2017年8月15日

夏休み自由研究観察会 05

「はあんっ、あんっ、あんっ、あぁんっ・・・」
 おっぱいのあらゆるところが、たくさんの小さな手で同時に弄られています。
 お肉をムニュッと掴まれ、乳首をそっとつままれ、谷間をなぞられ、下乳をやんわりと持ち上げられ・・・

「ミコトお姉さん?気持ちいい?」
「あんっ、はいっ、はいぃぃ・・・」
「やらけー、おっぱいぷにょぷにょ」
「汗ばんで、肌がスベスベツルツルだね」

「もっと強く揉んでもいい?」
「はいぃ、いっぱい、揉んでみてくださいぃぃ・・・」
「痛くない?」
「はいぃ、へーきですぅぅ・・・」
「このくらいでも?」
「あっ、いいっ、うふぅぅ・・・」
「気持ちいいの?」
「はいぃぃぃ・・・」

 ときに優しく、ときにちょっと乱暴に、たくさんの小さな手で無秩序に蹂躙されまくる私の生おっぱい。
 こんなときこそ、いやっ、だめぇ、そこそこっ、もっと強くぅ、なんて自由に乱れたいのに、それが禁じられているもどかしさ。
 
 女体観察用生身フィギュアの私に許される反応は、あいう、の三文字を駆使した淫声と、肯定と服従を示す、はい、から始まるオウム返し、そして喉奥からほとばしり出てしまう溜息吐息だけ。

 おっぱいにちょっと飽きたらしい手は気まぐれに、脇腹やおへそ、首筋や背中まで愛撫してきます。
 鎖骨を撫でられ、肋骨を辿られ。
 腋の下をコショコショくすぐってくるイタズラなお手ても。
 そしてまたすぐ、おっぱいへと戻っていきます。

 つねったりはたいたりしてくるやんちゃなお手てが無いのが少し物足りないですが、ぎこちないながらも好奇心全開の全力でそこら中を触りまくってくるプリミティヴで無秩序な愛撫の感触がとても新鮮。
「うふぅんっ、あっ、あっ、いいっ、いいぃぃ・・・」

「肌が火照って熱くなってきてる」
「おっぱいのお肉がやわらかくって、指がめり込んじゃう」
「ぷにゅぷにゅしててグミみたい。いつまででも揉んでいたいなぁ」

 乳首を捏ねられるたびにビクンと震え、乳首を放っておかれるとキュンキュン疼き、5分間という時間が永遠とも感じられるくらいの甘美な拷問でした。

「あんっ!・・・んふぅぅ・・・んっ・・・いいっ・・・んくぅぅ・・・うっうっ・・・あはぁぁ・・・」

「はい、時間終了。マサヒデ先生以外は席に戻ってー」

 凛子大先生の号令でお手て軍団が引き上げたとき、私はせわしく肩を上げ下げするほどハアハア息切れしていました。
 大先生がグラスに冷たいスポーツドリンクを入れて手渡してくださり、私は一息にグーッ、ハアッ、美味しいっ!

「どうだった?ミコトお姉さんの生おっぱいは」
「やべえ、やべえよ。オレ今夜、思い出して眠れないかも・・・」
「やわらかかったー。それで、なんだかすごくえっちだった・・・」
「汗ばんでた。それですげーいい匂いがした・・・」
「ミコトさんの声がえっちでえっちで・・・もうどうしようかと思った・・・」
 興奮を隠さず、口々に生々しいご感想を投げつけてくださる子供たち。

「それでマサヒデ先生、シンサツしてみてミコトさんのおっぱいにシコリ、おっと、硬くなってるところはあったかな?」
「うん。あったー」

 大先生のご質問に元気良くお返事されたマサヒデ先生。
 えっ!?まさか・・・と私は瞬間、真顔に戻ってしまいます。

「どこらへん?」
「あのね、チクビが両方とも、腫れちゃったみたいに熱くて大きくなってて、ボクがいくらマッサージしても、腫れは治らないし硬いまんまなんだ」

 ホッとすると同時に、乳首が丹念に捏ね繰り回されていたのは、マサヒデ先生の仕業だったのか・・・と腑に落ちました。

「それはね・・・」
 凛子大先生が苦笑いを浮かべて、ご説明を始めます。

「女の人の乳首は、男の人のよりもともと大き目なの。なぜかって言うと、ママになったとき、赤ちゃんにミルクを上げなくちゃいけないでしょ?」
「それで、乳首を弄られたりしゃぶられたりするともっと大きくなるの。乳首はここですよー、って、生まれたばかりでまだ目が悪い赤ちゃんに教えるために」

「あんたたちだって、もっとちっちゃい頃ママのおっぱい飲むとき、先っちょがだんだん大きくなってるなって、感じなかった?」
 あっ、そう言えば、という感じに、お顔を見合わせる子供たち。

 そのご説明をお聞きして、私より凛子センパイのほうが絶対、小さな子供たちの先生に向いてらっしゃるな、と思いました。

「それとは別にね・・・」
 大先生のお顔つきがイタズラっぽく変わって、つづけます。

「これも大人になった女の人のことだけど、気持ち良かったり、えっちな気分になったりすると、乳首が勃起して硬くなるんだ。あんたたちがぶら下げてるちんちんと同じようにね」
 え~~っ!?とざわつく小学生軍団。

「じゃあ、ミコトお姉さんも今、えっちな気持ちになってるんだ?」
 シンイチくんからの、やけに嬉しそうなお声でのストレートなご質問。

「うーん、単純にそうとは言えないかな。ぜんぜんえっちな気分じゃなくても、シャツに乳首が擦れただけで硬くなっちゃったりもするから。ほら、さっき教えたでしょ?しゃぶられたり触られたりでも大きくなっちゃうって」
「シンイチだって、たとえば学校でユタカたちに寄って集ってパンツ脱がされてちんちん弄られるイタズラされたら、そんな気が無くても硬く大きくなっちゃうでしょ?そういうことよ」

 ゲーッ、気持ちわりー、シンちゃんにそんなことぜってーしねーよ、オレだってさせねーよ、とあからさまな嫌悪を示す小学生軍団。
 私のマゾ気質を匿しておくためであろう大先生のフォローと言えなくもないフォローは、つづいたお言葉でぜんぜんフォローではなくなりました。

「ただ、触られて気持ち良くなって乳首が硬くなって、それでえっちな気分になっちゃって、もっともっと、っていうことはあるかもね、ミコトさんなら」

 おおっ、とどよめいて、隠すのを忘れていた私のまだ尖っている乳首を、あらためてまじまじと見つめてくる子供たち。
 ミコトお姉さん今、えっちな気持ちになってるんだ、もっともっと、ってなってるんだ、と決めつけるように、驚きの中に若干の侮蔑が入り混じったような好奇に満ちたまなざし。

 あわてて両腕でおっぱいを隠す動作をしつつ、心の中で大先生にツッコミを入れます。
 子供たちの前でマゾ性を見せるな、とおっしゃっておきながらそれでは、いくらお淑やかに普通の女性っぽく振る舞っても無駄な気がするのですが・・・と。

「あ、それでボク、ミコトお姉さんの腫れたチクビのチリョー法を思いついたんだ」
 唐突にマサヒデ先生が手を挙げました。

「ここにちょうどこれがあったから。ほら、蚊に刺されて腫れちゃってカユイとき、スースーするやつ塗ると治るでしょ?だからこれ」
 マサヒデ先生がトレイの上からつまみ出したのは、小さくて丸い蓋に可愛いナースさんの絵が描かれた、有名なスースーする塗り薬でした。

「へー。いいものに気がついたねえ。今までの中でマサヒデ先生が一番、お医者さんらしいんじゃない?」
 マサヒデ先生が無邪気にご提案された残酷な思いつきを、その強烈な効能効果を充分に知りながら無責任に持ち上げられる大先生。
 大先生に褒められて、得意満面な笑顔のマサヒデ先生。

 私、それを乳首に塗ったこと、塗られたこと、何度もあるんです・・・
 腫れが引くどころか気持ち良過ぎて、ますます硬く尖っちゃうと思います・・・
 そして、ますます淫らな姿をお見せすることになっちゃいます・・・

 心の中でマサヒデ先生に訴えかけますが、もちろん、そんなことは伝えられませんので、流れに身を任せるしかありません。

「そろそろまた、お医者さん交代しようかと思ってたけど、いいアイデアが出たから、その治療はマサヒデ先生に任せるわ。シンサツをつづけて」
 大先生に促され、私と向き合うマサヒデ先生。

「それでは腫れちゃったチクビのチリョーをしますので、ミコトお姉さん、またおっぱいをこっちに突き出してください」
「あ、はい・・・ありがとうございます、マサヒデさ、あ、いえ、マサヒデ先生・・・」
 今日はマゾ語は禁止なのに、気を抜くとスルッと出そうになってしまうまでに、私の体内マゾ度は上がってきていました。

 マサヒデ先生がお薬の蓋を開けると、ツーンと漂ってくる強めなハッカの香り。
 新品の開けたてのようなので、効能効果も一番キツイはずです。
 そのクセになる刺激を覚えているふたつの乳首が、塗って欲しいのか欲しくないのか決めかねたまま、香りだけでウズウズと疼き始めています。

「たっぷり塗り込んであげるといいよ」
 大先生の余計なアドバイス。
 ガーゼを一枚手に取り、お言葉通り容器からたっぷり山盛りにすくい取るマサヒデ先生。

「あれって結構スースーするよな?」
「ユタカって、あれを乳首に塗ったことある?」
「あるわけねーだろ。でもユーコねーちゃんが間違ってまぶたにちょこっとつけちゃったとき、ヒリヒリして痛いくらいだって大騒ぎしてた」
「ミコトさん、大丈夫かな?」

 ギャラリーのお三かたがご心配くださっているようですが、凛子大先生のお墨付きをいただいている治療法なので、どなたも止めるまではいきません。
 お三かたのお声も聞こえていないのか、大先生に褒められて上機嫌なマサヒデ先生のお薬を盛ったガーゼ越しの右手が、私の左乳首に近づいてきます。

「はうんっ!」
 ガーゼごと私の左乳首に貼り付いたマサヒデ先生の右手。
 そのまま少し押し付けるようにした後、今度は肌に塗り込むように、小さな右手をグリグリ動かしてきました。

 最初は、乳首に油っぽいクリーム状の粘液がまとわり付く感触だけ。
 右手を動かされ、乳首をもてあそばれる感覚とともに、ジワジワとヒリつく刺激が乳首から乳輪までを覆ってきます。
 熱いような冷たいような、毛穴のひとつひとつに氷の針が突き刺さっているような、ある種官能的な痛みを伴う皮膚刺激。

「あぁんっ!んっ、んっ、んーーっ・・・」
 ガーゼにたっぷり盛られた淡い黄色のクリームをすべて皮膚に染み込ませようとでもしているかのように、執拗に捏ね繰り回される左乳首。

「んふっ、んぐっ、うふぅぅ・・・」
 乳輪の外周を超えて乳首を中心にした直径5センチくらいの範囲が、メントールの強烈な刺激で覆われました。
 時間が経つほどにヒリヒリチクチクした刺激は増してきて、左乳首全体に火がついたよう。

 ようやくガーゼが乳首から離れ、左乳首が赦されても、今度はすぐに右乳首。
 同じようにガーゼにたっぷり媚薬を盛られ、敏感になり過ぎている尖った珊瑚色のてっぺんからふもとへと、同じように執拗に擦り込まれます。

「あふぅ、んふぅ、んっ、んんーっ・・・」
 マサヒデ先生の手がガーゼごとそこから離れてしまった途端、もっと弄っていて欲しいという強烈な欲求が生まれます。

「これで少しアンセイにしていてください」
 ひと仕事終えた、とでもおっしゃりたげな、マサヒデ先生のご満足そうな笑顔と、辺り一面に漂う鼻を突くハッカの刺激臭。

「んふぅ、あふぅ、うくぅぅ・・・」
 もはやどなたにも弄られてはいないのに、オイル状のネットリした粘液にコーティングされたふたつの乳輪とその突端がズキンズキンと痛覚を脈打たせながら疼きまくっています。

「マサヒデ先生?ミコトさんの乳首をフーフー吹いてあげて。そのほうがお薬の効きがよくなるから」
 大先生の悪魔のサジェスト。
 マサヒデ先生が私のおっぱいにお顔を近づけ、小さなお口でフーフー息を送ってきます。

「あうっ!んふぅーっ!いぃあぁぁ・・・」
 少し弱まりかけていた刺激が、息のおかげで息を吹き返し、こそばゆいような息の感触と相俟って、思わず身悶えるほどのどうしようもない快感が全身に走りました。

「ミコトさん、また映画のミーコの顔になってる」
「本当だ。きっとすごく気持ちいいんだね」
「ジェットコースターと同じくらいの気持ち良さって、どんなんだろう・・・」

 子供たちにオーガズム寸前の顔を晒していることにも、かまってはいられないほど私のからだは昂ぶっていました。
 今すぐに自分のふたつの乳首を捻り潰して高みまで昇りつめ、ラクになりたいと思っていました。

 でも、凛子大先生がそんなことを許してくださるはずがありません。
「おーけー。ミコトさんの乳首の腫れも治療したことだし、お医者さん交代しよっか。最後はミツルか。いい順番引いたじゃない?」

 私はと言えば昂ぶりを昇華すること無く、徐々にお薬の効果が薄れていくのを虚しく実感しつつ、ただそのままの放置プレイ。

 目の前には、マサヒデくんから受け取った白衣を着込むミツルくん。
 凛子大先生が、ボーイッシュな女の子みたいな顔したイケメンくん、と評されたユタカくんのご近所さん。
 
 確かに、細面でいつも少し笑ったような表情にウルフヘアは、女子ウケしそうなお顔立ち。
 黒縁メガネをかけると、そこに頭良さそうなインテリさん風、まで加わります。

 でもミツル先生、なんだか浮かないお顔つき。
「大先生?ぼく、これ以上、どんなシンサツすればいいんですか?」
 さわやかなイケメンボイスで、始めから凛子大先生を頼るミツル先生。

 確かに、おっぱいのシンサツからショクシン、お薬の治療を終えて一段落ついてはいたのですが、やっぱり最近の子供たちは控え目淡白なのかな、なんて思っていたら、さすが大先生、すんなり場をつなげてくださいました。

「あれ?始めるときにミコトさんが言ったこと、忘れちゃった?」
 大先生がニヤニヤしつつ、ミツル先生を見つめます。

「ミコトさんは、ここ、と、ここ、が痛い、って言ってたじゃない?」
 最初の、ここ、のところでご自分の胸を、次の、ここ、の部分でご自分の下腹部を押さえられました。

「あ、そっか!」
 今更ながらに笑顔が広がるミツル先生。

「だからさっき、いい順番引いたじゃん、って言ったんだよ。まだ、ここ、のシンサツが残ってるでしょ?それとも誰かに代わってもらう?」
「あ、やりますやります。ぼく、やります」
 ご自分の下腹部を押さえながらの大先生のからかいに、あわててお返事されるミツル先生。

「どうせ今日あんたたちは、女の子のおっぱいとマンコが見たくてここに来たんでしょ?早くミコトさんに脱いでもらって、さっさとマンコも見せてもらいなさいな」
 
 凛子大先生が暴走し始めているような気がします。

「オレ、女の人がはっきり、マンコ、って言うの、生まれて初めて見た」
 シンイチくんが素朴に驚いたお声をあげました。
 お隣のユタカくんも驚き顔。

「あんたたちにアカデミックな言い方しても通じないし、わかるように言うなら他に呼びようが無いんだから、仕方ないでしょ?そもそも今日ここでやってることが、えっちで下品で不純なシモネタアソビ以外の何物でもないんだから、今更気取ってられないわよ」
 
 呆れたようにおっしゃってから、ニヤッと笑って男の子たちを見渡す凛子大先生。

「でもね、今日この場は仕方ないとして、普段の生活では、あんまりマンコとかちんちんとか、下品な言葉は使わないほうがいいよ。アタマ空っぽのエロガキ、って思われるから」

「どうしても言わなきゃなんないときは、アレとかアソコとかぼかして奥床しくね。それか、多分もう少ししたら習うと思うけど、セイキとかセイショクキとか、お医者さんが使う言葉ね。それがエロガキじゃない人たちの常識的なエチケットだから。男同士では知らんけど」
「これもさっきの約束に加えちゃおう。下品な下ネタ言葉を人前で使わないこと」

「その約束も守ったら、今度はミコトさんのマン、えっとアソコも触り放題?」
 ユタカくんからニヤニヤ顔でのご質問。
「うーん、それはこれからの成り行き次第かな」
 否定はされない大先生。

「ま、とにかく今日は、あんたたちの頭の中でくすぶってるえっちなモヤモヤを、全部ミコトさんにぶつけて、すっきりして帰って、明日からまた勉強や遊びにがんばりなさい、ということよ」
 
 男の子たちに向けておっしゃった後、私をまっすぐ見つめてくる凛子大先生。
「そうよね?ミコトさん?」

「あ、はい・・・私に出来ることであれば、今日は何でもお手伝いする覚悟、あ、いえ、つもりですので・・・」
 私のマゾ性が、だんだん表に出てきちゃってる気もするのですが・・・

 ということで、ミツル先生とのお医者さんごっこが始まりました。
 それはつまり、女体観察用生身フィギュアである私のストリップショーが、とうとう最終段階に突入した、というのと同じ意味でした。

 対面したミツル先生は、ニッと私に笑いかけながらウェットティッシュのボトルを差し出して、おっぱいが、とだけおっしゃいました。
 もはや効果はすっかり消え失せ、たた乳首周辺をヌラヌラ光らせているだけの油汚れと成り果ててしまった塗り薬の粘液を、拭き取れということでしょう。

「あ、ありがとうございます」
 一見イケメンさんらしいおやさしいお振る舞いだけど、ミツル先生ムッツリっぽいから、そのままだと次におっぱい触るとき気持ち悪い、と思われただけなのかもしれないな、なんて思いながらウェットティッシュを数枚引き抜く、性格悪い私。

 自分の生おっぱいの先端付近を、真剣に丁寧にティッシュで拭っている女の姿を、男の子たちが興味深そうにじっと見つめています。
 拭き取り終えたウェットティッシュは大先生が回収してくださり、あらためてミツル先生と向き合いました。

「それでミコトさんは、ここも痛いんですね?」
 ご自分の下腹部のずいぶん下のほうに手を添えてお尋ねになるミツル先生。
「あ、はい・・・なんだかムズムズジンジンして・・・」

「それではシンサツしますので、下も取ってください」
 ニコッと笑ってあっさり爽やかにおっしゃったミツル先生。
 スカートとおっしゃらず、下、とおっしゃったところが、なんだか本当のお医者様っぽい。

 それに、下も、とおっしゃったことで、つまり上はずっとこのまま、イコール、おっぱいのシンサツは終わったけれど服を着直して隠してはいけない、イコール、全裸になれ、というご命令的なニュアンスを感じ取り、私のマゾ性がキュンキュンと咽び泣いてしまっています。

「はい・・・それでは失礼して・・・」
 ゆっくり立ち上がり、スカートのホックに手をかけたところで自分の脚を見て、思い直しました。

 まずは、このニーハイストッキングを先に脱いでしまおう。
 どうせ最終的にショーツまで脱ぐことになるのであれば、半端にストッキングなど残さず、マゾのシルシのエナメルチョーカーだけの生まれたままの姿、全裸をみなさまに視ていただくのが一番私らしい、と思ったからです。

 世の中には、全裸にタイツやストッキングだけとかソックスだけとか、そういう姿をお好みになるフェチのかたがいらっしゃることも知っていましたが、今の男の子たちのお歳で、早くもその手の扉を開けてしまうことは、凛子大先生もお望みでは無いでしょうし。

 一回深呼吸してからミツル先生のほうを向き、最初に右足を、座っていた丸椅子に乗せて前屈みになりました。
 気分はすっかりストリッパー。

 膝頭少し上のところまでのフィッシュネットストッキングを、ゆっくり丁寧に足元のほうへとずり落としていきます。
 ミニスカートで足先を椅子の上に乗せているので、子供たちの目線からはスカートの中がチラ見え、もしくは丸見えになっているはずです。

 男の子たち全員、少し首を横に傾けるようにして、一所懸命スカートの中を覗き込もうとしています。
 もう少し待てばそのスカートも脱ぎ捨てられ、パンチラどころかショーツ全体を、いえ、ショーツの中身まで容易に視ることが出来るようになるのに、今この一瞬のパンチラに全力で必死な男の子たち。
 カワイイな、と思いました。

 ゆっくり時間をかけて左右のストッキングを脱ぎ去り生足に。
 それから、あらためてスカートのホックに手をかけたとき、今度は、ずっと気にしていた懸念事項が頭をがよぎりました。

 お医者さんごっこを始めてから、私は何度もはしたない快感を得ていました。
 当然マゾマンコは敏感かつ活発に反応し、愉悦のおツユを分泌しつづけています。
 
 その液体は容赦なく下着を汚し、今でも恥丘から肛門のあたりまで、濡れてベッタリ布地が肌に貼り付いているのが実感出来ています。
 穿いているショーツは純白で、クロッチの補強は剥がしてあります。

 確実にパッと見で容易に、その部分が湿っていることに気づくレベルでしょうし、時間の経ったシミは黄ばみに変化しているかもしれません。
 幾度か昇り詰める寸前まで達していたので、白濁液になっていたり、スカートを脱いだ途端に布地に溜まったおツユが腿を滑り落ちてしまうかもしれません。
 どうしようか・・・

 一番の安全策は、スカートを取ってから間髪を入れずショーツもずり落としてしまい、濡れた下着を子供たちに見せないことです。
 だけど・・・

 こんなふうに書くと、私が長いあいだ逡巡していたように見えてしまうでしょうけれど、ごめんなさい、再度スカートのホックに手をかけたとき、すでに私の心は決まっていました。

 子供たちに、ショーツの布地を股間にベッタリ貼り付けた浅ましい姿をご覧いただきたい、と思っていました。
 子供たちに、なんでパンツがそんなに濡れちゃっているの、と呆れたお声でご指摘されたい、と望んでいました。
 そして子供たちのお口から、その下着も脱いでください、という非情なご命令をいただいて全裸を晒し、好奇の視線の生贄となりたい、と願っていました。

 ストッキングを脱ぎ終えると、座っていた丸椅子の前に立ちました。
 これで子供たちとの距離は、私が座っていたときよりも50センチくらい近くなりました。

 子供たちは全員、前のめりになって私を注視していますので、実際はもっと距離が縮まっているはずです。
 スカートを取ったら、子供たちの目線の高さのまっすぐ先が、私のショーツ。

 ミニスカートのホックを外し、ジッパーをゆっくりと下げます。
 微かなジジジという音以外、静まり返っています。
 一番下まで下げ終えたらスカートを押さえていた手を外し、両手を背中の真ん中へんまで回して後ろ手に組みます。
 手錠でもされているかのように。

 手を放した途端に腰周りを覆っていた真っ白な布地がストンと足元まで落ち、俗に言うところのパンツ一丁に。
 そのままの姿勢でもう一度後ろ手をキツく組み直し、うつむいてただ、立ち尽くします。


夏休み自由研究観察会 06

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