2013年7月7日

独り暮らしと私 17

 現実の私は、四つん這いでバスルームに入った後、脳内で進行するストーリーに従い、可哀想なマゾ子を忠実に演じていました。
 
 自分のからだをまさぐっては寸止めで焦らし、お尻を自分の手で何度もたたき、恥ずかしい言葉をあけすけに声に出し、鏡の前で秘部を大きく広げて見せつけ、おっぱいをペチペチたたいて真っ赤にし、乳首をちぎれるほど引っ張りながら放尿し、シャワーを頭から浴びてびしょ濡れになり、そして今、スコートだけ脱いで最後の準備を始めました

 シャワーを使った水圧オナニーは、以前にもやったことがありました。
 お家のバスルームのシャワーが水圧調整出来ることに偶然気がついたのは、梅雨が始まる頃だったかな。
 本当にびっくりするくらい勢いのある水流が飛び出すんです。
 そのときの私は恐々、50センチくらい手前からアソコに当て、ほんの数分でイってしまいました。
 すっごく気持ち良かった。
 今回は出来る限りアソコに近づけて、イキそうになったらはずしてをくりかえし、脳内のヨシノさまたちに罵られながらイクつもりです。

 シャワーヘッドをひねって水圧を最強まで上げます。
 凄い勢いの水流が一直線にほとばしりました。
 試しに30センチくらい間を空けて、太股に当ててみます。
「ううううう・・・」
 強烈なマッサージ器を当てているような激しい振動が間断無く太股を揺らし、水しぶきが派手に飛び散ります。
 その水圧は、一点に当てているだけで、太股全体のお肉が広範囲にプルプル震えてしまうほど。
 ああん、やっぱり気持ちいい。

 いったんシャワーを止めて、シャワーヘッドを床に置き、上向きにお水が出るよう固定します。
 もちろん鏡の前。
 水量や温度を調節する装置とオン/オフのコックが鏡脇にあるので、これなら行為中もお水の温度や水圧をコントロール出来そう。
 水流の振動で床に置いたシャワーヘッドが暴れないよう、お水を入れた2リットルのペットボトルを重石にしました。

 そんな作業をしている間も、鏡に映っている自分の姿にチラチラ視線がいってしまいます。
 ずぶ濡れの乱れ髪で上半身だけ白いウェアを素肌に貼りつかせ、下半身はスッポンポンな姿は、妙に扇情的。
 オールヌードより、だらしなくて卑猥な感じです。

 用意を整えて、試しにシャワーのコックをひねってみました。
 ピューっと勢い良く飛び出したお水がズズンバシャンとすごい音をたて、瞬く間も無くバスルームの高めな天井を直撃しました。
 遊園地とかでよくある噴水のショーみたい。
 すごいスピード、すごい勢い。
 この水流が私のアソコを下からつらぬくのです。
 ちょっぴり尻込みしてしまう心とは裏腹、ずぶ濡れなのにからだ全体がカッと熱くなり、コーフンでゾクゾクしてきました。

 シャワーヘッドに跨るようにしゃがみ込みます。
 鏡に映った私は、ヨシノさまに言われた通り、まさに和式トイレでオシッコする姿。
 両膝を120度くらい開くとワレメのスジが少し開きました。
 手始めにシャワーのコックを半分くらいひねってみます。

「ああんっ!」
 勢いのある水流がお尻の穴を直撃しました。
 おトイレのお尻洗浄装置の強力版という感じ。
 腰を少し引いて、もう少し前に当たるように調節します。
「あああーっ」
 少し開いたワレメへ潜り込むように、冷たいお水が浸入してきました。
 一直線となったお水の束が、中で重なり合う唇をプルプル洗い、尖った剥き出しのおマメをジョロジョロくすぐってきます。
「うっうぅーん」
 当たり具合は、これでいい感じです。

 いったんコックをひねってお水を止めました。
 次にひねるときは全開です。
 私のアソコはこれから、お水の束に奥まで陵辱されるのです。
 怖い・・・でも、やってみたい・・・

 よしっ!
 覚悟を決めました。
 これから味わえるであろう未知の快感に思いを馳せて目をつぶり、シャワーのコックにかけた右手を思い切りひねりました。

「あーーんっ!」
 さっきまでとは比べものにならないほど強烈な水圧が私の中に侵入してきました。
「いやーっ、だめだめーっ!」
 ワレメを強引に押し開き、中の唇と粘膜を激しく蹂躙してくる凶暴なお水。
 思わず腰をくねらせると、水流が腰からはずれ、真下から私の喉元を叩いてきました。
 顔面に激しい水しぶきが炸裂します。
「あああーいやーっ!」
 あわてて腰を前に出すとクリトリスを直撃、出し過ぎるとお尻の穴までこじ開けてきます。
「いや、いやん、だめだめぇーーっ!」
 しゃがんだ格好から膝を伸ばして中腰になってまたしゃがみ、水圧に緩急をつけてみます。
 腰を前後左右に動かして、アソコ、お尻の穴、クリトリスと満遍なく虐めてもらいます。
「あっ、あっ、あーんっ!」

 それからはもう無我夢中。
 クネクネと腰をくねらせ、中腰になったり、シャワー口を塞ぐようにベッタリしゃがみ込んだり。
 ウェアの上からおっぱいを両手でめちゃくちゃに揉みしだきながら、盛大に身悶えてしまいました。

「ほらほら、自分の気持ちいいところに当たるように腰を振るんだよ」
「うわー、いやらしい腰つき。悶えまくりじゃん」
「あたしがイっていい、って言うまでイクんじゃないよ?無断でイったら、素っ裸のまま縛ってみんなの見世物にするからね」
「こんだけ洗い流しても、まだマンコからはスケベ汁が滲み出てるんだろうね、この淫乱女は」
 ヨシノさまたちの蔑みのお声が頭の中に響きます。

「ああんっ、お願いですぅ、イカせてくださいぃ」
「もうだめ、もうだめ、イっちゃう、イっちゃうーんっ!」
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・」

 一番気持ちいいのは、どうやら中とクリちゃんを交互に虐めてもらうことみたい。
 もはや、シャワーヘッドの上にべったり尻餅を突いて塞いでいるような状態で、腰を前後に動かします。
 一瞬で天井にまで届くほどの水圧が、ほんの3センチくらいの至近距離から、私のアソコを襲っていました。
「ああんっ、いいっ、いいっ、いいのーっ!」

 上半身が身悶え過ぎて前屈みになり、からだを支えようと鏡のほうに手を伸ばしたら、シャワーの温度調節のダイアルに片手が触れて、ダイアルが動いてしまったようでした。
 私の中を暴力的に陵辱している冷たいお水が、勢いはそのまま、だんだんと生温かくなってきました。
「あああああーっ!」
 お水の温度が人肌くらいになったとき不意に、今まで私の中に指を潜り込ませたことのある人たち、相原さんややよい先生、シ-ナさまやゆうこ先生たちのお顔が頭に浮かび、彼女たちとしたえっちな思い出と共に、めまぐるしいフラッシュバックが始まりました。
「あーっ、いい、いい、いい、---っ!」
 懐かしさと、幸福感と、喪失感と、あとは何だか分からないじれったい感情と共に、全身にすさまじい快感が駆け抜けました。
「あっあー、いいいーーーっくぅううっっ、うーっ!!!」
 私のアソコに無数の指が突っ込まれているイメージの中で、私は幸せに果てました。

「ハァハァ・・・ああ、気持ち良かったぁ・・・」
 バスルームの床にだらしなくうつぶせに這いつくばって、しばし休憩。
 イった後、最後の力を振り絞って手を伸ばし、緩めたシャワーのコック。
 さっきの勢いが嘘だったかのような、力ない水流がまだチョロチョロとシャワーヘッドから漏れて、内腿を愛撫してくれています。

 よろよろと上半身を起こすと、びしょ濡れのテニスウェアがまたいつの間にか、おっぱいの上までまくれ上がっていました。
 まくれたウェアの裾が乳首にひっかっかっている姿が鏡に映っています。
 あらあら、だらしない、はしたない・・・
 そう思うのですが、からだ全体がものすごくだるくて、そこで思考が止まってしまいます。
 さすがの私も、かなり疲れちゃったみたい。
 それはそうでしょう。
 今日起きてから、これでイったの何度目?
 そう考えるだけで、とても数える気にはなれません。

 これではいけない。
 よいしょっ、と立ち上がり、ウェアを脱いで全裸になり、もう一度ぬるめのシャワーを浴びました。
 手と足の指先が満遍なくふやけてフニャフニャ。
 髪をオールバックにして上を向き、しばらく無心でゆるーいシャワーに身を委ねました。

 今何時頃だろう?
 お洗濯物を取り込んで、リビングもざっとお掃除しとかなきゃ。
 あと、お夕食の支度も・・・

 濡れた髪に乾いたタオルを巻き、バスタオルでからだを拭きながらいろいろ考えるのですが、それらを覆い隠す勢いで、強烈な睡魔が襲ってきていました。
 ふわぁーっ。
 大きな欠伸がひとつ。
 もうだめ。
 ちょっと一瞬、横になろう。
 寝て起きたら、きっとまた元気が戻っているはず。
 全裸のままフラフラと自分のお部屋に戻り、エアコンをおやすみタイマーにしてからタオルケットをからだに巻きつけ、崩れるようにベッドに倒れ込みました。

 あまりの暑さに目が覚めました。
 覚めた瞬間、自分が今どこにいるのかわからなくなっていました。
 なぜ頭にタオルを巻いているのか、なぜ全裸なのかも。
 そのくらいふかーい眠りについていたみたいです。
 夢もまったく見なかったし。
 だんだんと覚醒してきた意識が、寝る前の状況を徐々に思い出させてくれました。

 からだに巻いていたはずのタオルケットは床に落ち、シーツの上に全裸のからだを横向きにして丸まっていました。
 それにしても暑すぎ。
 からだ中汗びっしょり。
 シーツが私のからだの形に湿っています。
 急いでエアコンを点けました。

 どのくらい眠ったのだろう?
 エアコンのおやすみタイマーは一時間のはずだから、この汗の感じだとその後も暑さに負けずがんばって、けっこう長く眠っていたのかな?
 でもまだ窓の外は少し薄暗くなったかな、っていうくらい。
 時計を見たら、夕方の6時ちょっと前でした。
 2時間ちょっと、寝てたみたいです。

 仮眠をとったおかげで、眠気は跡形も無く消え去っていました。
 からだの疲れも、ほぼ抜けたみたい。
 喉が渇いたので、ダイニングに冷たい飲み物を取りに行こうとしたとき、普段の習慣で何か羽織るものを探している自分に、だめよ、あなたは全裸家政婦なんだから、と、眠る前のことを完全に思い出したもうひとりの自分が嗜めました。
 そんな自分の脳内お芝居に、機敏に反応して性懲りも無く尖ってくる私の乳首。
 ムラムラ期の私の性欲は、枯れることの無い泉のようです。

 昨夜考えた予定では、今夜は、私がひとりで本格的にするのは初めてな、とある遊びを実行することになっていました。
 主さまがお仕置きのひとつとして私に施す、ある強烈なプレイ。
 さっき眠りに落ちる前、この感じだと、このままぐっすり寝入ってしまって、今夜はあの遊び、出来ないかな?なんて頭の片隅で思っていたのですが、私のからだはやっぱりどうしても今夜、それをやりたいようです。

 それから夜までは、比較的健全に過ごしました。
 もう一度軽くシャワーを浴びて、髪をゆっくり乾かし、ボディケアも念入りにやりました。
 お洗濯物を取り込んで、しまうものはしまい、アイロンをかけるべきものを分けました。
 お夕食は、パスタにレトルトのミートソース、それとサラダで簡単に済ませました。
 リビングに軽く掃除機をかけて、ソファーを移動、中央に広いスペースを作りました。

 そうこうしているうちに時計は7時を過ぎ、今夜私がやるべきことは、ひとつしか残っていない状況になりました。


独り暮らしと私 18


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