうかもしれないじゃん?」
「今日家に帰って、お父さんにケータイ返して、お父さんがその写真見つけたら、マサヒデは何て言ってごまかすの?このハダカのお姉さんと遊んで来た、って正直に言っちゃう気?」

「えっ?まさか、ううん。絶対そんなこと言わないよ。言ったらみんなに絶交されちゃうし、お父さんからもきっと、すんごく叱られる・・・」
 凛子さまはおやさしげに、諭すようにおっしゃったのですが、マサヒデさまはお答えに窮し、珍しく、ぐぬぬ、なお顔になっています。

「そこまでわかっているならいいけど、あんたたちもよく考えな。今日アタシんちでしたことは、普通に考えるとかなりヤバイことなんだ。知られたらみんなから軽蔑されちゃうくらいにね。えっちなことって、そういうもんでしょ?」
「あんたたちの親御さんから見たら、絶対に悪いコトなんだけど、アタシはあんたたちのいい思い出になるかな、って思ってノッたの。そういうヒミツって、なんだか楽しいじゃない?」

「絶対にここにいる6人の中だけのヒミツにしておかなきゃならない、夏休みの愉しくも妖しい思い出・・・」
 男の子受けの良い、仲間内だけの秘密、というキラーワードでまとめにかかる凛子さま。

「ボクもそんなつもりじゃなかったんだ・・・だってミコトお姉さんが、何でも命令をきいてくれる、って言うからさ・・・」
 と、バツの悪そうなマサヒデさま。

「わかったよ。要するにマサヒデは、ミコトお姉さんのことを忘れたくないんだろ?だから写真を撮って持っておきたいって思ったんだろ?」
「うん、そうなんだ。ボク、ミコトお姉さん、大好きになっちゃったから」
 衒いなく凛子さまの助け舟に、あっさり乗られるマサヒデさま。

「だったら今、絶対忘れないように、じっくりとミコトさんの顔とからだを視て憶えておけばいい。触るのだって自由なんだから、悔いのないようにいっぱい触っとけよ。それが思い出っていうもんだ」
 おっしゃった後、少し照れたようなお顔になられる凛子さま。

「それに今度、適当に見繕ってミコトさんの紙焼きの写真をユタカに渡しておくから、適当にみんなで分けな」
「それってヌード?」
 照れ隠しなのであろう凛子さまのご提案に、すかさずツッコまれるユタカさま。
 それは私も気になるところです。

「いや、ヌードは親とかにみつかったときにマズイだろ。水着止まりだな。それだって、誰?って話になりそうだから、あんたたちちゃんと、みつかんないように隠しとけよ」
「はーいっ!」
「やったー!」
 嬉しそうに弾んだお声で一斉のお返事。

「ほらほら、もうあと15分になっちゃったぞ?最後にもう一度ミコトさんをアクメにしてやりな。どうせあんたたちの最初の命令はバスタオルを・・・」

 凛子さまのお言葉が終わらないうちに、男の子たちが一斉に私に群がってこられ、次々に伸ばされる腕でバスタオルを幾分乱暴に引き剥がされました。


夏休み自由研究観察会 16


2017年11月5日

夏休み自由研究観察会 14

 再び両腕を半端なバンザイの形で拘束されてしまった私。
 両方の手首に縄跳びの綿ロープが、しっかり絡みついています。
 それも今度は、シーリングライトが煌々と照らす、昼間と同じくらいに明るい照明の下で。

 Xの字に開き切った全く無防備な全身は、首を飾る細い白色エナメルチョーカー以外、何ひとつ肌を覆うものない全裸。
 私の周りを取り囲んだ男の子たちが、再び配られた医療用ゴム手袋を嬉しそうに嵌め直しています。

「おーけー。それじゃあ、悪の組織に捕まったミコトさんへの、お仕置き磔全身ショクシンタイムな」
 大先生がわざとらしく、お仕置き、なんてお言葉を使われ、私のマゾ心をくすぐってくださいます。

「さっきも言ったけど、大人の女性は気持ち良ければ良いほど、切なそうで泣きそうな顔と声になるけど、ビビんないでつづけるんだぞ?でないとミコトさんが本当に気持ち良くはなれないからな」
 
 男の子たちを見回しつつ、念を押される大先生。
 美咲センパイへの配信用カメラ付きメガネは、大先生とマサヒデくんがかけられています。

「それで、女性が本当に気持ち良くなると、アクメ、っていう状態になる。あんたたちの使命は、ミコトさんにアクメを味あわせてあげること」
「あく?め?」
 マサヒデくんが不思議そうに問い返します。

「そう。フランス語だけど、英語だとオーガズム、ドイツ語だとオルガスムスって呼ぶな。日本語だと何だろ?・・・・性的絶頂?」
「せーてきぜっちょー?」
 キョトンとしたお声での、マサヒデくんの無邪気なオウム返し。

「ま、とにかく、気持ち良すぎてからだがヒクヒク痙攣しちゃうような状態のことな。大人の女性は、おっぱいやマンコをたくさん弄られてると、どんどん気持ち良くなって、最後にそのアクメの状態になっちゃうわけ」
 私の顔をニヤニヤ眺めながら、子供たちにご説明される大先生。

「だから、あんたたたちは、そこにある道具とか工夫して使って、ミコトさんをアクメにしてあげなさい。今までいろいろミコトさんのからだ触ってきたんだから、どうすればミコトさんが切ない顔になってえっちな声を出すのか、だいたいわかったでしょ?」

「本当に何でもしていいの?・・・」
 ミツルくんの、おずおずという感じでのご質問。
「だとえば、あの、お尻を叩く、とか・・・」

「あれ?ミツルはミコトさんのお尻、叩いてみたいの?」
 からかうようなお声で嬉しげな大先生。

「叩いてみたい、ってほどじゃないけど、大先生が、お仕置き、って言ったから、お仕置きって言ったら、お尻ペンペンかなーって思って・・・」
 ミツルくんが、少しきまり悪そうに弁解されます。

「それに、オレたち悪の軍団なんでしょ?悪の軍団なら、捕虜にそういうイジメっぽいことをするのもアリかなー、って思ったんだ」
 私の顔をすまなそうに盗み見ながら、ミツルくんが付け加えられました。

「学校とか友達同士では、イジメ、ダメ、ゼッタイ、だけど今してるのは、ごっこ遊び、だから、今日のミコトさんになら、何してもいいよ」
 恐縮気味のミツルくんを諭すみたいに、おやさしくおっしゃった大先生。

「さっきも言ったと思うけど、基本的にミコトさんが、イヤっ、とか、痛い、とか、やめてっ!とか言わない限り、いくら泣きそうな顔になってても、喜んでいる、って思っていいんだ。そうよね?ミコトさん?」
 大先生に念押しを迫られ、ドギマギしてしまう私。

「あ、はいっ・・・その通りです・・・」
 消え入りそうな声でか細く承諾する私は、もはやマゾ度全開。
 ・・・どうぞ思う存分にイジメてください・・・と付け加えたくて仕方ありませんでした。

「あっ、それと、何をしても、と言っても、唇にキス、だけはダメ。ミコトさんにもちゃんとした恋人がいて、そういうことは恋人とだけするもんだからな」
 冷やかすように、妙にロマンティックなことを口走られる大先生。

 お言葉の意味をご理解されたのかされないのか、キョトンとされている男の子たち。
 わざわざお断りをされなくても、私にキスしようなんていうお気持ちはどなたも毛頭なかったみたい。

「それで、ミコトさんがアクメになりそうなときは、イクぅー、とか、イキますぅー、とか言うはずだから、その声が出たら、あんたたちの勝ち。悪の軍団がミコトさんを征服した、ってことになるわけだ」

「イク、ってどこへ行っちゃうの?」
 マサヒデくんお得意のオウム返し疑問符。
「うーん、アクメにたどり着く、っていうことだな。一番気持ち良い感じになった、ってこと」

「ボクたちがセーフクしたら、ミコトお姉さんはどうなるの?」
「そうだなー、セーフクされたらミコトさんは、あんたたちのドレイ、ってことになるから、あんたたちが帰るまでずっとハダカでいなきゃいけないことになるね」
 心底愉しげな大先生のお応えに、やったー、と盛り上がる男の子たち。

「それにドレイだから、あんたたちの命令に絶対従わなくちゃならなくもなるけれど、それはその後、何かゲームでもしながら盛り上がろう」
「ま、今はとにかくさっさと、ミコトさんをアクメにしちゃうことだけを考えればいいよ」
 凛子大先生ったら完全に、私のマゾ性を前提にしてお話を進めていかれます。

 大先生のお話が一段落し、あらためて男の子たちの視線が、私の裸身に注がれます。
 普通にしていると男の子たちの目線は私の肩先あたりでしたが、今は私も八の字に大きく両足を広げているため身長も縮み、目線がほぼ対等となっています。
 辱めそのものな格好の私を、顔からからだへと舐めるように見つめてくる好奇の視線たち。

 シンイチくんの手には電マ、ユタカくんの手には書道筆と鳥の羽箒、ミツルくんの手にはピンセット、そしてマサヒデくんの手にはスースーするお薬の容器。
 これから私は、震わされ、くすぐられ、つままれて、スースーされちゃうんだ・・・
 そのあいだにも肌を撫ぜられ、揉まれ、叩かれ、挿入され・・・
 想像しただけで、ゾゾゾっと肌が粟立つほど、からだが皮膚刺激を待ち焦がれていました。

「よーし。じゃあ、あんたたち、えっちな捕虜を存分に可愛がっておやりっ!」
 悪の軍団の親玉に成りきった大先生のお芝居がかった号令と共に、男の子たちが一斉に私のからだに群がってきました。

「あはぁん、あうぅぅ・・・」
 刺激に飢えていた素肌をペタペタ触られ、早くも淫らな声がだだ漏れ。

 マサヒデくんが指にたっぷりと盛ったお薬を、左右の乳首に丹念に擦り込んでくださっています。
 ユタカくんの鳥の羽箒が、お腹や脇腹をこそばゆく愛撫してくださいます。
 ミツルくんのピンセットが、スースーする乳首をギュッとつまんで引っ張ってくださいます。
 そして、シンイチくんの電動マッサージ器がお尻の割れスジに沿って当てられ、ブーンという悩ましい振動に下半身が包まれます。

「あっ、あっ、あーーんっ・・・」
 おっぱいとお尻を同時に責められ、今まで焦らされた分を取り戻すかのような昂ぶりがグングン急上昇。

 おっぱいを揉みしだいているのはユタカくん?あんっ、脇腹くすぐったい、どなたかの手が恥丘を滑ってる、振動がお尻の穴に近づいてくる・・・
 どなたに何をされているのかわからないまま、からだのあちこちで起こる刺激や快感にクネクネ身を委ねる私。

「あはーぁっ!」
 不意にマゾマンコを撫ぜられ、見事に剥き出しのクリットをヒットされ、一際大きな声をあげてしまいます。
 視線を下げると、ユタカくんが私の股の前にしゃがみ込み、マゾマンコを覆うように手のひらを当てていました。

「うわっ、マンコ、すげー熱い」
 嬉しそうなユタカくんのお声と共に、マゾマンコ全体をニギニギと揉まれます。
 ユタカくんの指のあいだがちょうどクリットを挟む感じで、微妙にもどかしく擦れています。

「あうっ、ふーぅんっ、い、いいぃ・・・」
 電マが右おっぱいに押し当てられ、房全体がプルプル震わされています。
 背後ではどなたかに尻肉を、肛門を押し広げるみたくモニュモニュ揉みしだかれ・・・

「あーっ!」
 唐突に指が一本、膣穴に侵入してきました。
「おおっ、マンコの中もやっぱり熱いー。それにグチュグチュだー」
 ユタカくんの弾んだお声がして、犯人がわかりました。

「あっ、あっ、あぁっ・・・」
 指を潜り込ませたユタカくんの手のひらは、ずっと私の肉の芽に押し付けられています。
 押し潰される私のクリット。
 ユタカくんが膣の中を指でグルグル掻き回すのと同じリズムで、淫声を歌い上げてしまう私。

「あー、いいなー、マンコの穴、次、ボクね」
 マサヒデくんのお声はユタカくんへ向けたものでしょう。
「じゃあ、オレはお尻の穴に指、挿れてみーよーっと」
 ミツルくんかな?

「よーし、それじゃあオレは最強にして、しつこくおっぱいマッサージっ!」
 左おっぱいを震わせる振動が強まり、ブーンというバイブレータ特有の淫靡な振動音が私の官能まで揺さぶってきます。

 肛門にズブリと指が挿入されたのを感じたとき、もはや限界でした。
 からだ中の毛穴がゾクリと一斉に開くような、凄まじい快感が押し寄せてきました。
「あーーっ、い、いぃ、いぃーーーっ!いぃって、うぅぅ・・・」

 いつものクセで、イってもよろしいでしょうか?と懇願しそうになり、慌てて後の言葉を濁します。
 こんなに早々とイク宣言をしてしまったら、この待ち侘びていた夢の陵辱があっさり終わってしまいます。
 
 まだ始まってから数分くらいしか経っていません。
 大先生と子供たちに嘘をついてでも、もっともっと味わっていたい・・・
 ヘンタイドマゾの本能が切実にそう望んでいます。

「あんっ、いぃーーっ、いいですぅ、気持ちいいですぅぅ・・・もっとマンコ掻き回して、もっと乳首引っ張って、お尻たたいてくださいーっ!」
「はあっ、はあっ、ああーっ、もっとぉー、もっとぉっ、いいぃぃぃーーーっ!!!」
 
 最初のオーガズムはイク宣言無しで、おねだりしながらの内緒イキでした。

 今まであれやこれやで焦らされつづけ、溜まっていたムラムラが一気に放出されたような、失神寸前の超快感スパーク。
 真っ白くなった脳内が、そのまま虚空へと吸い込まれていきそうなほど。

 突然の私のおねだり、それもドマゾ丸出しで露骨過ぎるえっちなおねだりに、男の子たちも少しビックリされたようでしたが、手の動きだけは止めずにいてくださいました。
 一度目の快感の余韻に浸る間もなく、より敏感になった淫乱素肌が新たな刺激に再びあっさり高まり始めます。

「ねえ?今ミコトさんのからだ、ビクンって跳ねなかった?」
「うん。おなかの筋肉がヒクヒクって何度も痙攣してた」
「マンコに突っ込んでいる指がキューって締め付けられた」
「ねえ、大先生?今、ミコトお姉さん、アクメ?になったんじゃないの?」
 男の子たちが蹂躙をつづけつつ、大先生に不審そうに尋ねます。

「でもミコトさん、イクーって宣言しなかったから、まだなんじゃないかなあ?」
 大先生が呆れたようなお声で、それでも私の意を汲んで白々しくフォローしてくださいます。

「あんたたち、まだミコトさんに遠慮してるんじゃない?ミコトさん、もっと激しくされるのが好きみたいよ?」
 挑発するように子供たちを煽る大先生。

「そう言えば今、お尻ぶって、って言ったよね?」
「チクビも引っ張って、って」
「今度はオレがマッサージ器な」
「オレもマンコに指つっこむー」

 ますます張り切ったご様子になられた男の子たちが、躊躇なく私の下半身に群がりました。
 どなたかの指で大陰唇を大きく抉じ開けられ、小陰唇を掻き分けられ。
 どなたかにお尻をパチンパチンと叩かれ、どなたかの指で両方の乳首をいっぺんにギューと引っ張られ。
 マッサージ器は下腹部に押し付けられ、淫靡な振動をちょうど子宮の真上辺りから体内に送ってきています。

 すぐに膣内に指が侵入してきました。
 それもどうやら違うかたが一本づつで、同時に二本。
 思い思いに気まぐれに、私の膣壁を好きなように擦りまくってきます。

 慣れたこともあるのでしょうが、男の子たちの私のからだのまさぐり方が、どんどんぞんざいになっているように感じます。
 ゴム手袋をしている安心感と、たぶん私が何をしても嫌がらない、完全な言いなり状態なので、したいことしちゃえ、という、下に見る感、が芽生えてきたのだと思います。
 そんな扱われ方に、一層マゾ性を滾らせてしまう私。

 身悶えるたびに、ピンと張り詰めた2本の縄跳びロープが左右の手首を締め付けてきます。
 大きく開いた両脚は腰が落ち、みっともない大開脚ガニ股となって男の子たちに陰部を晒しています。
 足元は、汗と唇からのよだれとマゾマンコのよだれが一体となった、大きな水溜り状態。

「ああぁ、うぅぅ、いいっ、いいぃぃ・・・」
「何か、マンコのよだれが白く濁ってきたよ」
 私の膣穴をゴシゴシでたらめに擦りながらの、ユタカくんのご報告。
「マンコの中って、ヌメヌメだけど、ちょっとでこぼこもしてるんだ」

「ああ、白く濁るのは本気汁って言って、ミコトさんがどんどん気持ち良くなっている証拠。もう少しだと思うから、がんばんな」
 私を正面に見据えながら、嬉しそうにお応えになる大先生。

「大先生?ボク、ミコトお姉さんのチクビ、吸ってもいい?」
 歳上のお三かたに私の下半身を占領され、弾き出される形になって、ずっとおっぱいを弄ってくださっていたマサヒデくんのお願い声。
 
 私に直接訊くのではなく、まず大先生にお許しを乞うのは、マサヒデくんも子供ながらに、凛子大先生と私との言いなり主従関係にうすうす感づいていらっしゃるから、なのでしょうか。

「あはは、マサヒデはミコトさんのおっぱい、しゃぶりたくなっちゃったか。アタシはかまわないけど、一応ミコトさんにも訊いてみな」
 大先生の苦笑い混じりなアドバイスに、素直に応じるマサヒデくん。

「ねえ、ミコトお姉さん?おっぱい吸っていい?」
 下半身への執拗な責めが限界寸前で、思い切り泣きそうな顔になっている私を覗き込むマサヒデくん。

「あんっ、はひいぃ・・・もちろんですぅ、吸うのも舐めるのも、噛んじゃってもいいですから、どうぞ、ご自由にしてくださいぃぃ・・・あっ、あーっ!」
 一刻も早くおっぱいを虐めて欲しくて、あからさまにおっぱいを突き出す私。
 私は子供たちの前で完全に、一匹のド淫乱ヘンタイマゾメスになりきっていました。

 マサヒデくんはまず、私の乳首を丁寧にウェットティッシュで拭いました。
 さっき塗り込んだスースーするお薬の油が気になったのでしょう。
 ティッシュ越しに乱暴に捏ねられる私の乳首。

「あひっぃっ!」
 マサヒデくんのお口で左乳首を含まれると同時に、どなたかの指で腫れ上がったクリトリスをグニュッとつままれる感覚。

「あっ、そ、そこはぁ・・・そこは、ダ、ダぁ・・・」
 あやうくいつものように、ダメぇ、と言ってしまいそうになり、グッと言葉を呑み込みます。

「・・・メぇじゃないですぅ!ダメじゃないですぅぅ・・・もっと、もっと強くぅぅ・・・クリット潰してぇーーっ、お尻ぶってぇーっ!乳首噛んでぇぇぇっ!!」
 蹂躙を止めて欲しくなくてマゾ本能のおもむくままな陵辱願望を、あられもなく口にするヘンタイマゾ女=私。
 それに忠実にお応えくださる、頼もしい男の子たち。

「このおマメ、意外と見た目より硬いんだ」
「本当だ。茹でたお豆の感触に似てるね」
「男のちんちんと同じような役目、って言ってたけど」
「おっ勃ったちんちんのさわり心地にも似てる」

 研究熱心な男の子たちが代わる代わるに、違う強さで私のクリットを摘んでは離し、摘んでは離し。
 マサヒデくんの唇は右おっぱいに移動し、左おっぱいを揉みしだきつつ右乳首が吸われます。
 下半身の男の子たちは、ときどき思い出したように、私のお尻を平手でパッチーンとひっぱたいてくださいます。

「あっ、あっ、あっ、んーーーっ!!」
 乳首に強めに歯を立てられ、肥大したクリットをグニュグニュ潰され、そのあいだも膣内は掻き回され、お尻はバチンとぶたれ・・・

 私、今、小学生の男の子たち4人に、いいようにもてあそばれて、イカされようとしているんだ・・・
 そう思った瞬間、高3のカクレガのときのカズキくんのお顔が鮮明に甦り、した行為の数々を思い出し、やがてカズキくんのシルエットが目前の男の子たちの姿にオーバーラップしていきました。
 と同時に、さっきよりも凄まじい、背徳感を伴った快感の渦がマゾマンコから全身へとせり上がってきます。

「あっ、あーっ、イクっ、イッちゃいますっ、なおこイッちゃいますぅぅぅ・・・」
 私がイクと発言した途端に、男の子たちの手や指の動きがフッと弱まりました。

「あーっ!、イッちゃうけどっ、やめないでっ!どうかそのままやめないでくださーぃ、もっとつよくぅ、もっとぉ、そう、そう、いい、いいいーーっくぅぅぅーーー!!!」
 
 私の、もっと、という言葉に急かされるように、男の子たちの蹂躙がより激しくなり、すべての皮膚への感触が快感へと昇華され、高みへと吸い込まれ・・・
 自分でも驚くくらいガクンガクンと腰全体が飛び跳ね、全身がヒクヒク引き攣る中、頭の中で無数の火花が盛大に飛び散っていました。

「あー、これが女の人の、アクメ、なんだ・・・」
「うわーっ、ミコトお姉さん、お口あんぐり開けちゃって、だらしないお顔・・・」
「マンコからよだれがダラダラ垂れて、息遣いがマラソンした後みたいにハアハアしてる・・・」

 私のはしたないアヘ顔に対する子供たちのご感想が遥か遠くから聞こえ、意識がスーッと消えかかっていたとき・・・

「ほら、ミコトさん、イクけどやめないで、って言ってたじゃん。そのマッサージ器、マンコに当ててあげな」
 私があまり電マに免疫がないことをご存知なはずの凛子大先生、悪魔の囁き。

 マゾマンコに激しい振動を感じて意識が戻り、ユタカくんの手が電マを私の股間に押し当ててるのが見えました。
 ちょうどクリトリスの上ですからたまりません。
 しかも振動は最強のままのよう。

「んっーーーっ!またイッちゃうっ!またイッちゃうっ!いいーーーっ!!!」
 腰がガクガク震え、膣内がウネウネ蠢いているのがわかります。

「今度は穴のほうに移動してみて。その大きさならズッポリ頭が入っちゃうんじゃないかな」
 大先生のお言葉通りに電マがお尻側に移動し、膣穴にブニュッと埋め込まれました。

「ああまたくる、またくるぅ、イクぅぅああああああああーーーーっ!!!」
「ほうら、すっかり咥え込んだ。その感じなら手を放しても落ちないから、しばらくみんなでミコトさんの連続アクメっぷりを鑑賞しましょう」

 私の膣穴がしっかり咥え込んだ電マは、少し窮屈な分、膣壁全体を満遍なくブルブル震わせ、マゾマンコが壊れちゃうんじゃないかというほどの振動っぷり。
 もはやどなたからも触れられておらず、大の字ガニ股に電マを突っ込まれたまま磔放置された私は、取り囲む男の子たちに見守られながら、淫声を盛大に吐き出しつつ、何度も何度も昇り詰めました。

 真っ白になった頭の中では、もうダメ、と、もっともっと、の鬩ぎ合い。
 でも、完全に中イキトランススパイラルに陥ったマゾマンコ粘膜は、ただただ快楽の連続だけを欲していました。

「ミコトさん、さっきまでと違う人みたい、すっごくいやらしい・・・」
「顔がすっごくえっちだし、チクビがまた一回りおっきくなってる・・・」
「なんか苦しそうにも見えるけど、これって気持ちいいんだよね?」
「だろうね、だってえっちな声がすげー出てるもん」
「あんなに濡らしちゃったら、マッサージ器のほうが壊れちゃうんじゃないかな・・・」

 そんな、明らかに侮蔑の混じった男の子たちのご感想が、遠く微かに聞こえていました。


夏休み自由研究観察会 15


2017年10月29日

夏休み自由研究観察会 13

「えっ!?もう来たんだ?今日はずいぶん早いな」
 訝しげにつぶやかれる大先生。
 視線が壁際のデジタル機器のLED表示に走りました。

「ありゃ、もうこんな時間なんだっ!ミコトさんを縛るのに時間くっちゃったか。どうりで部屋も薄暗いはずだわ」
 おっしゃるなりパタパタと、インターフォンの応答口に駆け寄る大先生。

 つられて私も時計表示を見遣ると、18:46という数字が薄闇に浮かび上がっていました。
 て言うか大先生、いつピザをご注文なされたんだろう?ぜんぜん気づかなかった。

「お待たせしましたー。ご注文ありがとうございまーす。ピザのお届けでーす」
 ハキハキ明るい女性のお声がインターフォンのスピーカーから聞こえてきました。

「はいはーい、今出るから、ちょっと待っててー」
 大先生がお応えと同時に、室内照明のスイッチを入れられたのでしょう、唐突にお部屋内がパッと明るくなりました。

 幻想的な宇宙船妄想から一転して、紛れも無いふしだらな現実に引き戻されます。
 大きなシーリングライトに煌々と照らし出された現実の中での私は、ただひとり真っ裸で縄跳びのロープに両手首を磔拘束され、4人の小学生に取り囲まれた見られたがりの露出狂女。
 男の子たちが手に手にお持ちになった蠱惑的なお道具で、自分のからだにイタズラされるのを今か今かと待ち侘びていた淫乱ヘンタイマゾ女。

 せっかくこれから薄闇の中で思う存分辱めていただけると思っていたのに・・・
 その寸前に水を差され、期せずして絶妙の焦らしプレイ突入。
 その切な過ぎるがっかりさ加減に、明るくなったことでの羞じらいが加わり、身動き取れないからだの疼きは最高潮。

 お財布片手の大先生が、いそいそとお部屋の出入り口ドアへと向かわれます。
 そのドアに目を遣ったとき、ハッと思い出しました。
 このお家の、玄関からリビングダイニングルームまでの構造に。

 私の痴態を映し出している監視カメラが上部に取り付けられたリビングのドアを開けると、短く直線につづく廊下、そして玄関ホール。
 玄関ドアとリビングのドアは一直線上にありました。

 すなわち、もしリビングのドアを開け放しにされたら、玄関ホールの訪問者から私の裸身は丸見えのはず・・・
 ドキンと心臓が跳ねました。

 ドアを出て廊下に出られた大先生は、当然のことのようにドア開けっ放し。
 廊下の電気が点き、玄関ホールの電気も点き。
 首を右側に向けた私から、ハッキリ玄関のドアが見えているということは、玄関からもハッキリと私の姿が見える、ということでしょう。
 
 おそらく何もかも、大先生のご計算通り。
 この位置に拘束されたのは、始めからピザの配達員さまに、私の裸体を晒すおつもりだったのでしょう。
 配達員さまが男性ではないことが、私の不幸中の幸い?

 手首を縄跳びロープで括られて晒し者のように大の字拘束されている、私の横向きの生まれたままの姿。
 横向きですから、存在を誇示するみたいに尖り切って胸の膨らみから飛び出している、私の恥ずかしく腫れ上がったふたつの乳首が、悪目立ちしているはずです。

「ピザ、来ちゃったみたいだね?」
「うん。ってことはいったん中断して、つづきは食べてからかな?」
「そう言えばオレ、かなりハラへってた」
「うん。夢中になってたから気づかなかったけど、オレも」
 私の周りでのんきに語り合う男の子たち。

 ガチャッ!
 大先生が玄関ドアを開けた音が、やけに大きく私の耳に響きました。

「こんばんはー。いつもありがとうござますー」
 インターフォンから流れたお声と同じ、快活な女性のお声が聞こえてきました。

 野球帽型の真っ赤な帽子から覗く少し明るめに色を抜いたショートヘア、ピザ屋さんの制服なのでしょう、赤いツナギがよくお似合いな可愛らしい感じの女の子。
 玄関口から私まで、だいたい4、5メートルくらいの距離。
 そこまで確認したところで恥ずかしさに耐えきれなくなり、ドアとは反対の左側へと顔を背けました。

 視られちゃうにしてもせめて顔だけは、見られたくない、覚えられたくない、と思ったのです。
 そして、なるべくこちらに注意を惹かないよう、その場でじっと固まっていようと決めます。
 あわよくば裸の私を、マネキン人形か何かと見間違ってくださることを願って。

 配達員さまが大先生に、ご注文のお品をひとつひとつご確認されているお声が聞こえてきます。
 同時に宅配ピザ特有の美味しそうな香りがリビングまで漂ってきました。

「あっ!いい匂い!」
「急にハラへってきたー」
 シンイチくんとユタカくんが持っていたお道具をワゴンに戻し、玄関のほうへ駆け出して行きました。

 私が配達員さまを盗み見たときには、彼女はまだリビング内部の状況には気づかれていないご様子でした。
 でも今、男の子たちがドアから駆け寄れば、彼女も視線を上げ、ドアの向こうに見えるものに気づいてしまうことでしょう。

 ふと途切れる配達員さまと大先生との会話。
 それにつづく、奇妙な短い沈黙の間。
 すぐにおふたりの、うふふ、という微かな忍び笑い。

 見られてる・・・視られちゃってる・・・
 ぜんぜん見ず知らずなピザのデリバリースタッフさまに、私の全裸姿が視られちゃっている・・・
 もちろん、顔をそちらに向けることは出来ませんが確かに、視られている、という体感を素肌、とくにバスト周辺に強烈に感じていました。

 拘束され、焦らされて、更に明るいお部屋で見知らぬ第三者への全裸晒し者状態・・・
 マゾマンコの粘膜がひっきりなしにヒクヒクとざわめき、内腿をダラダラと粘液が滑り落ちていきます。
 想定外の辱めが陶酔を呼び、眉根に深くシワを寄せた、とても淫らな顔になっていたと思います。

 細めた両目の視界の先に、マサヒデくんの不思議そうなお顔がありました。
 こっちからもずっと視られていたみたい・・・
 被虐の快感に没入したヘンタイメスマゾそのものとなっているであろう、私の恍惚顔を・・・
 心の底から沸き出た羞恥が、瞬く間にカァーッと全身を染め上げるのがわかりました。

 つぶらな瞳でしばらくじーっと私の顔を見つめていたマサヒデくんは、ふとドアの方を向き、それからハッとしたお顔になりました。
 すぐに無言でドアのほうへと駆け出すマサヒデくん。

 どうやらマサヒデくんだけ、今の私の恥辱的な立場に気がついてくださったみたい。
 リビングのドアを閉めてくださるのかな?
 ホッとするような残念なような、フクザツな気持ちが胸に渦巻きます。
 マサヒデくんの行動を確認したいのですが、今更玄関の方へ顔を向けるわけにはいきません。

「さあ、あんたたちは、これをテーブルの上に運びな」
 マサヒデくんが私のそばを離れてすぐに大先生のお声が聞こえ、結局ドアの閉じる音は聞こえないまま、マサヒデくんも何かの箱を持ってリビングに戻ってこられました。

「今日はずいぶん賑やかなんですね?パーティか何かですか?」
 配達員さまの冷やかすような、心なしかイタズラっぽく聞こえるお声。
「うん、まあね。親戚の甥っ子とその友達のガキンチョたちなんだ。夏休みだからってアネキにお守り頼まれてさ」
 ちょっと照れたような凛子大先生のお声。

「それでは、どうもありがとうございました。またのご注文を、お待ちしてまーすっ!みなさんパーティを楽しんでくださーいっ!」
 一際大きく軽やかなお声が響き、すぐに玄関ドアがガチャンと開き、バタンと閉じる音がつづきました。
 そのあいだ中、男の子たちはワイワイせっせと、ピザ類の箱をテーブル上に運び込んでいました。

「さてと、ピザ来ちゃったから先に夕飯にしよっか。お愉しみは食後ということで」
 大先生が玄関からお戻りになり、子供たちに呼びかけます。

「ねえ?大先生がそこのドア閉めなかったから、ミコトお姉さんのハダカ、ピザ屋さんにも見られちゃったよ?」
「ミコトお姉さん、ずっと泣きそうなお顔になっちゃってたんだからー」
 マサヒデくんが私と大先生を半々に見ながらご心配そうに、私に代わって抗議してくださいます。

「うん。バッチリ視てたみたいだね。でも大丈夫。アタシんちはよくあの店から取ってるし、あの子とも顔見知りだから」
 ほとんど意味を成さない理由で、その抗議を嬉しそうに却下される大先生。

「ミサミサと一緒のときによく来てるし、アタシがどんな仕事をしてるのかも知ってるから、もう慣れちゃってると思うよ」
「それに最初に言ったじゃない?ミコトさんは誰かに裸を視られるのが好きなんだって」
「泣きそうな顔って、視られて気持ち良かったからなんじゃないかなー、なんてね」

 ますます意味不明なキワドイ理由を挙げられて、その話題は終わりになりました。
 でも、裸の女がお部屋にロープで括られていて、その周りをゴム手袋を嵌めた小学生男子が4人もワラワラしている状況って、もしもピザ屋さまからツッコまれたときには、どうご説明されるおつもりだったのでしょう・・・

「いったん手袋取って、このビニール袋に捨てな。捨てたらキッチンでちゃんと手を洗いなよ」
「あ、ユタカとミツルはその前に、ミコトさんの手首のロープを解いてやって」
「ドアと窓のほうは繋いだままでいいからね。食べ終わったらまた、ミコトさんには縛られてもらうから」

 大先生のご指示で子供たちが右往左往。
 ユタカくんとミツルくんの手で、私の拘束も解かれました。

 裸足な私の足元のフローリングには、はしたないよだれで出来た小さな水溜りがポツリポツリ。
 ユタカくんとミツルくんがキッチンへ向かったのを確認してから、傍らにあったウェットティッシュのボトルを取って素早くしゃがみ込み、丁寧に拭き取りました。

 その使用済みウェットティッシュを手のひらに丸めて掴んだまま後ろ手に隠し、少し離れたダイニングテーブルのほうを眺めます。
 大の字磔を晒した身ですから、今更羞じらいのヴィーナスポーズを取る気にもなれず、全裸の後ろ手でその場に立ち尽くしています。

 大先生と子供たちの手で、次々とごちそうがテーブルに並べられていきます。
 一際大きなLサイズのピザが一枚、その両脇にMサイズが二枚。
 すべてトッピングが異なっているようです。

 更にチキンやポテトの揚げ物類と青物の葉っぱが盛られたサラダ、それにペットボトルのコーラやジュース。
 広めなテーブル上がごちそうで一杯になり、お部屋が美味しそうな匂いで満たされました。

 長方形のテーブルの周りに椅子が六脚。
 長い辺に沿って向かい合う形で三脚づつ並べられ、窓に向いた側の真ん中の椅子にだけ、折りたたんだバスタオルが敷かれています。

「ほら、ミコトさんもキッチンで手洗って。みんなで夕飯にしましょう」
「あ、はい・・・」

 凛子大先生に促され、しずしずとキッチンへ向かいます。
 大先生が、ひとつだけタオルの敷かれた席に私が座る、と男の子たちに告げられたようで、その両脇にどなたが座るか、で揉められているご様子。
 男の子たちが元気良く、ジャンケンポン、とはしゃぐお声が聞こえてきます。

 テーブルに戻ると、私の席の左隣にマサヒデくん、右隣にユタカくんがすでにお座りになり、ニコニコ顔で待ち受けられていらっしゃいました。
 私の正面にはシンイチくん、向かって右にミツルくん、向かって左端に大先生。
 自分の椅子を引き、全裸のまま着席する私。

「じゃあ食べ始めよっか。こんなに頼んだんだのはあんたたちなんだから、残さず食べ尽くせよ。そんじゃー、いただきまーす!」
「いっただきまーすっ!」
 ご唱和とともに、小さな手が一斉にテーブル上へと伸びました。

「あっ、ミコトお姉さん?何飲む?」
左隣のマサヒデくんが、おやさしく聞いてくださいます。
「あ、えっと、ではオレンジジュースをお願いします・・・」
 腕が触れ合いそうなほどの近くから、チラチラと乳首に視線を感じつつ、お答えします。

「シンイチにーちゃん、ミコトお姉さんにオレンジジュース、注いであげて」
 ペットボトルのそばに座られたシンイチくんにご指示されるマサヒデくん。
「おっけー。ミコトさん?コップをこっちにください」
「あ、はい・・・」

 目の前に置かれた空のガラスコップを右手で取り、少し腰を浮かせて右斜め前のシンイチくんへと差し出します。
 私の右隣のユタカくんの目の前に、伸ばした腕の下で私の剥き出し右おっぱいがたゆんとぶら下がる格好。
 ピザにかぶりついたまま、視線だけ目前のおっぱいに釘付けなユタカくん。
 
 日常生活ではまずお目にかかれない、あまりに破廉恥ではしたない構図。
 頭の中で客観的にその場面を見ている私。
 デジャブ?
 確かこんな場面、幼い頃に妄想したことがあったっけ・・・

 私が小学校高学年のとき、母に連れられて映画館で一緒に観た、とある海賊映画の印象的なセリフを、唐突に思い出していました。
 それは、こんな場面でした。

 お話のヒロインである若くて美しいお嬢様っぽい役柄の女性が、海賊船に囚われてしまいます。
 海賊船の乗組員は皆、おどろおどろしい風貌の不気味で粗野な感じの人ばかり。
 囚われたその夜に、海賊の親玉である船長とお食事をするようにと、部下たちが呼びにきます。

 お食事のときにはこの服を着るように、とドレスが差し出されますが、ヒロインは断わります。
 別にえっちな感じの服でもなく、どちらかと言えばゴージャスめなドレスだったのですが、海賊なんかの言いなりにはならないわ、という気丈なヒロインの反抗心なのでしょう。

 すると部下たちが下卑た笑みを浮かべ、そう言うと思ったと告げた後、こうつづけます。
「断ったら船長がこうしろってさ。オレたち部下どもと一緒に食事させろ、素っ裸にしてな」
 日本語吹き替えで観て、細かい言い回しまでは覚えていませんが、そんな意味合いのセリフでした。

 当時は初潮もまだ、オナニーだって知らない思春期前、トラウマ前のからだでしたが、低学年のときのお医者さんごっこ以来、恥ずかしさ、に対する感受性がひと一倍敏感な子供となったみたいで、そのセリフ、とくに、素っ裸にしてな、というセリフを聞いたとき、映画館でゾゾゾっと、身の毛がよだったのを憶えています。

 あんな野卑な海賊たちに囲まれて、ひとりだけ裸でお食事をするなんて、きっと死ぬほど恥ずかしいのだろうな・・・
 裸にされて性的にナニかされちゃう、というところまでは、まだ考えが及ばない年頃でしたが、ありきたりな恐怖や嫌悪という感情のもう一歩向こう側にある、すごくいけないことをさせられる、という禁断の異常性に惹かれる感情も、その頃の自分にすでにあったような気がします。

 お食事という日常的な行為と、集団の中でひとりだけ裸、という異常性。
 それが組み合わさったとき生まれる、とてつもなくエロティックな背徳感。
 幼いころにそんなことにまで気づいてしまっていた私は、やっぱりなるべくしてなったヘンタイなんだな、と今になって思います。
 
 事実私は、日常生活の中でひとりだけ裸、というシチュエーションに異常に興奮する性癖となってしまい、妄想にとどまらず現実でも、そういう状況に自らを追い込むことを欲し、そんな状況を悦ぶようなヘンタイマゾ女になってしまったのですから。

 映画のヒロインはもちろん、そのドレスを嫌々着て船長とお食事をするほうを選びましたが、ヘンタイの私は違います。
 今まさに、その異常な状況を全身で味わっています。
 着衣の成人女性おひとりと小学生の男の子たち四人の中、たったひとり全裸でモソモソとサラダをつついてる私。
 お食事そっちのけで、大好物なシチュエーションにマゾマンコをヌルヌル潤ませています。

 男の子たちは、ときにチラチラ、ときにジーっと私の裸身に視線を走らせつつ、ごちそうをもりもりたいらげ、ワイワイおしゃべりに余念がありません。
 
「本当にちゃんとハダカを見せてもらえるとは、正直言って思ってなかったよ」
「ミコトさん、キレイだしね。それなのに本当に脱いじゃうから」
「最初はすげー焦ったよ。パンツは濡れているし、スケちゃってるし、毛が無いみたいだし、ミコトさんはうつむいちゃってるし。ただただ、じーっと視ることしか出来なかった」

「おっぱいって本当にやわらかいよね。早く食べちゃって、またミコトさんのおっぱい、思う存分さわりてー」
「ミコトさんがさわられるのをイヤがってないってわかってからは、さわりたくて仕方ないよね。オレ、今度はマンコに指挿れてみるんだ」
「ピンセットで乳首つまんだら、ミコトさん喜んでくれるかな?」
「泣きそうな顔が気持ちいい顔だってわかったから、あのマッサージ器を使うのがすごく楽しみ」

 喜々として私の裸と私への責め方を語り合う男の子たち。
 そのあいだも着々とテーブル上のごちそうは減っていきます。

「ミコトお姉さんは、ずっとハダカんぼだけど、もう恥ずかしくないの?」
 テーブルに伸ばす手のペースが落ちてきた左隣のマサヒデくんが、無邪気な瞳で尋ねてきます。

「そ、それは・・・やっぱり恥ずかしいです・・・よ?・・・」
 ストレート過ぎるご質問に、なるべくマゾっぽくならないよう、努めてにこやかにお答えする私。
 
 あらたまって、恥ずかしくないの?と問われると、自ら辱めを欲して裸を晒す自分こそがアブノーマルで恥ずかしい存在なんだと思い知らされ、余計に恥ずかしさを感じてしまう、羞恥のスパイラル状態・・・
 斜め右前のシンイチくんが、余計なこと聞くな、服を着ちゃうかもしれないだろ?という目でマサヒデくんを睨んでいます。

「それはあたりまえでしょう?おっぱいもマンコも全部、あんたたちにしげしげと視られてるんだから。普通の女の子はあんたたちなんかに、そんなの絶対、見せてくれないよ?」
「それともミコトさんが、恥ずかしいっ!って言って裸を見せてくれなくなるほうが、マサヒデはいいの?」
 
 リンコさまがからかうようにおっしゃいます。
 あわててぶんぶんと首を左右に振るマサヒデくん。

「で、でも・・・マサヒデさ、あ、くんたちの、お、お勉強のためですから、恥ずかしいのも、今日は、が、がまんしています・・・」
 隠しきれないマゾな私の本心を、ニヤニヤ笑いで眺める大先生。

「それにしてもあんたたち、凄い勢いの食べっぷりだったな?そんなに早く食べ終わって、ミコトさんのからだを触りたいんだ?」
「うんっ!」
 力強いユニゾンのお返事。

「ミコトお姉さんだって、早くさわって欲しいんでしょ?」
 天然でエスっ気の萌芽を垣間見せられるマサヒデくん。
「は、はい・・・」
 お答えすると同時に、他の3人の男の子たちのお顔もニマーッと嬉しそうに歪みました。

 いただきますから15分もしないうちに、テーブルの上のお料理はすっからかんとなり、ご満足そうな男の子たち。
 欲情中は食欲まで気が回らない私は結局、Mサイズのピザ二片とサラダを少々口にしただけ。
 お尻に敷いたバスタオルの股間部分だけ、陵辱再開を待ち焦がれるように、じっとりジワジワお湿りが広がっていました。

「あー美味しかった。イベリコ豚って、超オイシーよね」
「チーズの匂いって、やっぱりマンコのよだれのに似てる。あとマンコの中ってベーコンぽくね?」
「サラダのプチトマトがミコトさんの乳首みたいだったよね」
「早くショクシンやろうぜ。オレ、食ってるあいだもずっと、ちんちんムズムズしっぱなしだったよ」

 お腹一杯になられて気が緩んだのか、お下品度が増した感じな男の子たち。
 ごちそうさまもそこそこに、テキパキとお片付けを始められます。

「あんたたち、親が死んでも食休み、って言葉、知らないの?・・・でもまあ、食欲が満たされたら、次は性欲になるか・・・」
 呆れたような大声で、でも後半部分だけはつぶやくようにおっしゃった凛子大先生。

「じゃあ、ざっと片付けたら綺麗に手洗いな。手袋着けたい人はここにあるから」
「それでまたミコトさんの両腕を縛っちゃって、今度こそたっぷり気持ち良くしてあげなさい」
 
 獲物へのいたぶりを部下たちに言いつける海賊の親玉のような、大先生の容赦無いご命令。
 その嗜虐的なお声に、執拗に焦らされつづけた私の淫らな昂ぶりが、一気に全身によみがえり、細胞の隅々までをドマゾ色に染め上げます。

 時計表示を見ると19:19の文字。
 私を生贄とした恥辱の女体観察会閉会まで、まだたっぷり100分近い時間が残されていました。


夏休み自由研究観察会 14