2011年3月12日

心よりお見舞い申し上げます

このたびの大地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
行方不明になられている方々のご無事と、被災者の皆様の一日も早い日常生活への復旧を、心からお祈りしております。

余震がまだつづくようですので、皆様くれぐれもご自愛ください。



2011年3月6日

メールでロープ 10

「直子はお外で裸になって、オナニーしてイっちゃうヘンタイ女です・・・」
小さくつぶやくように声に出して、左腕で乳首の洗濯バサミを激しく揺らします。
「やよい先生に教えてもらったんです・・・」
右手で、子猫ちゃんを咥えているお口のすぐ上のお豆を強くつまみます。
「んんーーーっ!やよい先生、大好きです・・・」
両目を開けて大空にやよい先生のお顔を思い描きます。
「もうイきます・・・イっちゃいますぅ・・・だから、だからぁ・・・」
意味不明なことを口走りつつ、左手で洗濯バサミを揺らし、右手でクリトリス周辺を嬲ります。
子猫ちゃんの震動と同じくらい強く、早く、細かく・・・
最大級の波がやって来ました。

「んぐぅーーーーーーーっ!!!」
からだ中の血液がアソコに向かって急激に流れ込んでくるような収束感から、からだ全体がフワッと青空高く舞い上がるような高揚感と共に快感がからだの隅々にまで飛び散って、一瞬意識がトんで、すぐに戻り、私のからだはデッキチェアの上でビクンビクン跳び跳ねていました。

「はあ、はあ、はあ・・・・」
からだ中の力が抜けてぐったりしているのに、それでも子猫ちゃんだけはまだ、健気に中で震えつづけていました。
もう満足・・・これ以上無理・・・
快感の余韻の中、緩慢に右手を伸ばして子猫ちゃんのスイッチを切ろうとしました。
でも、右手の指先が子猫ちゃんの柄に触れた瞬間、カチリと私の中で新たな被虐のスイッチが入りました。
もっともっとめちゃくちゃになっちゃいたい・・・
気がつくと子猫ちゃんの柄を右手に握り、腰をスライドさせて子猫ちゃんの頭を激しく出し挿れしていました。

「あんっ!あんっ!あんっ!あーーっ!」
押し殺しても洩れてしまう声、止まらない腰と右手・・・
「んーーっ、んーーっ、ぬーーーんっ!」
左手は、洗濯バサミごと右のおっぱいをむちゃくちゃに揉んでいました。
痛いのが気持ちいいっ!
そうはっきり自覚していました。

やがてさっきよりもさらに大きな波がやって来て、私は呆気なく飲み込まれます。
「ぬぐぅーーんっ、んっ!んっ!んーーーんんっ!!!」
私のアソコからすけべな液体がビチャっと大げさに飛び散り、私の右手は震える子猫ちゃんを握ったまま、デッキチェアの外にだらんと垂れ下がりました。

「はあ、はあ、はあ・・・」
気持ち、良かったぁ・・・

からだは、ちょっと動かすのも億劫なくらい疲れきっていました。
でも、頭の中は今までにないくらいスッキリシャッキリしていました。
心地良い疲労感と満足感。
閉じた瞼の裏に、クッキリとやよい先生の魅力的な笑顔が映っていました。
やよい先生と知り合えて、えっちなアソビをご一緒できて、本当に良かったと心の底から思いました。

遠くから夕方5時を告げるチャイムが聞こえてきました。
えっちモードは終了です。
さあ、さっさとお片付けしちゃいましょう。
からだを起こした私は、なんだか新しく生まれ変わったみたいに清々しい気持ちになっていました。

汗まみれのからだをバスタオルで拭い、そのタオルをまたからだに巻きつけてからデッキチェアをかたし、シーツを手早く取り込んでベランダを後にします。
お部屋に戻ってスポーツドリンクを一口飲んでから、今日私を楽しませてくれたお道具たちを元通りにしまいました。
私のえっち液で汚してしまった輪っか付き赤いロープとレインコート、子猫ちゃん、そして新しいバスタオルを片手に持ち、バスルームに向かいます。
リビングに寄ってインターフォンも留守番電話も元に戻します。
もう5時20分になっていました。

シャワーをゆっくり浴びながら、赤いロープとレインコートと子猫ちゃんもついでにキレイに洗いました。
からだも髪も丁寧に洗い、脱衣室に出てからだを拭いていたら、母が帰って来ました。
「あら、なおちゃん。こんな時間にシャワー?」
母が脱衣室のドア越しに問いかけてきます。
「う、うん。ちょっとお部屋でストレッチがんばってたら、はりきりすぎてたくさん汗かいちゃったから・・・」
「あらあら、それじゃあ、お腹も空いてるでしょう?今日は美味しそうなもの、たっくさん買ってきたから、一息ついたら階下へ下りてらっしゃい」
「はーいっ!」

それからしばらくは、憑き物が落ちて頭の中からすべてのえっち的興味が消え失せちゃったみたいに、普通な感じで楽しく過ごしました。
ともちゃんとお庭で遊んだり、高校のお友達とショッピングに行ったり。
やよい先生に最後のお別れを言えなかったあの日の翌日、生理が来ました。

久しぶりにしーちゃんとも会いました。
その日、なおちゃんなら絶対ハマルと思う、っていうコメントと共にしーちゃんが貸してくれたすごく古いゲーム・・・風水師になって、近未来みたいな妖しい感じな香港ぽい町の風水を見立て直す、っていうゲームがすっごく面白くって、何日も徹夜しちゃいました。

やよい先生から最初のメールが来たのは、やよい先生が東京にお引越してから4日後の夜でした。
やっとなんとか落ち着いてきたから、近々最初の課題をメールする、っていう内容でした。
私はすぐに、会えなくて寂しいとか、バレエの新しい先生のこととか、課題が楽しみとか、とりとめのない長文メールを返してしまいました。
送った次の日にちょっと反省・・・

そのまた4日後、やよい先生から携帯電話に短いメールが入りました。
昨夜郵便で小さな荷物を送ったので、受け取ったらメールで教えること、その後にパソコンのほうへ最初の課題のメールをくれる、とのことでした。
昨夜出したのであれば、たぶん明日には届くでしょう。
なんだかどきどきしてきて、私は、自分の中にえっち的興味が復活しつつあることに気がつきました。

その日の夜は、3時過ぎまでかかって、とうとう風水師のゲームをクリアしたので、起きたのは10時過ぎでした。
我が家に郵便屋さんが配達に来るのは、だいたい午後の2時過ぎ。
その日も昼間は誰も家にいなかったので、私は2時近くなるとTシャツにショートパンツ姿でお庭のウッドデッキに出て、冷蔵庫から出してきたカップアイスを食べながら郵便屋さんがくるのを、ワクワクして待ちました。

郵便物がポストに落ちるのと同時に駆け出して、やよい先生からの郵便物を確保します。
20センチ四方くらいで厚さが3センチくらいの小さな荷物でした。
すぐに自分のお部屋に戻り、中身を確かめます。
無地で1から6までの番号が入ったCDロムが6枚と小さなUSBメモリが1本。
それだけでした。
お手紙とかメモ書きとかはまったく入っていません。
何なんだろう?

私は、少し戸惑いながらもとりあえず言われた通りに、荷物を受け取りました、というメールを送りました。


メールでロープ 11

2011年3月5日

メールでロープ 09

ベランダ入口のスペースに置かれた棚にあった、ツバの広い麦わら帽子を頭に乗せて、ベランダへ出るドアをそっと開けました。
ゆったり広がる長方形な空間に、色とりどりのお洗濯ものが意外にたくさん、干してありました。

レンガみたいな柄のタイルを敷きつめた一段低くなっている床に裸足で降り立ちます。
床は、排水のためにスノコみたいな形状の土台になっているそうで、ところどころでフワっと沈む感じがして、私はその不思議な感触が大好きでした。
ベランダスペースを囲う柵は、コーナーのところだけがコンクリート。
その間は、幅50センチくらいの厚い木の板と幅10センチくらいのすりガラスのくりかえしというパターン。
高さは、私の顎くらいまでありますから、低い位置からならまったく、ここと同じくらいの高さからでも、麦わら帽子と顔くらいは見えるかもしれませんが、からだまで見えてしまう心配は無さそうです。
目線を上げて四方を見渡しても、ベランダの内部を覗き込めるような建物もありません。
だいじょうぶ。
まずは、お洗濯ものを手早く取り込むことにします。

ベランダ柵際の一番外側三方に、柵より少し高いところまで電動物干しユニットで持ち上げられた大きなベッドシーツが目隠しのように干されています。
その内側の物干し台に、我が家と篠原さん家のシャツやジーンズや下着などがたくさん吊るされています。
我が家では、女性ものの下着類を干すことが圧倒的に多いので、なるべく外からそれらが見えないように、ベランダまわりをまずシーツなどの大きな洗濯もので覆うのが母と篠原さんの流儀なんです。

真夏の陽射しに照らされてカラカラに乾いているシャツや下着類を取り込んでは、キレイにたたんで入口の棚の籠に、我が家のと篠原さん家のと分けてしまっていきます。
洗濯ものからはずした洗濯バサミは、その都度、私が巻いているバスタオルに挟んでいます。
でももちろん、肌まで挟んだりはしません。
今は、お仕事優先です。
ベランダの正面、遥か向こうでは、市営グラウンドで野球の試合をやっているらしく、ときどきカキーンていう乾いた音とワッ!ていう歓声が遠く聞こえてきます。
そしてセミの声。

お洗濯ものを全部取り込み終えて、あとは三方を囲うシーツだけ、という状態になったとき、私が巻いているバスタオルはカラフルなプラスティックの洗濯バサミだらけになっていました。
肌まで挟んでいなくても、からだ中に洗濯バサミをぶら下げているのって、なんだかすごっくえっちな感じ。
さあ、これでやっとお外でイクことができる・・・
さっきおあずけを食らっちゃった分、より一層の期待感に私の胸はワクワク昂ぶります。

いったんベランダの入口に戻り、洗濯バサミをバスタオルからはずして籠に戻します。
赤いの2つだけは残して、全部はずしました。
棚に置いてあるデジタル時計を見ると、もう4時24分。
あまりゆっくりしていられなさそう。
私は、子猫ちゃんとリングつきの紐を手に取って、再びそそくさとベランダに戻りました。

今回は、とくに具体的な妄想のアイデアは無くて、とにかく青空の下で全裸になってイク、っていうことしか頭にありませんでした。
アソコはもう、充分濡れそぼっています。
早くイっちゃいたくてたまりませんでした。

ベランダの隅にたたんで置いてあったデッキチェアをほぼ中央まで運び、グラウンドのほうに向けて、少し上半身を起こした形で仰向けに寝そべれるように広げました。
バスタオルに残した2つの洗濯バサミを手に取り、今度はタオルの上から肌も挟む形で乳首に一つずつ噛ませます。
「んっ!」
タオルの上からですから、痛さはさほどではありませんが、ここが乳首だよ、って教えるように白いタオルにぶら下がっている二つの赤い洗濯バサミがすっごくえっち・・・

そのときまた、カキーンという乾いた音が聞こえたので、ふと思いつき、ベランダ正面を覆うシーツの外側まで、その格好で歩いて行ってみました。
少し背伸びをして柵から身を乗り出し、お外を覗いてみます。
お家の塀を越えてグラウンドのほうまでが遥かに見渡せます。
野球をしているグラウンドの手前、ここから30メートルくらい向こうの駐車場にも、何人かの人影がうろうろしていました。
お外にいるんだなあ、ってあらためて実感できます。
たとえそのうちの誰かが、私がこここから見ていることに気づいて見上げても、麦わら帽子をかぶった顔くらいしか見えないはず。
私、今、この柵に隠れた下は、すっごく恥ずかしい格好なのに・・・

「私、今バスタオル一枚しか身に着けてないの・・・」
「そのタオルの下は裸なの・・・」
「それに、乳首には洗濯バサミが噛みついてるの・・・」
人影に向かって、小さな声で精一杯いやらしく言ってみます。
自分の台詞にゾクゾクしてしまいます。

「バスタオルの下、見たい?」
言いながらおもむろに、バスタオルがからだから落ちないように右腋のところで挟んで留めていた端の折り返しを戻しました。
途端にバスタオルがハラリとほどけます。
まず後ろが垂れ下がり、お尻が露になったのがわかります。
お外の空気が私の生お尻を生温く撫ぜてきます。
「ああんっ・・・」
恥ずかしさに真っ赤になりながら、それでも表情を変えないようにがまんして駐車場の人たちに顔を向けています。

からだ正面を隠すバスタオルは、タオルごと乳首を噛んでいる洗濯バサミによってしばらく持ちこたえていました。
乳首が大きくなっているので摩擦面も大きいからでしょうか。
バスタオルが二つの乳首を起点に私の半身を隠すカーテンのようにぶら下がっています。
視線をそこに落とすと、洗濯バサミに挟まれた布地が乳首をひっぱりながらジリジリと少しずつ下へ滑っているのがわかります。
「あーーんっ」
じれったい痛みにからだ全体がウズウズ疼いて、内股をモジモジしてしまいます。
やがて、バスタオル自体の重みに負け、まず左の乳首から洗濯バサミがはずれました。
「ああんっ!」
解放された左乳首がプルンと跳ねて、その快感に少し大きな声が出てしまい、あわてて口を押さえようとしたとき、右の乳首からも洗濯バサミがはずれ、バスタオルが足元にパサッと落ちました。

オールヌードです。
真夏の夕方のベランダで、真っ裸です。
言い知れぬ快感がジーンとからだを駆け巡ります。
私は、わざとそのまま、何もなかったように駐車場のほうに顔を向けていました。

「ほら、とうとう裸だよ・・・見える?」
遠くに見える誰かも知らない人影に、思い切り背伸びをしながら、そう言ってみます。
もちろん、おっぱいが柵の高さを越えることはないのですが。
私ったら、なんて恥ずかしいことをしているんだろう・・・
きゃーっ。
その場でジタバタしたくなってきます。
もう、いてもたってもいられません。
足元のバスタオルを拾い上げました。

そそくさとデッキチェアのところに戻った私は、麦わら帽子を取り、バスタオルを広げてデッキチェアの上に敷き、仰向けに寝そべります。
いくぶん日が翳ってきたとは言え、真っ青な高い空が眼前を埋め尽くします。
デッキチェアの幅の分だけ両脚を広げ、子猫ちゃんをスイッチは止めたまま、ゆっくりとアソコへ挿入しました。
滴るほどヌルヌルなので、ツルッと入ってしまいます。
それから固定用のリングをはめて、紐を両腿に結びつけます。
赤い洗濯バサミで今度は直に、両乳首を噛ませます。
「んーーっ!」

これで、子猫ちゃんのスイッチを強に入れれば、私は、やよい先生と遊んだあの日に戻ることが出来ます。
たとえ、両手両脚が縛られていなくても、今の私はそれらを動かすことはできません。
私は、ここに放置されて、アソコの中で暴れる子猫ちゃんと、やよい先生との思い出に翻弄されながら、気持ち良くなるんです。

上半身を起こして、自分のアソコを覗き込むような格好で子猫ちゃんのスイッチをひねりました。
「んんーーーっ!」
強烈な刺激に早くもからだが震え始めます。
私は、頭の後ろに手を組んで目を閉じて、再びデッキチェアに上半身をあずけました。

恥ずかしいレオタード姿で私を踊らせて、嘲笑ったやよい先生・・・
黒い椅子に私を縛りつけて、さんざん苛めたやよい先生・・・
お風呂場で私のマン毛を剃り落としてしまったやよい先生・・・
知らない女の人に私を弄ばさせたやよい先生・・・
トイレで四つん這いにして、お浣腸をくれたやよい先生・・・
イキたくて仕方ない私のお尻を思いっきり叩いてくれたやよい先生・・・
私に恥ずかしい格好をさせて、雨の神社の境内を連れ回したやよい先生・・・
私の指でイってくれたやよい先生・・・

両目をギュッとつむって、頭の中をやよい先生一色にして、子猫ちゃんのくれる淫らな震動に身を委ねます。
何度も何度も気持ち良くなって、下半身がのけぞり、その寄せては返す波は永遠につづくようでした。
えっちな声が洩れないように口もギュッとつぶっているのですが、どうしても、ふーんふーん、って喘いでしまいます。
あまりの気持ち良さに、自分のからだをめちゃくちゃに弄り回したくなってしまいます。
でも、私の両手両脚は、やよい先生の見えないロープで縛られているんだ、と言い聞かせて一生懸命がまんします。
がまんしていると、もっとどんどんめちゃくちゃにして欲しくなってきます。

もう何度もイっていると思います。
頭の中が真っ白になっては、少しするとやよい先生が現われて、また私を苛め始めます。
身悶えしながら薄目を開けると、果てしない青空が広がっています。
遠くから野球の音や車が走る音も、セミの声も聞こえてきます。
ここはお外なんだ・・・
あらためて実感した途端に、より一層えっちな気持ちが増幅して、とうとうこらえきれずに自分のからだをまさぐり始めてしまいました。


メールでロープ 10